夏休み明けの二学期、初日から息子はひとりで
小学校へ登校するようになった。
一学期は不安がって、初めは学校まで、やがて途中まで送っていたので、
長い休暇を挟めばまた淋しがるかなと思ってた。
ところがちっとも躊躇せずに行ってしまった。
夏休み、電車を乗り継ぎ、炎天下をいっぱい歩いて、
たのしいながらも何かと苦労もしたから、心も鍛えられたのかな。
それにしても、不安というものの多くは、幻想で肥大化してしまう。
その不安な思いを、不安に思っていない、知識や経験豊富な誰かに
聞いてもらうだけでも、すたんと平常心に戻ったりするものだ。
不安を持って、心定まらぬまま事を行なうのは
危なっかしいので、自信はなくてもよいから、不安は吐き出しておくのが
よかろう。
| Trackback ( 0 )
|