赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

ヒューゴの不思議な発明

2012-08-30 23:19:38 | 日記
暑い、暑いと思っているうちに8月も終わりそうです。
じっとしていても汗がでるので家にいたくなくて、図書館にいったら、宿題をする学生と中高年で席はいっぱい。しかたなくゲオに行き、無料券でビデオを借りることに。
『ヒューゴの不思議な発明』アカデミー賞をおしくものがしたという作品で、見たかったものです。映像はうっとりするほどきれいでした。時計の歯車と時を刻む音が、胸の鼓動とかさなり、ファンタジー感があふれます。

でも、ファンタジーではなく、下敷きがあるストーリーのようです。ミステリアスな雰囲気をたたえて物語はすすんでいきますが、みんながうまいところにおさまるヒューマンなラストで、ほのぼのできました。映画愛にはあふれていましたが、かつての映画に詳しくないわたしとしては、今ひとつピンとこない箇所も。今度、原作も読んでみようかと思いました。

また、ムットーニのからくりじかけを思いだしました。ムットーニは、日本人で国立市に住んでいるからくり人形アーチストです。ぜひ、ムットーニで、ホームページを見てください。ヒューゴと似た雰囲気が味わえます。

この夏ですが、わたしは母親の病院がよいにつきあったり、また、自分の腰の治療で病院に行ったりしたりと、なかなか忙しく充実していました。そのおかげか、腰はだいぶよくなってきました。みなさん、ご心配かけました。

その合間をぬって、仕事もなんとか、がんばりました。秋になったら、新刊のお知らせも、できそうです。また、ブログも見てくださいねヽ(^。^)ノ

アルルおばさんのすきなこと

2012-08-27 07:37:07 | 日記
昨日は、松本聰美・作 見杉宗則・絵の「アルルおばさんのすきなこと」の朗読会に行ってきました。見杉さんや、クラリネットの方は、わざわざ大坂からいらしてのイベントです。
ギャラリーは、入口からぐるりと見杉さんの原画がかざってありました。

やはり原画は、色合いというか力強さというか本の絵とは違うんですね。アルルおばさんの世界にどっぷりはいりこめました。そのあとは、プロジェクターに映し出された絵にあわせて、プロの方の朗読。所々にはいるクラリネットの音楽が、朗読をもりあげます。生の音なので、それはもうステキ。

あとは、それぞれ楽しい懇談をして時間をすごしました。いくらでも写真をとっていいといわれたのですが、あまりいい写真がとれませんでしたが、遠くにうつっている男性が見杉さんです。


国土社の編集の方や、来ていらしたS出版の編集の方とも、ひさしぶりにお話できて、楽しいひとときでした。松本さんのやさしいお人柄と、見杉さんのフットワークのよさが、ちょうどよくミックスされて、あたたかい会になっていました。

阿佐ヶ谷の街は、アーケードのある商店街がのこっていて、こんなかわいい飾りも目につきました。

ももたろうのHさんのお店にも行けて、涼しい中でいつもとは違う感じで、ゆっくりおしゃべりできて、それも楽しかった\(~o~)/

怪物はささやく

2012-08-23 08:42:54 | 日記

今、すごい本を読んでいます。翻訳もの。今年の課題図書にもなっている『怪物はささやく』です。ずっと気になっていましたが、この前の日曜日、朝日新聞の書評に載っていたのを読んで、やっぱり読もうと思い、即買いしました。


この作者はふたりいます、案だけ書いて亡くなってしまった、シヴォーン・ダウト。それをひきついて、作品にしたパトリック・ネス。池田真紀子さんの訳も読みやすいです。
暗いテーマの話ですが、重たくならないのは、作者の技量でしょう。
あえて色を排したイラストが、効果をあげています。ページを読み進める手がとまりません。いろんな表現に、時に、ゾクリとさせられます。そしてイチイという木を調べてみたくなります。

この作品は、息長く読み継がれていいくことでしょう。おすすめの一冊です。

ところで、我が家は昨日、ちょっとしたパニックがありました。
庭のナンテンの木にアシナガバチの巣ができたのです。いつも玄関まわりのどこかにできます。ことしは、暑くて、ナンテンの葉がしげり、ちょうど巣を隠していました。
なので、気づいた時は「わあっ」とさけぶほど大きい! その声に近所の人がでてきてしまって、保健所をよべとか、これだけ大きいのはめずらしいとか、人だかりに。
暑くて、虫も元気がよく、ハチはぶんぶん飛び回っています。

結局、おとなりの85歳のおじさんが、ゴーグルをかけ、奥さんのエプロンで顔をかくし、決死(?)の覚悟と殺虫剤でハチの巣をつぶしてくれました。ああ、こわかった(@_@;)
おじさんは、特攻隊の生き残りで、田舎育ち。このくらい慣れているから、なんてことないよっと言ってましたが、お年がお年で心臓が悪いので、もし蜂にさされ、心臓ショックをおこされたらと、心配性のわたしはいらぬ心配までしてしまいました。
でも、わたしが止めるのを聞くようなおじさんではありません。
すっかり枝をきられたナンテンの木が、申し訳なさそうに残っています。

このアシナガバチ騒動も、いつか作品にしたいと思います。

踊る東京?

2012-08-20 07:01:52 | 日記
35度を超えた暑い昨日、実家に行った帰り、三鷹駅で乗り換えようとしたら、駅の内部で阿波踊りをしていました。この日は、三鷹阿波踊りの日で、その宣伝のためのようです。小さな女の子も、いっしょに踊っていて、とてもかわいい。人だかりができていました。
  

それにしても、東京は踊りのイベントが多いです。昨日は立川で立川ねぶたがあり、来週は浅草でサンバカーニバル、高円寺の阿波踊り、それに各地で大規模なヨサコイ踊りも企画されています。東京の夏は、踊る夏。みんな踊りたちのですね。すごいパワーです。
阿波踊りなんて、腰をひくくして、つま先立ちで、ものすごく疲れそうでした。腰痛のわたしがやったら、10分で音をあげそうです。

でも、東京音頭を踊ろうという企画はなく、みんな地方の踊りをもってきてるって所が、なんか、ちゃっかりしてるような気がします。

わたしは、実家に行っただけなのに、昨日の暑さでかなりのバテバテです。(@_@;)


やっと咲いた!

2012-08-18 07:59:36 | 日記
昨日は暑かったですが、雨が降ってから急に夜は涼しくなりました
そして、やっと咲いたのです。ハイビスカスが!

江戸建物園の朝市で、拍手の景気づけまでしてもらって買ったのに、まったく咲かないで、がっかり。まず、植え替えをして、大きな鉢にして、肥料をたくさんあげて、やっと咲きました。だから、うれしい。
植木が上手な方は、ハイビスカスなんてとても簡単だといいます。けど、わたしには、なかなかてごわかった。今も、よくみるとアブラムシの被害が・・・。なかなか手がかかります。
そうやって、やっと咲いたのに、このハイビスカス、一日だけしか花がもちません。(アサガオと一緒)そして、東京では戸外では越冬できないようです。
わたしは、大きなプランターに植えかえてしまって、これはちょっと困りました。
ハイビスカスの花言葉は、「華やか」とか、いろいろありますが、その中に「勇敢」というのもありました。この花をみて、勇敢と思うのでしょうか? うーん、花言葉って不思議です。

我が家は日当たりがよすぎるようで、アサガオもあまり元気がありませんでした。けど、今朝はたくさん咲きました。このごろの夏の温度は、日本古来のあさがおには、暑すぎるのかもしれません。今年も緑のカーテンになるまでは育たないで、中途半端な感じです。