赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

第五回東京ことばカフェ

2025-03-31 10:28:08 | その他

昨日、30日、東京ことばカフェに言ってきました。

坪内稔典さんと語る が聞けて、また、句会もやってもらえるというものです。

るびいの会の赤石さんに誘われていったのですが、会場がすごい。なんと、サンシャイン60の57階

   

すっきり晴れてないのが残念ですが、とてもながめがいいのです。

そして稔典さんの俳句は刺激的でした。きさくなおひとがらで句会がもりあがるんですね。

みなさん、けらけら笑いながら、たがいの講評をしていました。

こられている方、みなさん、個性的でその方々の発言も刺激的でした。

 

さて、東京は寒いのですが、わたしも土曜日雨の中、お花見をしました。

 

千鳥ヶ淵です。わたしが見たところ、土曜日の時点では五分咲きくらい。

それでも葉桜になっているのもあり、今年の桜はへんな感じです。

 


高村有さん、デビュー作『思いがけず朝子ちゃん』童心社

2025-03-29 09:37:02 | その他

またひとり、実力派の作家がデビューされました。

花屋の手伝いをする深山朝子と5人の小・中学生との出会いが織りなす、五つの物語。

人間関係のストレスで会社を辞めた朝子は、小学生にも敬語をつかうような、やさしくてちょっと気が弱い性格。

花屋の店先で、また、配達先でと、新しい出会いがあって……。


・私服で登校するカジュアルデーに、迷ったあげく制服で登校してた高橋美月。
・自分のことをなんていえばいいのと迷う川田みちる。「わたし」とうまくいえない
・週に1回やってくる謎の男性、オーノくんのことが気にかかってしかたないが、それをストレートに聞くこともできない遠藤莉子
・まわりの人間関係が変わる速度にうまく順応できず、ついけんかしていまった小林フミカ
・廃業した旅館を定期的にメンテナンスをしてきた森脇晴臣。そこが自分の居場所だったのにそうもいかなくなり……

この五人にうまく朝子ちゃんがからむのです。からみすぎず、その割合がとてもいい。

そして、多感な時期の小中学生の思いを、すくいあげるように細やかに書いています。デビュー作とは思えない完成度で引きこまれました。

高村さんは、創作教室のとき、講師として少し接したことがあります。ただ、代打だったので、1,2回だったように思いますが。

その創作教室のメンバーはどの方も書ける方で、活発な会で印象に残っています。

その中でも、高村さんの作品はひときわ目立っていました。

他の創作教室のメンバーも、きっと高村さんに続き、これからどんどん活躍されていかれるでしょう。

若い作家だけにちゃんと子ども像が新しい。それでいて、表現のしかたが工夫されていて、細かいところに文学性も感じました。

デビュー、おめでとう。桜が咲くいい季節にデビューできてよかったですね。

 


月刊絵本『ツーピーツーピーないてるよ』

2025-03-28 12:55:19 | その他

月刊絵本がでました。鈴木出版こどものくに ひまわり版 五月号です。

すけのあずささんが、自然をとてもいきいきとリアルにかつ、美しい色あいで書いてくれて気にいっています。

鳥の表情がすごくいいんです。。黒いぼうしに黒いネクタイ、シジュウカラがでてきます。

身近な鳥です。この本をよんで、身近な鳥のことに意識がいってくれる子がいるといいな。

わたしも鈴木まもるさんの本など読みながら、この作品を考えました。

ひさびさ月刊絵本にかかわれて、とてもうれしいです。

↓裏表紙

五月号なので、発売はもう少し先かな?


桜咲く

2025-03-26 09:22:18 | その他

東京に開花宣言がでました。

わたしが住んでいるのは都下なので、それよりは3日ほど毎年遅れます。

でも、天気がよかったので、国立の桜も一部、開く!

ああ、春なんですね。寒い日も多かったから、なんか感慨深いです。

 

花粉症の身の上でなかなかお花見はできませんが、窓ごしに楽しみます。

さて、今年は創作教室の卒業生たちがデビューをはたす年になりそうです。

昨日、高村有さんのデビューさくが届きました。うれしいですね。

また、読んだら、紹介します。

また、わたしが所属している組織部は、今年の文学フリマ 有明ビックサイトで開催で、機関誌を売ります。

ぜひぜひ、いらしてください。文学フリマ | 文学作品展示即売会

ブースの場所がきまったら、連絡します。

 

 


季節風の書評

2025-03-24 09:21:50 | その他

全国同人誌連絡会『季節風』新春号の書評コーナーで、山崎道子さんが、わたしの本を紹介してくれました。

 

 

山崎さんは、以前の会報部のときからの知り合いなのですが、この頃はとてもたくさんの本を読んでいて、作家のよいところを引き出すように評してくれます。

ありがたいです。どんどん紹介の腕もあげている感じです。

こうやって取り上げてもらえてとてもうれしいですね。

同人誌の季節風を見ると作家の活躍を応援するようなつくりになっていて、多くの作家たちが切磋琢磨しているのが伝わってきました。

 

さて、これを書いている間に、一本、うちに詐欺の電話がかかってきました。

保健料の還付金があるというのです。

詐欺ですよね? というと、何でそう思うのですか? と問い返してきました。

これがマニュアルなんでしょうか。

でも、典型的ですよね。「お知らせを送ったのですが、見ていますか?」

というので、「送られてきたのなら、ちゃんと確認しています」といったら、あわてて、「見落とされたかもしれませんが、還付金のことで返信されていません」といってきました。

テレビでも何度もやっていましたが、詐欺の電話、ほんとうに多いです。

わたしは、認知症の母が電話してくるので、電話はいちおうあるままにしているのですが、こう何度も詐欺やセールスの電話があるとどうしようかなっと思います。