赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

来年の予定など

2023-12-29 07:46:47 | その他

今年もあと残りわずかですが、やりたいこと、やり残したことがいっぱいで、まだあせっている状態です。

大掃除もしないといけないけど。

そんな時ですが、重版ができあがってきました。

重版のおり、誤字のほか、一箇所、気になっていたところを直してもらっています。そこで直って、ほっとしています。

たくさんの人に読んでもらいたい本なので、重版になってうれしいです。

 

さて、来年はですが、春から夏近くになるのでしょうか。二冊、新刊の予定があります。

一冊は、中学年向けの本で、猫がでてくる本です。

でも、この前、本屋にいったら、猫がでてくる本のなんて多いこと。空前のねこブームなのでしょうか。

絵本、幼年童話、びっくりする多さですよ。

それにのって、猫がでてくる作品を書いたわけではなく、わたしの場合、取材に時間がかかり、来年になりました。

すてきなイラストレーターさんが、絵をひきうけてくれて、楽しみにしているところです。

また、もう一冊は、国土社の幻獣シリーズの三冊目です。

イラストをリニューアルしました。驚きの出会いがあったんです。このことは、また、ゆっくりと。

そして、秋に予定している本もあります。

それは今、がんばって最後のふんばりをしているところです。

 

今年は五冊の本がでて、とにかく今年は忙しかったと感じています。でも、まだ、家族の協力もあり、書き続けていられることに感謝しています。

記憶力、目の調子など、若いころのようにはいきませんが、来年もがんばって、マイペースですが書いていこうと思います。

 

 

 


長編児童文学新人賞 最終選考にむけて

2023-12-25 09:48:26 | その他

クリスマスの前日、まるでサンタさんからのプレゼントのように重たい包みが届きました。

長編児童文学新人賞の最終原稿にむけての作品です。ずしっと重いのは紙のたばの重さだけでなく、それを書いた人の思いがつまっているからでしょう。

今年はどんな作品に出会えるでしょうか。

今年は広告をだしたせいか、応募作品が増えました!

 

長編児童文学新人賞は、下読みの人、さらにそれを選考する選考委員がいて、最終に回ってきます。

考経過・結果は「日本児童文学」2024年5・6月号(五月九日発行)に掲載。(協会会員外の応募者全員には、掲載誌を送付する。)選考日は、2月頃なので、選考が決まってから発表までちょっと間があいてしまいますね。もちろん、ご本人には、すぐに連絡がいきます。

そして、入選作は、小峰書店より出版されますよ。今年こそ、入選作がでてほしいです。

 

また、日本児童文学学校も来年四月開校の詳細の告知がホームページに掲載されています。こちらから。

来年まではわたしも事業部に在籍しています。たくさんの方の受講をお待ちしています。

新人の方むけの講座ですが、実は、すでに本をだされた方が受講されることもあります。

年齢はまちまち。若い方からわたしみたいに還暦すぎた人まで、お待ちしています。

 

また、同時に、創作教室も募集します。リアルとオンラインと同時に募集しますが、どちらも継続者が多いため、小人数の募集となります。

受講されたい方は、お早めに。ただし、事務局は年末年始にお休みがあるから気をつけてください。

 

 


『家守神』声なくせまるあやつり人形

2023-12-23 07:54:32 | その他

おおぎやなぎちかさんが、またまた新刊をだされました。

好評のシリーズ『家守神』の4巻目です。

家守神は、その名前のとおり、家をまもるつくも神なのですが、今度は家からとびだして、商店街のおもちゃ屋ホシノの問題を解決します。

ホシノのおもちゃたちが勝ってに動き出す謎です。こわいですよね。おもちゃが勝ってに動くって。

このシリーズ、登場人物がたくさんいて楽しいのですが、書くほうはむずかしそう。家守神が主人公の拓にしか見えないこともあり、そのあたりも。

でも、和風であやしげな雰囲気がわたしは大好きです。

商店街のおもちゃ屋さんって、今は見なくなりましたね。国分寺には、プラモデル屋さんが最近まであって、それが星野って名前だったような気がします。

ホシノのおもちゃはどうして動いたのか? 拓は、将来やりたいことがみつかるのか? 

ぜひ、ページをめくってみてください。

 

前回、お知らせした新入会員の集いは、一般公開にして無事に参加者を増やしています。

50名という定員があるので、参加しようと思った人はお早めに。

今年中のほうがいいかと思います。

 

今日は押し花の会の冬のイベント。公民館まつりの日で、午後から出かけます。


オンライン新入会員の集い2024 一般公開

2023-12-21 08:53:16 | その他

児文協の組織部主催の新入会員の集いの一部を一般公開します。

まはら三桃さん、山崎ナオコーラさんの講演を無料で聴けますよ。

ぜひ、ぜひ、ご参加ください。

先日、まはら三桃さん

くわしいことは、こちらから!

 この機会に児文協ってどんな団体なのか知っていただきたく、オンラインということもあり、一般公開に踏切りました。

出版不況、少子化と、子どもの本の分野は逆風の中にいます。

でも、みんな少しでもおもしろい本を読んでもらいたいと、作家たちはがんばっていますよ。

それはなにより、創作が楽しいから。一度はまったらなかなか向け出せない沼ですね。

みなさんも児童文学創作の沼を、のぞいてみてください。

まはら三桃さんでわたしがとくに好きなのは、『伝説のエンドーくん』。少し前の作品ですが、強く印象に残っています。

これは、今、聞く読書、オーディブルでも聞けるようです。

ひさびさ、エンドーくんに合いに行こうかな。

 


グランドチャンプ本は『同姓同名』

2023-12-18 18:52:35 | その他

日曜日におこなわれた、全国大学ビブリオバトル2023はわたしは、ニコニコ動画でオンライン視聴をしました。

決勝戦、なんと男子ばかりが残りました。女子はひとりも残らないってなんか残念。

どの人もうまい。そして、迫力があります。話のプロみたい。

その中から、グランドチャンプ本にかがやいたのは、『同姓同名』 下村敦史 幻冬舎 でした。

この『同姓同名』という本、実は、昨年の中学生ビブリオバトルでグランドチャンプ本に輝いた本です。

たしかにトークは説得力がありました。

説明しやすいストーリーといえますし、ネット上で犯人にされるとかいうところは、現代的で興味をひかれますよね。

わたしも、読んでみたいと思いました。

でも、わたしが一票をいれるなら、『妄想銀行』 星新一 を紹介した人かな。話しかたが自然で、とても聞きやすかったから。

とはいえ、決勝戦で紹介された本はどれも読みたくなりましたが。

角田光代さん、元ボクシング世界王者の村田諒太さんのトークも、興味深かったです。

 

さて、もうすぐクリスマス。かわいいパンが売っていて、思わず買ってしまいました。