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AGH40  


いま、居間にはアゲハの幼虫が40匹いる。

庭に置かれたるいくつもの夏みかんの鉢植えはそう大きくもないのに、
アゲハや黒揚羽がぴこぴこ卵を産みつけて、孵った幼虫たちは
生育途上で飼い葉が尽きて途方に暮れたり。
このままでは路頭に迷い、道半ばで蟻の巣送りとなっちまうため、

昨日の朝、近所のお友達の庭のレモンの樹の葉をおすそ分けいただいた。

夏みかんとレモンでは、ちと葉の香りの違うけど、ちゃんと食べてくれました。
裏庭、玄関脇、塀の上、二階ベランダに分布する鉢植えから、
幼虫の救出劇を行なう。既に周辺を徘徊したり、
隣の、餌にならない菜っ葉に付いてる者もあった。
小さな幼虫もいれてかなりの数、

枝付きレモンリーヴズをピーナツバターの空き瓶の水に差し、
幼虫が水に落ちぬよう、斜めにたたんだハンカチ(小風呂敷でもよい)で
枝の中間付近を束ねておく。

この子たちを入れておくのは鳥かご。
たまに隙間から出てってしまうのを
捕まえる。

そんなで、何とか命をつなぐことができた。
ツノの香りも、凝縮した夏みかんからレモンの精油のごとに
チェンジするかも。

植木鉢の夏みかんたちも、もっと大きくなって、沢山の揚羽蝶を育み、
そして新鮮な実もたわわせてほしい。

現在うっとこの庭には色んな生きものの目白押しだ。
カメムシ、ムカデ、コメツキ虫、大グモ、
雨がえる、メダカと稚魚、小エビ、ヤゴ、
たにしの子、カマキリの子、ハサミ虫、かたつむり、
蟻になめくじ、団子虫。

野菜くずとうさぎの糞尿が、この生態系を支えている。

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