赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『坂の上の図書館』お祝い会

2016-09-30 06:43:42 | その他
今日はももたろうの池田ゆみるさんのお祝い会です。同人誌ももたろう、Be子どもと本から実行委員をつのって、準備をしました。なんと、実行委員の中に、編集者も入ってくださっています。さ・え・ら書房、あたたかい出版社です。


いい会になればいいと思っています。クイズコーナーも用意しています。

場所は、有楽町。有楽町、変わってしまいましたが、20代のころ、OLをやっていました。
その時のビル、三井ビルもこわされてしまいました。東京會舘、帝国ホテル、宝塚劇場はそのままあるので、行くと、当時がなつかしいです。あと、交通会館ビル上の回るレストランもなつかしいです。

最近では駅前の無印良品と本屋が合体したスペースがあって話題とか。



同人誌ももたろう、最新刊。わたしのは、幼年童話の短編。すぐ読めるので、ぜひ、読んでください。


アンソロジー打ち上げ会

2016-09-29 08:18:43 | その他
昨夜は池袋の某すてきなレストランで、アンソロジーの打ち上げ会でした。アンソロジーでこのように、作家、編集者、評論家が出会って話をするのは、めったにありません。本当に貴重な機会をつくっていただいて、小学館さん、出版企画部のみなさん、ありがとうございます。


いやーー、とても楽しかったです。ここにはかけませんでしたが、作家ならではの「あるある」を語り合えました。最初は固かったのですが、ワインがすすむにつけ、みんなフレンドリーになりました。
いつも自分の作品と向き合っている作家。たまには、気軽に交流できる機会もほしいと思っていたようなところがあります。協会とかそういうのをなしに、作家同士、飲もうよ!みたな感じかな。

とくに吉野万里子さん、たくさんお話させてもらって、感激。また、如月かずささん。わたしの予想以上に骨太の作家根性をもってらして、理念もあり、それでも自然にフランクに話してもらえて、おばさん冥利につきました。ありがとうございます。応援したくなりましたよ。そうです、児童書、もっと売れるようになってほしいですよね!
また、いつもは会えない編集者の方々とも話しをさせてもらい、貴重な機会でした。

とにかく前をむいている、がんばっている人気作家さんばかり。ああ、わたしは・・・なんて帰り道ちょっとへこみそうになりましたが、めげない、しょげない、ないちゃだめ、のがんこちゃん根性で乗り切りましょう。

昨日あった吉野万里子さん、樫崎茜さん、いとうみくさんもパネラーで出席する児童文学者協会の公開研究会が近づいてきました。これは必見ですよ。いい話が聞けそうです。
まだまだ席はあるみたい。たくさん作家、編集者も集まるようです。ぜひ、敷居が高いと思わず、来てみてください。



今日は、小平9小でゲスト授業の打ち合わせです。明日もお祝い会。
がんばれ、わたしの体力……。


大ヒット映画を見てきました。

2016-09-27 08:27:22 | その他
ひとつ、作品を書き上げてほっ。
ちょっとあることで落ち込んでいたら、娘が映画にさそってくれました。
『君の名は。』大ヒットアニメ映画です。

ほんとすごいヒットでした。立川の映画館の一番大きな会場。平日なのに、予約で満杯だそうです。
娘が予約してくれてたので、なんとか入ることができましたが、前列一番前までぎっしり。それが若者ばかり。男同士で来てる人も多い。会場の半分以上が男性って、こんなの初めて見たって感じです。
ヒットのすごさがうかがえます。

とにかく最初からテンポがいい。説明をはぶいて、できごとだけをぽんぽんと提示していく。
絵はすばらしくきれいで、人の表情もいい。躍動感にもあふれていて、笑える箇所も入っていて。
一度もあきることなく、最後まで・・・・見たのですが。

さて、しかし、わたしはいちおう作家でして……
なんか、ネタバレで書けないのですが、ストーリーがSF的にどうしても首をかしげたくなる設定でした。
作家に都合よすぎる展開じゃないかって。
まず、第一になぜ、あの男子と女子がいれかわる設定になったか?
東京の男の子といって、何万という中、なぜあの子だったか。
それにっと疑問があとから、あとから。

