(苫小牧民報 2010年11/16)
千歳市のアイヌ文化や暮らし紹介する企画展「展望 千歳アイヌ文化」が、市埋蔵文化財センター(旧長都小中学校校舎)で始まった。
市内にはアイヌの人たちが多く暮らし、江戸時代末期の探検家松浦武四郎の記録にもある。センターは、1970~80年代を中心にアイヌの人たちから寄贈された漆の器など道具類と狩猟用具、儀式に使われた品々まで200点以上を所蔵している。
うち展示されたのは100点。「食」や「宝」といったテーマ別に紹介、50点は初公開という。動物の腱(けん)とみられる糸を使って修理を重ね、何代にもわたって使われてきた器類や、クマの飾りが付いたサパンペ(冠)、アイヌ文様(刺しゅう)の着物も見ることができる。
開催初日の14日、北海道アイヌ協会千歳支部メンバーがカムイノミ(神に祈る儀式)を催し、寄贈した人たちに感謝した。
企画展は入場無料。2011年2月13日まで開催される。月~金曜日と第2日曜日、11月21日開館。時間は午前9時~午後5時。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10111601.html
千歳市のアイヌ文化や暮らし紹介する企画展「展望 千歳アイヌ文化」が、市埋蔵文化財センター(旧長都小中学校校舎)で始まった。
市内にはアイヌの人たちが多く暮らし、江戸時代末期の探検家松浦武四郎の記録にもある。センターは、1970~80年代を中心にアイヌの人たちから寄贈された漆の器など道具類と狩猟用具、儀式に使われた品々まで200点以上を所蔵している。
うち展示されたのは100点。「食」や「宝」といったテーマ別に紹介、50点は初公開という。動物の腱(けん)とみられる糸を使って修理を重ね、何代にもわたって使われてきた器類や、クマの飾りが付いたサパンペ(冠)、アイヌ文様(刺しゅう)の着物も見ることができる。
開催初日の14日、北海道アイヌ協会千歳支部メンバーがカムイノミ(神に祈る儀式)を催し、寄贈した人たちに感謝した。
企画展は入場無料。2011年2月13日まで開催される。月~金曜日と第2日曜日、11月21日開館。時間は午前9時~午後5時。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10111601.html