【共同通信2010/11/08 21:43】
【シドニー共同】オーストラリア政府は8日、アボリジニなど先住民の「特別な地位」を憲法で認めるかどうかを問う国民投票を実施する計画を明らかにした。詳細は今後協議するとしているが、雇用面などで先住民の待遇改善につながる形での憲法改正を目指し、現政権の残る任期である3年以内の実施を予定している。
同国ではラッド首相当時の2008年、白人社会への同化を目的にアボリジニの親子を隔離した過去の政策に対し、同国議会が公式に謝罪する決議を採択。政府は憲法改正を、非先住民との信頼醸成に向けた「次の段階」と位置付けている。
アボリジニのほか、北部トレス海峡の島しょ民も対象。先住民の指導者や与野党の国会議員を含む委員会を設置、改正の在り方について協議し、来年12月までに政府に報告書を提出する。
アボリジニの人口は国全体の1~2%にすぎないが、病気になる割合や失業率が高く、白人社会との生活環境の格差が問題になっている。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110801000833.html
【シドニー共同】オーストラリア政府は8日、アボリジニなど先住民の「特別な地位」を憲法で認めるかどうかを問う国民投票を実施する計画を明らかにした。詳細は今後協議するとしているが、雇用面などで先住民の待遇改善につながる形での憲法改正を目指し、現政権の残る任期である3年以内の実施を予定している。
同国ではラッド首相当時の2008年、白人社会への同化を目的にアボリジニの親子を隔離した過去の政策に対し、同国議会が公式に謝罪する決議を採択。政府は憲法改正を、非先住民との信頼醸成に向けた「次の段階」と位置付けている。
アボリジニのほか、北部トレス海峡の島しょ民も対象。先住民の指導者や与野党の国会議員を含む委員会を設置、改正の在り方について協議し、来年12月までに政府に報告書を提出する。
アボリジニの人口は国全体の1~2%にすぎないが、病気になる割合や失業率が高く、白人社会との生活環境の格差が問題になっている。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110801000833.html