さあくる湯沢温泉

備忘録みたいなものです。内容は食べ物の事とゲームの事とその他のことが三割ずつ。残りの一割はアレです。

山形発、ヨーロッパをめぐる旅(※お酒で)

2014-03-29 23:59:59 | 食べ物
そんなわけで本日は今週のお仕事の反動として、咲き始めの桜を見ながら買ってきた山形の「桜」をスタートに、色々なお酒を試してみました。

出羽桜 桜花吟醸酒 本生

今日、升新商店で買ってきたのはこちら。どこかで吟醸酒の先駆けと聞きました。
有名ですが、私はちゃんと飲んだことがありませんでした。もしかしたら居酒屋の酔っ払った勢いではあったかもしれませんが。
吟醸好きなら一度は試してみないと!ということで参ります。肴は捌きたての、ほっき貝のお造りで!

口開けた時に淡く香ってくるのが期待値上がっちゃいますね・・・
そうそう、これです、このクリアだけど甘味と旨みと香りを感じられる私好みのお酒。
出羽桜のページを拝見しましたが、これを飲んで日本酒を好きになる人が居ると。
私のファーストインプレッションは統括さんに連れて行ってもらった中野で飲んだ獺祭でしたが、凄く良くわかります。

 山形→ベルギー

ヒューガルデンホワイト

山形を発って一路ヨーロッパへ。ああ、うっまい。フルーティ。私にとっては懐かしい味。ヤスさんや西の皆さんと薄暗い照明の下でシタタカに酔っ払った記憶が思い出されます。

カロリー計算はじめてこのかた、すっかり日本酒にコロンでしまっていたので手を出していませんでしたが、もうのどごし生と並べて売られてますね。たまにはいいものです。・・・きっと、今コンビニに置いてある奴は違うっ!とお叱りを受けてしまうのかも知れませんけども(笑。

 ベルギー→イタリア

テッラセレーナプロセッコD.O.Cフリッツアンテ

ヒューガルデンがウマすぎて驚きの早さで飲みきってしまったため、南下して一路イタリアへ。
「ワインは飲めるし赤はチーズに、白は魚貝にアイマスんでどっちも好きですけど、味の違いは正直あまりわかってない」と自覚している私ですし、特に今日はD菜がメインになるのでスパークリング何か無いかなと思って探した所、ちょうど手頃なサイズのものを見つけまして。

やっぱり炭酸が入ってくると色々な料理に合うなあ。と、サクサクD菜を食べ続けて行った次第。

 イタリア→フランス

ジネステ・ボルドー・ルージュ

ちょっとワインづいてしまったもんで、北へ戻ってアルプス超えでフランスへ侵入。より具体的には酒のカクヤスまで歩いて行って購入。
さっき白だったので、赤を選んじゃいましたが今日のD菜はさすがに赤ワイン向けではないぞ!どうする!ってことでパルミジャーノ・レッジャーノとナッツ類をたっぷり散らし。でもそのチーズってばさっきまで居たイタリアのモンですけどね!うん知ってた!

さすがの赤ワインに魚介類が沈黙、チーズだけではとお酒のペースも落ちた所で突然の生ハム登場。D菜を包んで食べると凄い赤ワインとの相性。あるならトットと出しときなさいよ!ごめん忘れてた!


 フランス→イギリス

ドラフトギネス

生ハムの力を借りて赤ワインを攻略しましたが、やはりフランスまできたらドーバー海峡を超えざるを得ません。そんなわけでついにイギリスまでやってまいりました。
あー。やっぱり濃厚。フィッシュ&チップスの言葉通り揚げ物が欲しくなってくるところですが、当方に一つ思う所ありまして。チリッチリに焼いた牡蠣ならどうだろうと。

試してみた結果、牡蠣の単品ならギネスに心地よく収まって行くように思えます。が、別のD菜と一緒に食べるとちょっとケンカしますね。

 イギリス→新潟

菊水ふなぐち一番しぼり

そんなわけでヨーロッパから帰ってきましたが、出羽まで届く直前の新潟に不時着してしまったようで。新潟の菊水ふなぐちのお世話になりました。

肴には納豆をプラスしたD菜。これも定番のコンビネーションです。

 新潟→山形

出羽桜 桜花吟醸酒 本生アゲイン

ということで出羽桜に戻ってきました。ふなぐちは味が濃くてイイですが、やっぱり私はクリアな原酒じゃない吟醸の方が好みですね。
っと冷静に言えるほど余裕はなかったみたいで。
新潟から山形への移動中、二度ほど寝落ちしました(^^;。24時と29時に半覚醒した、とメモに残ってます。

