昨日は、トイレットペーパー品切れの棚を見て、愕然としました。
不安がふくらみますよね。冷静にと思いつつも。
そんな中、テレビ、音や映像を繰り返して、不安をあおるのはやめてほしい。
そうしなくても、十分 不安です。ふつうに、話してくれても、こっちには伝わってますよ。
さて、児文協と偕成社の共同企画のアンソロジー「物語は4っつの顔をもつ」シリーズ、わたしも書かせてもらった四巻目『そして、物語は決着する』の見本がきました。配本は3月5日になるそうです。
これは一気に読みました。トップバッターの廣嶋玲子さんの「冷凍庫をあけてはいけません」も、表紙の絵になっている山本悦子さんの「七不思議迷路の冒険」もそのほかの作品も個性的でアイディアがすぐれていて、おもしろい!!!
小手鞠るいさんの『宇宙人の自由研究』も、アメリカ在住で自然を愛する小手鞠さんらしさが出ています。
わたしは『F子のうわさ』というものを書き、廣嶋さんと山本さんにはさまれて掲載されています。
小学校の「なぞときクラブ」を舞台にした作品。この20枚という枚数にするのに、どれだけ苦労したか。
ぎゅっとぎゅっとけずってけずって、いれこみました。
アンソロジーを読むと、さくまドロップスを思いだします。いろんな色のドロップが缶にはいっている昭和のお菓子。昔、それが好きだったので。(年がわかってしまいます)カラフルなドロップはそれぞれの味がはいっていて、次はどんな味だろうって楽しめます。
アンソロジーもそう。作者の個性って味をぞんぶんに楽しんでください。
コロナで学校にいけない子どもたち、ビデオもゲームも楽しいけど、こんなときだから本も読んでほしい。
アンソロジーはひとつひとつ、短いから、読書慣れしていなくてもだいじょうぶです。