赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

映画『浅田家!』

2020-10-31 07:14:16 | その他

そろそろ映画も見たくなり、今週木曜日に娘といってきました。鬼滅の刃が流行っていますが、そこははずして、『浅田家!』

これがおもしろい。わたしの中で、評判以上によくて、いやー、後半じわりと泣いていました。

家族で、コスプレをして、写真をとり、その写真で次男、浅田政志は賞をとる。

映画はふりまわされたお兄さんの視点で始まります。そこがよかったかなー。一步距離をとっていて。

後半、東日本大震災の被災地で写真を返却するボランティアをする場シーンがでてきます。

ここの描きかたもよかったな。

いいことをしてます!ってことでなく、自然にボランティアに参加してそのまま、いついちゃってって感じで。

ボランティア役の菅田将暉が、なんかすごくうまくて。すっかり人気俳優ですが、地味な役を演じても、いいのね。いろんな才能があるのね。

で、そういうシーンもあるけど、明るいし、写真がいい。脚本も演出もやりすぎない感じが、好きだなーー。

浅田家、写真集を買いたいと思ったけど、値段がちょっと高かった。写真集だからしかたないけどな。

写真の近からってすごいんだなーとあらためて感じました。

もう少ししたら、映画館でやらなくなってしまいます。興味がある方はお早めに。

わたしがいったところは、席をひとつずつ空けて販売。すいていて、これなら感染の心配は少ないと思いました。

帰り道。街はクリスマスのグッズであふれていました。

今年は、明るい気分になるよう、たくさん飾ろうかな。


書評を書いてもらいました

2020-10-27 18:23:41 | その他

このところ秋晴れでうれしいです。

たくさんの作家を輩出している同人誌季節風。

そこに『こぐまと星のハーモニカ』の書評がのりました。書いてくださったのは、佐藤まどかさん!

うわーっ、うれしい。

季節風、新刊の書評に同人誌評、投稿作品の選考と掲載といつもがんばっていて、読み応えあります。

自己満足でなく、書いていく人の指標になるような同人誌ですよね。

そんなところに取り上げてもらって、光栄で、舞い上がっちゃいます。

同人誌を季節ごとにだしていく労力も、かなりいると思っています。みんな、すごいなー。

このところ、夜空がきれいです。

今日は、半月から少しふくらんだくらいの月で、東の空に火星が赤く見えました。

イタリアにいる佐藤まどかさんも月をみて、赤い火星を見ているかな。

同じ星をながめていると思うと、はなれていても、ちょっとうれしい、ね。

 


『拝啓パンクスノットデッドさま』

2020-10-26 14:45:36 | その他

石川宏千花さんの新刊がでました。

濃いピンクの表紙。ジャーン

石川さんのパンク愛が爆発してる作品。もう、最高。おもしろいし、キュンとするし、なにかがすごく好きだった、あの頃の気持ちを思いだします。

晴巳と右哉の兄弟。ほぼふたりで暮らしています。母が帰ってこないから。

こういう設定もそれほどめずらしくなくなりました。でも、石川さんが書くとリアルさが違います。

わたしはパンクなんて聞かないのだけど、ギターの音、ベースの音、行間からあふれてもらてきます。

うーん。好きなものを書くっていいな。

ただ、晴巳が、物わかりよすぎる気もします。でも、そうならざるえない状況かも。

わがままがいえるのは、めぐまれていることなのかも。

石川さん、年末までに、あと二冊も本がでるっていうから、すごい。

今年は当たり年なのかな???

 


赤坂志の輔落語

2020-10-24 11:25:50 | その他

雨の金曜日。コロナも心配ですが、赤坂まで志の輔落語を聞きに行きました。

歌舞伎役者のお話なので、一部は仮名手本忠臣蔵の絵をうつしだして解説。

中入りのあとは、中村仲蔵です。円熟味をました志の輔ならではの、気持ちのはいった仲蔵でした。

がんばって行ってよかった!!

コロナで席はひとつおき。1300人の劇場、半分しかはいれません。

この中村仲蔵は9年連続で赤坂落語としてやっているそうです。

ただ、今年で最後とか。

というのも、赤坂ACTシアターが取り壊されてしまうからと。

改築して、ハリーポッター専用劇場として生まれかわるとか。それも今のところ無期限でハリーポッターらしいのです。

えええー。都会の真ん真ん中にハリーポッターとびっくりしてしまいました。

赤坂歌舞伎とか、味のある企画をやっていた劇場なのに。世の中変わっていくのね。

ACTシアターは、12年しかたったないのに。

雨の中、日枝神社にも行ってきました。七五三の人もいました。大雨でちょっとかわいそう。

これは帰り道のTBSです。

 


東京展もWEBで

2020-10-22 16:35:07 | その他

東京展は毎年上野東京美術館でおこなっている美術の展覧会。

絵本展もあり、協会員の武藤順子さんが中心になり、開催してきました。手作り絵本ですが、ここから出版された方もたくさんいます。

わたしは友だちがいることから、見に行っていましたが、今年は開催されません。

残念に思っていたら、WEBで見られるとか

http://www.tokyoten.com/

手作り絵本の部屋というところからどうぞ。手作りならではの自由な発想を楽しんでください。

オンラインだと、実物と感触がちがうのでしょうね。でも、ぜんぜんやらないより、いいです。

みなさん、これにだすのを目標につくってこられるのだから。

ああ、でもいつも行くと、上野のダリア展の時期で、それも見てきていましたが、それができないのも残念です。

これは、昭和記念公園のダリア。来年は上野のダリアが見れるかな。