けど、大ファンの人からなにか言われそうで、こわくてここには書けません。(気弱な赤羽です)
見て、疑問をもった方、ぜひ、語り合いましょう!
会場のほとんどが、疑問なく楽しんでいて、わたしが異端かっと思った、そういうい日でした。
ほんと、疑問をもった方、声をかけてください。

帰り、本屋によったら、児童書も目新しい新作がたくさん出ていました。ファンタジーも出ていましたね。新しい視点のようなもの、若い作家のようなものがそろっていて、なんか、ひとつのふし目がきているような気持ちになりました。
そろそろ、ファンタジーも盛り上がってくるかな?
大人向けですが、佐藤多佳子さんの本も魅力的。

あれもほしい、これもほしい状態ですが、なかなか読めないので、(今、某がっぴょうかいの原稿読み中)
目に飛びこんできた、一冊だけ選んで買ってきました。
マンガ『重版出来』 8巻目です。色紙の迫力に負けました。



読んだら、絵が変わっていました。
ドラマ撮影でつかわれた、漫画の中の新人作家、中田伯の表紙も飾られていました。






『さくら坂』千葉朋代

2016-09-26 08:18:04 | その他
やっと日曜日、青空が見られました。
『さくら坂』千葉朋代 小峰書店を読みました。

これは、長編児童文学新人賞、入選作品です、
今度、10月1日、季節風の出版お祝い会があります。この『さくら坂』と『まんぷく寺でまっています』高田由紀子さんのデビューのお祝い。わたしは、高田さん声をかけてもらい、行かせてもらいます。
せっかくなので、千葉さんの作品も読んで行こうと思って、読みました。

なかなか重い内容だと聞いていたので、どうかなっと思っていたのですが、ページをめくると、全体をおおう明るさとテンポのよさと、主人公はこの重たい事態とどう向き合っていくのかという興味とで、ぐいぐいと一気に最後まで読んでしまいました。

きっと読まれた方、自分が健康であることをかみしめ、前を向こうという気持ちになると思います。
むずかしい病気と向き合う気持ちの描写、看護婦をされていたという経歴がいきていますね。
また、文章がうまい。きっと、何度も書き直しされ、整えられたのでしょう。

わたし自身の子育ては、病気とのたたかいで、たくさんの病院に検査に行ったことがあります。いろいろな医師にあいましたが、ここに出てくる先生はほんと、あったかいですね。こんな方に会いたかったっと心から思いました。

なぜ、このタイトル、と思ったので、ご本人に合ったら、聞いてみましょう。でも、できごとを特定しないでイメージを広げていく、幅広くとれる、いいタイトルだと思います。装画も、淡い墨絵のような絵で、静かできれいです。平澤朋子さんのセンスに驚きました。そうですね。坂を登っていくようですね。人生は・・・。

さて、晴れた日曜日。いつものお散歩。

彼岸花もこんなに咲いていました。
雨が多いので、不気味なキノコも。

カマキリもお散歩していました。


ももたろう45号

2016-09-25 09:26:36 | その他
雨が多い9月です。飯田橋のカナルカフェが、おほりに沈みそうでした。だいじょうぶかな?

さて、同人誌・ももたろう45号ができました。

今回は末吉先生の追悼コーナーももうけました。

わたしは幼年童話をひとつ。うーん。幼年ってむずかしい。
ももたろうは、今連載を載せている人が多いです。長編に挑戦(笑)の時期なのでしょうか。
読むのに、力がいるほど厚いです。

さて、食べ物の話題をひとつ。

これは、生の落花生。これをゆでます。長くゆでないといけないのですが、なかなかおいしい。
ピーナッツとはまた違う味わいで、ビールにあいます。
おすすめです。
9月は、おいしいものがいっぱいですね。栗ごはんに、キノコのシチュー。ああ、体重計がこわーい。

毎週行く公園の彼岸花の写真も。
これは先週。今日はこれからお散歩。もっと咲いているかな?