昨日は児童文学学校、いとうみくさんと小峰書店 編集者の山岸さんをむかえました。
最終日にふさわしい、ぴりっとした講義で、とても盛り上がりました。
いとうさんの「明日全部消すことになってもいいから、今日も書け」というのがとても心に響きました。今日、書いたところがたとえよくなくて、明日消すことになっても、今日の分は書きなさいということ。その消さなければならない文をかいたことも、次にすすむ力なんだよといわれていました。
あと、わかりやすかったのは、イケメンの書き方。
編集者の山岸さんの説明も、よかったです。聞いている人の目もぱっちり、真剣。ねむそうな人なんていませんでした。
詳しい内容は、もったいないので、ここには書きません。やっぱ、聞きにきた人たちだけが得る知識もないとね。
また、だれかにたよってうまくなろうとしないで、ちゃんと自分の足で立って書きなさいともいわれました。
これは同感です!
創作は教わってうまくなるものではありません。講義でえることもヒントだけ。
そこからなにをつかんで、どう生かしていくかはその人しだい。
そういうと厳しいですけどね。
じゃ、文学学校なんていらないじゃないかって思うかもしれませんが、それはまた、ちがいます。
同じ目的の仲間とここでしかできない本への情熱を話せるのは至福の時間です。
それを書くためのエネルギーにして、孤独な書くことのアクセントにしていけます。
最後は47期の終了式。
最優秀賞、優秀賞を発表。そのご、スタッフごとに感想をいって、飲み会へ。
みんなとてもいい顔で飲んでいました。
もう、これで最後だと思うとさびしいという声があちこちから聞こえてきました。来年も来たいという声も多く、うれしいかぎりです。
今年が初めての部長の大役でしたが、スタッフがほんとうによく動いてくれて、受講生にもめぐまれて、幸運だったと思っています。それに講師のラインナップも多彩で、聞き応えがありました。
これからは、来年の児童文学学校にむけての準備がはじまります。
その前に秋の一日講座もあります。こちらもぜっさん申し込み受付中。
jibunkyo.main.jp/index.php/course/archives/43
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