充実のヨーロッパ旅行でしたが、私ゃやっぱり日本酒が好き、という事を再認識した旅でもありました。
というか、オツマミがすっかり日本酒よりになってるんですよね。たまにはビール的なものでお惣菜を頂くのもありかなぁ。
あと、大西洋渡ってバーボンも飲んでやろうか、と途中勢いづきかけましたが、思いとどまって正解でした(笑。

=========
◎3/29合計 2796.55kcal 摂取アルコール量189.27ml(体重55.8kg、体脂肪率13.5%)
=========

○朝*26時にヘロヘロと床についた割にいつもの時間に目が覚めて朝食。
「濃厚オニオンコンソメスープ仕立て。古いフライパンに油引かず、強火で玉葱を軽く焦がすくらいに炒めて、後から水をジュワーっと入れて作ってます」

 (たまねぎ131g:48.47kcal
 (スイートコーン27g:19.98kcal
 (ながねぎ2g:0.56kcal
 (かにかま1本:6.00kcal
 (にんにく3g:4.02kcal
 (コンソメ小さじ1:6.50kcal


○昼*ぬきっ。


○夜*
「りっぱなほっき貝が殻付きで売っていたので、殻から出して貰って自分でお刺身に。捌きたてが最高に美味しいですね。ヒモは臭みがちょっとありますが、旨みが凄い。でも、盛り付け考えて貝殻もつけて貰えばよかったかもです。」

 (ほっき貝97g:70.81kcal
 (醤油小さじ2:8.60kcal
 (わさび4g:10.60kcal

 (小松菜214g:29.96kcal
 (にんじん99g:36.63kcal
 (大根200g:36.00kcal
 (かぼちゃ78g:70.98kcal
 (ごぼう101g:65.65kcal
 (たまねぎ136g:50.32kcal
 (オクラ60g:18.00kcal
 (ピーマン23g:5.06kcal
 (ぶなしめじ92g:16.56kcal
 (まいたけ156g:24.96kcal

 (ミニトマト55g:15.95kcal
 (スイートコーン58g:42.92kcal
 (枝豆茹で可食23g:30.82kcal
 (クルミ11g:81.18kcal
 (カシューナッツ10g:61.40kcal
 (かにかま3本:18.00kcal

 (柚子胡椒2g:0.86kcal
 (ほんだし小さじ2:13.80kcal
 (かどやの純正ごま油小さじ1:21.00kcal
 (けいさんから頂いたゆず果汁小さじ2:6.30kcal
 (ゼラチン一袋5g:18.00kcal

 (昨日のお弁当についてたコールスロードレッシング15ml:79kcal

 (パルミジャーノ・レッジャーノ17g:63.41kcal

 (同居人からもらった枝豆:100kcal

 (生ハム40g:98.80kcal

 (同居人提供あじのタタキ:200kcal

 (牡蠣194g:116.40kcal
 (料理酒小さじ1:5.00kcal
 (岩塩少々

 (いか40g:35.20kcal
 (ポン酢小さじ1:3.50kcal

「リザルト。」
 (出羽桜 桜花吟醸酒 本生330ml:339.90kcal
 (ヒューガルデンホワイト330ml:141.90kcal
 (テッラセレーナプロセッコD.O.Cフリッツアンテ200ml:146.00kcal
 (ジネステ・ボルドー・ルージュ375ml:273.75kcal
 (ドラフトギネス缶330ml:115.50kcal
 (菊水 ふなぐち 一番しぼり生原酒200ml:206.00kcal

 (ウコンの力100ml:28.00kcal
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春の「D菜」特集

2014-03-29 23:59:58 | 食べ物
完全にお仕事の反動ですが、先週に引き続き日差しあったかな土曜日だったので池袋の升新商店さんまで伺い気になっていた一本を購入して、色々食材を買い込んで来ました。
なので日記と別に今日は「D菜」をご紹介したいと思います。
最近は手間をかけられないので頻度が減ってますが、昨年末からお気に入りというか主食になりつつあったメニューでして、美味しいです。お酒のつまみになります。ヘルシーです(色々な野菜をたくさん食べられる)。コストパフォーマンスはあまり良くないと思います。ちとメンドイです。

