赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

訃報・宮川ひろさん

2018-12-31 14:40:32 | その他
児童文学の大先輩で、数々の賞も受賞された宮川ひろさんがお亡くなりになりました。
わたしは同じ国分寺市民ということで、時折、お会いする機会がありました。

泣きの宮川といわれるほどのみごとな講演をされます。また、語りの会にはいられて、ゆったりとしたリズムの語りもとても人気がたかく、会場がいっぱいになるほどでした。

戦後、児童文学をひっぱていってくださった、大きな世代がだんだんとご高齢になっていきます。平成最後のおおみそか、こんなニュースを聞くとは思ってもみませんでした。時代の変わり目なんだなっとしみじみ思います。

児童文学も新しい時代、また、新たな地平を目指していくことでしょう。い

お通夜は6日、ご葬儀は7日だそうです。


これまでのご活躍に感謝をし、ご冥福を祈りたいと思います。宮川せんせい、いっぱいありがとう。

 



鬼ヶ島通信70+1号

2018-12-26 16:43:13 | その他
鬼ヶ島通信が手元に届きました。前号はたしか佐藤さとる先生の追悼号。そこから届かないのでどうしたのかと思ったら。装丁を一新してピンクの表紙できました!


それに今回はファンタジーの特集号。
やっぱり佐藤さとるさんもいらした鬼ヶ島、ファンタジー特集は得意なところでしょうね。まだ読んでないですが、わくわくします。

今回は、なんと、斎藤倫さんと柏葉幸子さんと那須田淳さんのファンタジーについての座談会も収録されているんですよ。

創作道場もあり、作家をめざす方が投稿できるようにもなっています。わたしもかつて、20号のとき、入選しました。そして、それが作家への一步となりました。けど、なかなか、選考が厳しくて、最近は入選者がありません。

あなたが次の入選者かも。ホームページはonigashima-press.com/だそうです。

さて、平成最後の12月もいよいよおしせまってきました。
わたしの身の回りもバタバタしているので、今日で今年のブログは終わりです。

お正月、子どもたちや親戚がくるので、わたしはいつも散らかしっぱなしのこの家をそうじしなければなりません。
でも、まだまだねばって書き直したい作品もあったりします。いつも創作のことは頭からはなれません。

振り返ると、今年はわたしなりに充実したいい年でした。長くかかった『落語ねこ』をだせたのもよかったです。


ビブリオバトルも挑戦したし、産経新聞の書評も、がんばりました。次も書いていて、年あけて、早い段階にのせてもらえそうです。

そして、このブログにもたくさんの人が訪れてくれました。

本当にありがとうございます。ではではよいお年を!





児童文学講座2019

2018-12-23 16:01:36 | その他
児文協でまい年やっている、4月からの第47期日本児童文学講座の案内がでました。
みてください! こちらです。

事業部員で頭をひねって、講師を選びました。

教え方に定評がある、山口理さん、
笑いがたえない講座と人気の内田麟太郎さん、
児文協初登壇、新進気鋭の石川宏千花さん、
女子のあこがれを書いてミリオンセラー、あんびるやすこさん、
そして、児童書売り場にこの人の本がならんでないことはない人気作家、いとうみくさん、
話題作を次々手かげている編集者 山岸都芳さんです

ね、すごい講師陣でしょ! 合評をする講師も魅力ある作家たちです。

これは歴史ある講座ですが、初心者も大歓迎。フリートークもあり、仲間づくりもできると評判です。
若い方からそれなりの人まで、年齢層もはばひろい。
自分の作品の合評も経験できます。

1月から申込開始です。定員があるので1月以降、お早めに。

通信添削も、1月から申込開始。新し講師も加わりました。

また、1月からは事業部の「こうざブログ」も開くので見てくださいね。

寒くなってきましたが、我が家のろくろ首 葉ボタン は元気です。



どこまでのびるでしょうか?

明日は、イブですね。いいことがありますように。


次のラジオ・ミニビブリオバトル対決は1月11日です

2018-12-22 10:30:03 | その他
NHKジャーナルの対決ミニビブリオバトルのコーナー、NHKジャーナルのホームページにあげてくれました。
読むらじるのコーナーです。こちら

先日、児童ペン賞の贈呈式の中野サンプラザから渋谷のNHKに行ったときのものです。

駅というテーマで、恩田陸さんの痛快パニックコメディ『ドミノ』で勝ち進めました。

帯が冬バージョンになっています。

次回の対決はは1月11日。

次はどんな本にしようか、迷いに迷いましたが決めました。

テーマも直前までここではいえませんが、しずかに心が熱くなる、いい本です。

ラジオ出演は前日ぐらいが緊張のピークで、逃げだしたくなってしまいます。スタジオに行ってしまうと、覚悟が決まる感じかな。スタッフさんがとても親切です。ラジオのスタジオ光景も見れて、得した感じ。

そしてまた、対戦相手が本好きの人なので、話が楽しい。
一期一会を楽しんでいます。
次の方はどんな人でしょう。

ビブリオバトル、広がりはとまらず
たしか、明日は、大学生のビブリオバトルの決戦が大阪でおこなわれるとか。きっと熱い戦いになることでしょう。
NHKジャーナルでは、成人の日にビブリオバトルの特集もされるということです。

『なみきビブリオバトルストーリー1,2』をだしたおかげで、ビブリオバトル関連でいろんな経験をさせてもらいました。

ゴールデンウィークの親子フェスタの東京都美術館講堂のビブリオバトルから、児童ペン賞企画賞、そして、NHKジャーナルでのラジオ対決。

こんなに広がるとは、予想もしませんでした。時代がビブリオバトルのようなものを求めていたのかもしれません。

おかげで退屈することなく、充実した一年だったように思います。


もうすぐクリスマス。

わたしは、24日にクリスマスコンサートに行く予定です。もと編集で大変にお世話になったあの方の、吹奏楽です。



「おはなしの森 4」

2018-12-20 08:40:18 | その他
年末になり、毎日、今日こそは大掃除をしようと思おう。けど、腰痛もあり、一日のばしに。

かたずけてるとつい、思わぬ本を見つけ、読むことに。

あーあ、なんと整理整頓に向いてない私・・・


神戸新聞の連載をまとめた短編集、「おはなしの森」をいただいた。4ということ。続くのがすごいですね。


春、夏、秋、冬、きせつごとに短編がわけられている。22編、どれも神戸新聞日曜版、子育て欄に載ったものだということ。

こうやってまとまるとずっと残ることができると思います。

わたしの友人はおしゃべりの友、石川純子さん。「うめばあちゃんとダイコンもち」作者、石川さんの顔がうかんでくる、楽しい物語りでした。フフフって笑って読めます。