赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

「もしも?」の図鑑 海底大冒険! イラストsakki

2017-08-28 09:00:32 | その他
夏の終わり、ステキな本が送られてきました!

イラストレーターのsakkiこと佐々木さんは、若い友人です。
以前、わたしが朝日小学生新聞に「絵の中からSOS!」という連載をしたとき、毎日イラストをつけてくれました。それはかわいくて、物語りをもりあげるイラストでした。単行本は佐竹美保さんのイラストに変わってしまったのですが、そのあとも、佐々木さんは、グループ展などの案内をくれてました。

今回、その佐々木さんが表紙からたくさんの絵をかかれたたのしい本をだしました。


わくわくしながら学べる空想科学図鑑!
深海生物、沈没した古代文明、超巨大ホール…
潜水艦に乗って地球の神秘とナゾにせまる、空想科学図鑑!、だそうです。

わたしも読んでみましたが、わかりやすく、おもしろく、そして知識がえられる内容になっていて、小学生読者が大喜びしそうな本です。佐々木さんのイラストも、それを盛り上げている。

もともと海に関係する海賊とか人魚とか書くのがだいすきだった佐々木さん。それに近いお仕事で実力を思う存分発揮されています。ぜひぜひ、たくさんの人に見ていただきたい。


わたしは、朝日小学生新聞の時は子育て中で、連載がうまくいく、内心不安でした。それを佐々木さんと打ち合わせでお話しできることで、とえもささえてもらいました。新宿のイルミネーションの前で写真をとったこと、今でも鮮明に覚えています。わたしの大切な1ページです。

その佐々木さんの活躍、とてもうれしくて、ちょっと興奮気味になっています。(*^_^*)

夏の夜の短歌会

2017-08-26 08:59:46 | その他
昨夜は、朝日カルチャー立川でやる、夏の夜の短歌会に行ってきました。
穂村弘さんと東直子さんが、投稿した句を評してくれて、また、自分の好きな句を発表。みんなで評をいれた中の上位者には、講師、おふたりの本がもらえます。

これは、娘が行きたがって、わたしにをさそってくれました。そして行ってびっくり。
満員の会場、若い人ばかり。
児文協のいつもの会場の雰囲気とはまったく異なります。わたしは上から三番目くらいの年寄りだったような・・・・・・。
これには、穂村弘さんの人気と功績が大きいでしょうね。今までの枠にとらわれないような、そんな短歌がたくさん集まりました。

ふたりは、それほどほめず、それほどけなさずという、脱力したようなほわーんという感じで、苦笑をまじえながら、淡々と評をしていきます。
一度、短歌の抑制を学ぶのはいいけど、作家性というのは、それとは別。
文体でもなんでも、その作家オリジナルの間やこだわりがほしいといっていらっしゃいました。

なかなか刺激的な会でした。俳句甲子園や短歌甲子園、そういうので若者をとりいれて、どんどん新しくなっていくのでしょうね。
さて、童話はどうなる???



 娘も買った東直子さんの本。好評、三刷りだそうです。

東京都立多摩図書館 バックヤードツアー

2017-08-25 08:12:35 | その他
西国分寺にできた東京都多摩立図書館の裏方がみれるバックヤードツアーに参加しました。
二階、三階と書庫になっています。

山本有三さんの貴重な資料も所蔵されていました。

多摩図書館は、マガジンバンクなので、雑誌もたくさん
小学一年生から、わたしも書いているような月刊絵本もすべて所蔵するそうです。




貴重な本は、紙に包み、それをさらに、劣化をふせぐ箱にいれて保存しているそうです。
いつか、時間がある時に「鬼ヶ島通信の創刊号」や、「日本児童文学」の古い号をさがしてみようと思います。

また、子どもの読書支援の図書館として、新しい児童書は購入し、図書館からリクエストがあれば貸し出すとか。一時間半のバックヤードツアー、説明も丁寧で、とてもたのしかったです。

さて、おぼまことさんの絵がかわいかった月刊絵本『おとまりの夜』の中国版ができました。

ちゃんと赤羽淳子という本名をかいてもらえました。
この本はぬいぐるみと夜空を飛ぶシーンが大好きです。中国の子どもたちはどう読んでくれるでしょうか?

なんか、うれしいです。


アニマルウェルフェアサミット

2017-08-23 08:26:52 | その他
八月の末になり、暑くなりました。

いいニュースがはいってきました。
八月27日(日)、東京大学農学部で映画「夢は牛のお医者さん」が上映されます。
これは人間と動物の関係を考える「アニマルウェルフェアサミット」での上映となります。13:00~上映開始
東京大学 農学部1号館にて
(上野博士と忠犬タマ公像近く)
詳細は下記HPで。時田監督のトークもあるそうです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/aws

東京での上映はひさびさです。興味がある方はいらしてください。


アニマルウェルフェアサミット、滝川クリステルさんが代表をつとめる動物愛護団体がおこなっているイベント。夢牛上映のほかも、家族ずれでたのしめるいろんなイベントがあります。

昨日は会報部の暑気払いでした。93号(九月十日発刊)も無事できあがりそうです。
暑気払いでは、部員みんなの大事にしている「この一冊」を発表し合いました。この人がこの一冊。なかなか聞けそうで聞けない話題。なごやかに盛り上がりました。(^_^)v





鬼ヶ島通信50+19号

2017-08-20 18:25:08 | その他
発行が遅れていた鬼ヶ島通信が届きました。

今回、冒頭、佐藤さとる先生がお亡くなりになった追悼文が掲載されています。末吉暁子先生に続き、佐藤さとる先生もとさびしくなりました。

ただ、鬼ヶ島通信は若い編集員が志しをつないでくれて、あたらしい児童文学を模索しながら作り上げていく場として、続いていくようです。もちろん柏葉幸子さんの作品もよめます。

そして、鬼の創作道場も用意されています。近頃は入選作が出ていないようです。
チャンスかもしれないですよ。

届いたばかりで、まだ、ぱらぱらとしか読めていないのですが、鬼ヶ島通信座談会(戸森しるこさんも参加)もあり、末吉暁子さんを偲ぶ会レポートや、ファンタジー小説はじめの1歩。キャラクターをつくってみよう!(柏葉幸子さんにきく)などもあります。

創作では、内田麟太朗さんの『テツガクするオオカミ』がおもしろかった。
あと、連載などは楽しみにこれから読むことにします。

昨日は四十九日法要がありました。帰り道、ゲリラ豪雨に出会ってしまいました。
すごい雨とカミナリ。

やっと家に帰ってきたら、玄関の前に大きなクモが雨宿りしていました。