呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

Sun '24/06/30 宮沢賢治の音楽に触れるイベント

2024-06-30 | コンサート・LIVE・演劇などの話

 

🎵仙台ステイして、午前中はダラダラTVつけっぱなし。日曜の朝は基本的にTBSを観ている。結構好きなのが「がっちりマンデー!」なんだけど、レギュラーコメンテーターの森永卓郎さんが原発不明がんのステージ4、余命3ヶ月と言われてから頑張って出演されていることに頭が下がる。今年の桜は見れないだろうと言われていたのに。




続く「サンデーモーニング」もほぼ毎週観ているが、今日は初めて孫正義さんが登場した。持ち時間を結構オーバーして、目前に迫るAIが牽引する世界について熱弁していた。
この方の経営手法にいろいろ言う人もいるけど、やっぱりすごい人だな。こういう方を国家としてもっと重用して意見をたくさん聴き、国家の運営に生かすべきと思うんだけどね。




🎵昼からこれを観に、聴きに行く。
🔸宮沢賢治と音楽・センダードムジカvol.2「セロ弾きのゴーシュ」
会場は市役所そばのBACE GARDEN。キャパ40人ぐらいのハコだけど、とてもアットホームな空間だった。


宮沢賢治とその音楽のアマチュア研究会ささきたかおさん。アマチュアといってもこの分野では右に出る人がいない第一人者だ。そのささきさんが「セロ弾きのゴーシュ」に出てくる曲(架空の曲)について、賢治は多分これを念頭に書いたんだろうという曲を解説しながら、チェロの生演奏や蓄音機のSPレコードで聴く。
宮沢賢治は質屋を営む裕福な家庭に生まれ、蓄音機やSPレコードも豊富にあったので、子供の頃からジャズを含むあらゆる分野の音楽を聴いていた、とささきさんは分析する。
 
 

そしてチェロの生演奏が元仙台フィルの山本純さん。




ささきたかお(佐々木孝夫)さんは賢治の研究を続ける中で、賢治が37歳で早逝した時の最後の担当医が草刈兵衛という若手の勤務医(ボクの祖父)で、その子供たちが仙台で医院を開業したり俳人をやっている事を知り、ボクとも繋がる。そして、なんとなんとあのなつかし屋の古い常連さんだった❗️という、仙台の狭さやなつかし屋の奇遇さを改めて感じるご縁なんです。




蓄音機のSPレコード、ボクが子供の頃家にあったが、もう壊れていて聴くことはできなかった。鉄針がレコード版を擦るザアザア音が良いねぇ。




純さんのチェロは、もう言うことなし。人柄溢れる温かい音色にはいつも魅了される。今回は最後の30分ぐらいが純さんのチェロのステージで、Ave Mariaやピアソラのリベルタンゴ、バッハのプレリュードなど、ボクの大好きな曲が聴けたのも嬉しかった。
開演前に純さんが女性を紹介してくれた。えっ、そうなんですか⁉️ それはそれはおめでとうございます❣️ さすが山本純!😄 スラっと背が高く、いかにも純さんにお似合いの素敵な方。羨ましすぎる…🥲😆。




とても良いイベントだった。余韻を噛み締めつつ蔵王に戻る。やっぱり縁の深い賢治さん、実家にあった童話全集なども持って来ているので、ちゃんと読み直そうと思う☺️。
 

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