メニューといっても要は好きな野菜(肉・海鮮その他も可)をだいたい同じ大きさに切って混ぜ、好みのドレッシングで食べるってだけのことです。
はじめはワイングラスに入れて「カクテルサラダ」と言ってましたが別物だったので、「ミックスベジタブル」を豪華にしたバージョン、ということで「デラックスミックスベジタブル」。略して「D菜(でぃーさい)」と呼んでます。
ちなみにこれ、実はヤマサさんの「つゆドレ」を使った時に、「このドレッシングって自分の好みで作れるんじゃね?」と思ったのが始まりでした。ドレッシングは気分で変えられるし、何でも少しずつ入れられるので冷蔵庫の中身やスーパーで安かったものを突っ込めるし、バリエーションが豊かで楽しいんですよね。

では、本日のラインナップをご紹介しながら、バリエーションをお話します。
まず「根菜枠」。
 (ごぼう101g:65.65kcal
 (にんじん99g:36.63kcal
 (かぼちゃ78g:70.98kcal
 (大根200g:36.00kcal
 (たまねぎ136g:50.32kcal
たまねぎは根菜じゃないですけど、こいつらは同じ鍋(私は深めのフライパン)でまとめて茹でる野菜類です。上から順番に時間差で鍋へ投入していきます。
なんだかんだで、この固い野菜を小さくトンコロ切るのがこの「D菜」の一番の手間だったりします。
ここには、ジャガイモ・蓮根・筍あたりが入ってきます。サツマイモも甘めの変化球で面白かったですね。インゲンとかアスパラ、ブッコロリーなんかもこの鍋に入れちゃってました。

続いて「葉っぱ枠」。
 (小松菜214g:29.96kcal
葉っぱは美味しいんですが日持ちしないので、だいたいスーパーで一種類買ってきて一束を使いきってます。これをオヒタシにするのがポイントかなと思います。沸騰しているお湯に手早く(水菜とかなら10秒、小松菜とかなら30秒)くぐらせて、火を止めたらすぐザルにとって冷水で一気に冷やし、水切りはぎゅーーっとよく絞ってやります。このため、上の根菜類とは別に一種類だけで茹でてます。
水切りが甘いとドレッシングを薄めちゃうんですよね。あと、固く絞ったオヒタシってそもそも美味しいので。ほうれん草とか、何もつけずにそのまま食べちゃう事もあります。
ここには、チンゲンサイやニラ、菜の花、春菊と癖のあるものもOK、キャベツやレタスもオヒタシにして結構使ってます。白菜もイケますね。白く固い所は根菜類と一緒に茹でたりもしました。

お次は「キノコ枠」。
 (ぶなしめじ92g:16.56kcal
 (まいたけ156g:24.96kcal
キノコは、魚焼きグリルにアルミホイル敷いて焼いてます。茹でても良いかも知れませんが、コレは私が「グリルで素焼きしたキノコ」が大好きだからですね。奴らも、何もつけなくてもモリモリ食べられるくらい味が出るんですよね。
えのき・えりんぎ・しいたけ・マッシュルームは当然として、ここには焼き物が入ります。ブロック状のベーコンなんかもいいですし、生エビを焼いて入れた事もあります。
変わり種では「コンニャク」でしょうか。茹でだと結構生臭みがあるんですが、小さく切ってしっかり焼いて水分を飛ばしてやると食感が面白いんですよね。

そして生野菜枠。
 (オクラ60g:18.00kcal
 (ピーマン23g:5.06kcal
 (ミニトマト55g:15.95kcal
 (スイートコーン58g:42.92kcal
これは簡単、切って投入するだけ。ちなみにオクラやピーマンは生じゃちょっと・・・という方は適宜火を通せばよいかと思います。私は生食の方が好みかな。
あと、ミニトマトは絶対ダメというそこの貴方は、別な赤いものを入れると良いと思います。「D菜」には好きな物を好きなだけ入れればいいのですが、彩りが豊かな方が気分が良かったりしますんで。
きゅうりなどの生野菜の他にも、私は自家製のおしんこや、高野豆腐(戻してきつく絞ってから小さく切ったもの)をここで入れたりします。

