冷たい雨の日曜日、国会議事堂まわりでは「安保法案」反対の一斉行動が行われます。わたしも関心があったのですが、親も体調をくずしていて思うように時間がとれませんでした。たくさんの人が集まったとニュースできいて、心強い思いがしました。
さて、たいへん話題になっている芥川賞受賞のピース又吉『火花』を読みました。文藝春秋を買いました。この文藝春秋ですが、105万部売れたそうですね。なかなか買えなかったわけです。これは、本が売れないというこの時代、すごい数字です。びっくりですね。わたしの一番の感想は、『あんなに売れて、うらやましい!』 これにつきるかもしれません。『火花』を読んで人が他の本も読んでくれたらいいなって思いました。
『火花』は、吉祥寺という身近なところが舞台。井の頭公園の場面とかは、大道芸が多く、演劇の練習をされていたりもする場所なので、なるほど、こういうのもアリだなって思いました。ストーリーと場面がぴったり。また、ハーモニカ横丁なども知っていて、ああ、あそこかって浮かんでくるので、いっそう楽しく読めました。実際の場所が実名ででてくるってそういう効果がありますね。
ハーモニカ横丁は聖地となって、にぎわっているのでしょうか?
『火花』は、ちょっとせつないストーリーでした。テンポがわりにゆっくりで、文学っぽい文体は、昭和ぽさも感じました。芸人は競争が激しく、夢がうまくかなわない人も多い、厳しい世界なのでしょう。リアルなスト―リーかもしれません。
つきはなして自分の世界を見ることができるピース又吉は、作家に向いているだろうと思いました。プレッシャーをはねかえして二作目、読者を驚かす作品を書いてほしいと思います。
さて、たいへん話題になっている芥川賞受賞のピース又吉『火花』を読みました。文藝春秋を買いました。この文藝春秋ですが、105万部売れたそうですね。なかなか買えなかったわけです。これは、本が売れないというこの時代、すごい数字です。びっくりですね。わたしの一番の感想は、『あんなに売れて、うらやましい!』 これにつきるかもしれません。『火花』を読んで人が他の本も読んでくれたらいいなって思いました。
『火花』は、吉祥寺という身近なところが舞台。井の頭公園の場面とかは、大道芸が多く、演劇の練習をされていたりもする場所なので、なるほど、こういうのもアリだなって思いました。ストーリーと場面がぴったり。また、ハーモニカ横丁なども知っていて、ああ、あそこかって浮かんでくるので、いっそう楽しく読めました。実際の場所が実名ででてくるってそういう効果がありますね。
ハーモニカ横丁は聖地となって、にぎわっているのでしょうか?
『火花』は、ちょっとせつないストーリーでした。テンポがわりにゆっくりで、文学っぽい文体は、昭和ぽさも感じました。芸人は競争が激しく、夢がうまくかなわない人も多い、厳しい世界なのでしょう。リアルなスト―リーかもしれません。
つきはなして自分の世界を見ることができるピース又吉は、作家に向いているだろうと思いました。プレッシャーをはねかえして二作目、読者を驚かす作品を書いてほしいと思います。