先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

札幌でフォーラム 舞踊やムックリ演奏 アイヌ民族の世界観 堪能

2013-01-29 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 01/28 16:00)
 アイヌ民族の歴史や文化を学ぶアイヌフォーラム2013が27日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で開かれた。市民ら約320人が来場し、伝統の歌や踊りを鑑賞したり、文化啓発活動の報告を聞いたりして、アイヌ民族に対する理解を深めた。
 道主催で今回が3回目。札幌大学でアイヌ文化を研究している「ウレシパクラブ」の学生メンバーと、アイヌ民族博物館(胆振管内白老町)の職員がそれぞれ、神に祈りをささげる「カムイノミ」や古式舞踊、民族楽器ムックリ(口琴)の演奏などを披露。札幌市こどもの劇場やまびこ座による、アイヌ民族の民話を基にした人形劇の上演もあり、来場者は、自然と共生するアイヌ民族の世界観に触れた。
 活動報告では、アイヌ民族対象の奨学制度を設けている札幌大の本田優子副学長が、アイヌ民族の大学進学率が道内平均を大きく下回っている実態を説明。イオン北海道は、従業員や来店客向けに実施したアイヌ文化体験イベントの様子を紹介した。(水野富仁)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/437195.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室蘭・高砂小生徒がアイヌ文化学ぶ、感謝の祈り体験

2013-01-29 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2013年1月26日(土)夕刊】
 室蘭市高砂小学校(傳法満校長)の4年生40人が25日、同校でアイヌ文化に触れた。精神文化などを学び、民族楽器・ムックリの演奏や感謝の祈りを捧げる儀式・カムイノミの踊りなどを体験した。
 この日は、北海道アイヌ協会登別支部の上武やす子副支部長ら4人と、アイヌ文化活動アドバイザーの富樫利一さんが来校した。
 前半は富樫さんが精神文化などを紹介。アイヌは生きる物全てを大切にし、自分たちが生きるためにもらい受けた動物や魚などの命に丁寧に感謝する人々であることなどを伝えた。この後は、神話の紙芝居も披露した。
 後半は子どもたちが民族衣装を着用。同支部メンバーからムックリの演奏方法を教わり、輪になって踊るなどして楽しんだ。「面白い」「楽しい」とアイヌの生活文化に興味を持った様子だった。(成田真梨子)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/01/26/20130126e_01.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥居龍蔵が見たアイヌ紹介 県立博物館で特別陳列

2013-01-29 | アイヌ民族関連
徳島新聞- 2013/1/26 14:30
 徳島市出身の考古・人類学者の鳥居龍蔵(1870~1953年)が千島アイヌ8 件民族を調査した成果を紹介する特別陳列「鳥居龍蔵とアイヌ」が26日、徳島市の県立博物館で始まった。入場無料。3月3日まで。
 約100年前に鳥居が千島列島や樺太で収集した史料など約240点を展示。海鳥の皮で作った衣服や弓矢、アイヌ8 件民族の住居や踊りを鳥居が撮影した写真などが並び、アイヌ8 件の風俗を伝える。
 26日は展示を監修した国立民族学博物館の齋藤玲子助教がアイヌ研究の歴史や論争、鳥居の成果を解説した。
 2月17日には国立民族学博物館の佐々木史郎教授が「鳥居龍蔵が出会った北方世界 先住民族の虚像と実像」と題して講演する。同3、11、23、24日には学芸員による展示解説と、アイヌ文化を体験するワークショップがある。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/01/2013_135917824002.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする