今夜、地震後はじめて
奥さんの仙台の実家の母より
電話がありました。
津波の被害や怪我はありませんでしたが、
直後は物やガラスが散乱して
家に入ることもできなかったようです。
現在は電氣はようやく復旧しましたが
ガスと水道が不通のため
1日1人2リットルが給水所で配られ、
食材は品薄のため、家にあるものを
ホットプレートや石油ストーブの上で
調理しているようです。
石油とガソリンが入手できないため
今あるものが尽きれば、石油ストーブと
給水所までの車が使えなくなるとのこと。
ただ、皆不便な中にありながら
怒りや不満は見えず
団結、協力しあっているようです。
一方、東京の自宅ですが
今夜19時~21時の間
はじめての計画停電が実施されました。
非常用のペンライトが2本あるだけなので、
昼間こしらえた、皿に菜種油と和紙のこよりの
灯りを、十分氣をつけてともしました。
小さくも暖かな火をかこんで
夕飯をいただきました。
少しでも明るくなるようにと
近所のお兄さんが貸してくれた
金屏風を立てると、ぽっぽと反射した。
徐々にふくらんできた月の光で、
外は青白く明るい。
| Trackback ( 0 )
|