赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

産経新聞書評『雪のなまえ』

2021-01-25 09:26:21 | 童話 児童文学

昨日は雪がふらなくて、ホッとしました。けど、そうなると、雪げしき、見てみたい気もします。

雪って不思議ですよね。亡くなる人もいて雪国は大変だと思いますが、つもらない地域からみると、魅力みたいなものも感じます。

少しなら降ってほしいような。

で、昨日、産経新聞に載った書評は冬にぴったりの本『雪のなまえ』。ベテランの村山由佳さんの作品。

小5の雪乃がいじめられて引っ越した先の長野でかんじるあれこれを描いていく成長小説。

けど、雪乃よりも先に変わるのは、大人たちのほうです。そのあたり、ていねいに書いてあります。だから、家族の成長小説というか、家族がより家族らしくなっていく小説、みたいな感じです。

舞台が長野で長野の方言がつかわれているところなども、とてもいいと思いました。

また、母親が編集者をしていて、長野にはついていかないという決断も、現代的。そんな母親を田舎の人は・・・。

とにかく、田舎ぐらし、いいところも悪いところもリアル。東京移住、夢の田舎ぐらしにあこがれる人にはぜひ、読んでほしいです。

どんなマニュアルよりも、雰囲気がわかると思うので。

また、村山由佳さんは、珈琲の描写がうまいなっと思いました。飲みたくなります。

ベテラン作家という風格の村山さんですが、昨年は『風よあらしよ』で婦人活動家の伝記小説を書くなと、作品の幅をひろげています。今回もとても読みやすく、それでいて細やかに気持ちを書いてあって、憂鬱なことが多い中、気持ちがすっと楽に、人を信じれるような気持ちにさせてくれました。

 

 


童話作家、子どもの本の作家になりたい方、注目!

2021-01-17 10:16:16 | 童話 児童文学

さて、おうち時間の長い今、出歩かないので話題が少ないので、事業部の講座の宣伝をしていこうと思います。つきあってください。この話題は、拡散希望です。

ただいま四月からの第49期、日本児童文学学校を募集しています!

この講座、長い歴史があるもので、本当にたくさんの児童文学作家がここからも誕生しています。

月一回、日曜日、講座をうけ、提出作品の合評をする構成。

合評では10枚の作品を提出し、講師のアドバイスをうけたり、参加者の感想を聞けたりします。

それぞれの作品は九月に選考会に提出できます。最優秀に選ばれると、なんと、機関誌日本児童文学に掲載! 活字になるんです。

選考会の提出作品は、アドバイスをうけ書き直したものでもいいですし、まったく新しく書いた作品でもいいです。

仲間どうし、刺激をうけあうので、上達します。

創作はひとりでやることですが、つながっている仲間がいると、やる気のでかたがちがいますよ。

コロナのため、人数をおさえ、予防して、運営します。

また、コロナの心配がないようにと、新しくリモート受講も同時募集。

リモートの方も作品提出できますし、合評にも参加できます。

また、注目してほしいポイントは講師陣。活躍している人気講師を集めました。

この頃、日本児童文学学校はリピーターが多いです。そのため、前回と講師はガラッと変えました。コロナのこともあるので、関東近辺の方しかたのめなかったのですが、絵本からYAまで、幅広く話を聞けるようにと、自信をもって選んだ講師陣です。

ほんと、魅力的な方ばかりなので、それぞれの講師の名前でググってください。

コロナだとなにかと新しいことにチャレンジしにくい空気。

けど、まわりと差をつけるにはいい機会かもしれません。

ぜひ、日本児童文学者協会のホームページも見てください。

 

 


明日は文学学校 内田麟太郎さんです

2019-06-22 06:35:45 | 童話 児童文学

明日は、文学学校、第47期三回目。講師は内田麟太郎さんです。

児文協の理事長ですが、わたしは講義を聴いたことがありません。だから、とても楽しみです。

麟太郎さんの話しかたって、いい笑いをうみますよね。肩にムダな力がはいってないからかも。

そういう姿勢、あこがれです。もちろん才能も!

梅雨の中休みが続いています。

バーゲンになっていた苔玉を買いました。

苔、、ブームなんだそうです。そうだ! 

京都の苔寺に行こう!なんていって、出かける行動力がほしいけど、わたしはネットで見るくらいです。