(北海道新聞 01/28 16:00)
アイヌ民族の歴史や文化を学ぶアイヌフォーラム2013が27日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で開かれた。市民ら約320人が来場し、伝統の歌や踊りを鑑賞したり、文化啓発活動の報告を聞いたりして、アイヌ民族に対する理解を深めた。
道主催で今回が3回目。札幌大学でアイヌ文化を研究している「ウレシパクラブ」の学生メンバーと、アイヌ民族博物館(胆振管内白老町)の職員がそれぞれ、神に祈りをささげる「カムイノミ」や古式舞踊、民族楽器ムックリ(口琴)の演奏などを披露。札幌市こどもの劇場やまびこ座による、アイヌ民族の民話を基にした人形劇の上演もあり、来場者は、自然と共生するアイヌ民族の世界観に触れた。
活動報告では、アイヌ民族対象の奨学制度を設けている札幌大の本田優子副学長が、アイヌ民族の大学進学率が道内平均を大きく下回っている実態を説明。イオン北海道は、従業員や来店客向けに実施したアイヌ文化体験イベントの様子を紹介した。(水野富仁)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/437195.html
アイヌ民族の歴史や文化を学ぶアイヌフォーラム2013が27日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で開かれた。市民ら約320人が来場し、伝統の歌や踊りを鑑賞したり、文化啓発活動の報告を聞いたりして、アイヌ民族に対する理解を深めた。
道主催で今回が3回目。札幌大学でアイヌ文化を研究している「ウレシパクラブ」の学生メンバーと、アイヌ民族博物館(胆振管内白老町)の職員がそれぞれ、神に祈りをささげる「カムイノミ」や古式舞踊、民族楽器ムックリ(口琴)の演奏などを披露。札幌市こどもの劇場やまびこ座による、アイヌ民族の民話を基にした人形劇の上演もあり、来場者は、自然と共生するアイヌ民族の世界観に触れた。
活動報告では、アイヌ民族対象の奨学制度を設けている札幌大の本田優子副学長が、アイヌ民族の大学進学率が道内平均を大きく下回っている実態を説明。イオン北海道は、従業員や来店客向けに実施したアイヌ文化体験イベントの様子を紹介した。(水野富仁)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/437195.html