最後におたのしみ枠。

 (枝豆茹で可食23g:30.82kcal
 (クルミ11g:81.18kcal
 (カシューナッツ10g:61.40kcal
 (かにかま3本:18.00kcal
ここには、ちょっとカロリー高いけど食感や味のアクセントが強いものが入ります。なんで別にしてあるかと言いますと、はじめは投入しないで、酔って調子が出てきた!ここぞ!という時に入れる用に分けてあるんですね。
あと、かにかまは他の野菜と一緒くたに混ぜてしまうと分解しちゃうので、そういう衝撃に弱いものなんかをここに入れることもあります。
この枠はまさにフリーダムで、ちーかま・ローストビーフ・タコ・スモークサーモン・お刺身・お惣菜・パルミジャーノレッジャーノ、ホント自分のおたのしみをスタンバイしてます。

さて、ドレッシングです。

既成品にこだわらなくても以下の要素を踏まえれば美味しく自作できる事が判って来ました。
「出汁」+「塩」+「油」+「酢」+「ケレン味」です。
 (ほんだし小さじ2:13.80kcal
 (かどやの純正ごま油小さじ0.5:21.00kcal
 (けいさんから頂いたゆず果汁小さじ2:6.30kcal
 (柚子胡椒2g:0.86kcal
今日は「出汁&塩」=ほんだし、「油」=ごま油、「酢」=ゆず果汁、「ケレン味」=柚子胡椒。です。
「ケレン味」ってのは香りとか辛味とか、市販のドレッシングが隠し味に使ってそうな「おやっ」と思えるインパクトが入ります。スタンダードな所ではニンニク・ワサビ・ショウガ・カラシ。たらこや胡麻、大葉や刻みネギなんかを入れることもありました。
「出汁&塩」の所にほんだしorコンソメor丸鶏がらスープ(ほコ丸)のいずれかを使って、「油」にごま油・オリーブオイル・ネギ油・ラー油、「酢」にはかぼす果汁・レモン汁・D菜のために奮発して買ったバルサミコ酢・普通に穀物酢。これらを組み合わせてやりますが・・・
例えば味噌を使うと「出汁&塩&ケレン味」までカバーとか。クリームチーズで「油&ケレン味」はOKかなとか、カレールウを細かく刻んで「出汁・塩・油・ケレン味」はこれで良いから後バルサミコって終了(カレールウ+バルサミコ酢、結構アイマス)とか。
逆に先述のたらこは塩も結構キツイから、ほんだしは小さじ1にしておこうとか。自分のさじ加減でいかようにもアレンジできます。

そして最後に応用編といいますか、私が今思っている「D菜」の一番美味しい食べ方、ドレッシングジュレです。
 (ゼラチン一袋5g:18.00kcal
 (水300ml
先ほどのドレッシングですが、「つゆドレ」も同様、具材の量が多いとあまり味が行き渡らないんですね。
実際、私も一部分抜き出してマヨネーズをかけたりとか、納豆と混ぜてみたりとか、りゅうきゅうで卵黄を使った時に余った卵白を絡めたりとか、色々やりましたが・・・
結論としては、「ドレッシングをゼラチンで固める」というのが現状では一番洗練された美味しさになってます。

あと、番外で「ゼラチナすマター」と呼んでいる調理法もあります。底の浅い小さなタッパーを用意し(みくにゃんはサイズ比較用です。今回魚類は入ってません)

こんな風に中身を詰め

タッパーの中にジュレの素を満たしてフタをし、冷蔵庫で1~2時間程度待ちます。

周りを箸かなにかでぐるっと切り離し、皿の上にひっくり返して上からトントン叩くと出てきます。こんな感じ。

かなり味が濃くなるのでコレはそのまま食べてますが、マヨネーズや鰹節かけても見た目に気分いいですね。

以上で「D菜」特集は終了ですが、私としてはまだまだ研究中のレシピです。ドレッシングに梅肉使ってもイイねとか。
私が晩酌する余裕のある限りオツマミにはこだわって行きますので、また何か紹介できたらなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします~m(__)m
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