赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

上野の森 親子フェスタ

2016-04-28 09:13:34 | その他
明日からゴールデンウィークです。わたしは、前半、親の介護、後半、みなみの方にきれいな海を見に行きます。晴れてほしい! ずっと海が見たかったから。

とまあ、そういう感じなのですが、東京では、この気候がいい時期にイベントがいっぱい。
ます、上野の森、親子フェスタすごくたくさんのイベントがありますね。作家さんもいっぱいきて、小さなイベントも。

なんと、今年は児文協のブースもあります。5月5日、内田麟太朗さんも来ますよ。
作家のサイン会も。いつも華やかなKさんと、会報部の親分Tさんもテントにいるそうです。わたしは、旅行で空の上ってことで、パスでしたが。

また、平和を考えようというこういうイベントも! 今重要な時期ですよね。

わたしは行くかどうかは、旅行疲れしだいです。m(_ _)m 少しでも顔を出したいのですが、無理すると腰痛がでる体。ホント、トホホです。

腰痛がなおるインソールというのを買いました。わたしの足はベタ足だったそうです。値段、高かったけど、健康には変えられないと購入しちゃいました。少しは改善するでしょうか。腰痛本が書けそうなくらい、知識だけはたまってきました。
でも、効果もありました。ご飯を減らし、スクワットをしたら、2キロやせました。だれも気付いてくれないと思ったら、この間、友人に「病気?」って突然、聞かれました。うーん。微妙……。

ただ、体は軽くなり、動きやすくなりました。あと2キロ減! がんばれ私。
でも、旅行中はダイエット中止かな~~。中止期間が多すぎる、わたしのダイエットです。

児童文学発信サイト『ぞろ目の日、タイムス』

2016-04-24 07:40:23 | その他
ほんと、アホなことをして、自転車を迷子にさせてしまいました。昨日一日、あたふたさがして、きっと市役所がもっていったのだと確信。買ったばかりなので、出てきてほしーーい。

さて、児童文学、みなさんがんばっていて、いい作品もたくさん出ているのに、世間に認知度が低い。
作家は、宣伝が下手ですからね。やはり、こもって書くほうが性に合う人が多いから。

で、そんな時に児童文学を発信しようというサイトができました。ぞろ目の日タイムスです。

きれいなホームページですよね。これをつくっちゃうって見事。
何人かがかかわっているのでしょうが、わたしに声をかけてくれたのは、本間ちひろさん。いつも前向きに元気に、いろんな企画を考えてくれるアクティブな方です。今回も、児童書が好き、絵本が好きというだけで、時間をさいて活動されています。

中心は、早稲田大学のちかくの本屋さん。若い方々の力が集まって、ぞろ目の日、タイムス、盛り上げていこうとしているみたい。ホームページも、おしゃれで見やすいですよね。わたしはどうやっても、こんな風にはできません。ぜひ、みなさんも紹介本など、発信してください。ツイッターもあるそうです。

本間ちひろさんが、声をかけてくれたので、5月5日発行のぞろ目タイムスで、わたしのインタビューが載ります。『がむしゃら落語』についてです。顔写真ものっちゃいます。家族が、あーだ、こーだ、いいながら、撮ってくれました。きれいに撮れとは言わないから、それなりに撮ってと、ハードル低くたのむと、「それでも、大変!」とブツブツ言われました。(^_^;)

さて、重版出来、ドラマが話題になっています。わたしのまわりでも見た!という声が次々と。
黒木華ちゃん、ひとつまちがえばイヤ味になっちゃう役柄をうまくこなしていますね。柔道の道場にもかよわれたと、なにかで言ってました。さすが! 体の軸がしっかりした歩き方ですね。

わたしは自分にできなくて、コンプレックスがあるので、スポーツが出来る人には、常にあこがれがあります。文化系の出版界に、体育会系の編集者。これから、どうなるのかな??? マンガでストーリーをしっているけど、それでも、わくわくします。オダギリジョーの五百旗頭(いおきべ)さん、カッコよすぎ!
でも、実際の編集者さんがあんなにイケメンだったら、仕事、できないかも。

編集さんのアドバイスひとつで、作品が見違えたって経験があります。
けど、編集さんのほうは、作家の個性を見ぬいてアドバイスしなくてはいけないから、大変なお仕事ですよね。
重版出来の小熊ちゃんなら、「やりがいがありますね!」ってキラキラ笑顔でいいそうですが。


『天と地の方程式』富安陽子

2016-04-21 10:36:25 | その他
時間がたつにつれ、地震の大変さが伝わってきます。できることが少ないので、募金しました。どうか、復旧を!

さて、富安陽子さんの古事記をベースにしたファンタジー大作、『天と地の方程式』三巻目を読みました。
先のよめないストーリー展開、キャラのたった人物たち、ハラハラしながら、大いに楽しみました。物語のおもしろさ、全開って感じです。


情緒にながれることなっく、物語で読者を楽しませる、ファンタジーらしいファンタジー。さすが、富安陽子だなっと感心して一気読みして、最後、なんか自分の非力さも感じました。
いい物語っていうのは、そういう衝撃も受けますよね。でも打ちのめされる気持ちよさ、また、味わいたい。

自分はどうしてこんな能力をもって生まれてきてしまったんだろうという、合間にはいる考察も胸にせまったきました。そして、最後の巻なので、天と地の方程式があきらかになります。うわっ、これか! 数学、赤点ばかりのわたしでも、数字の魅力を垣間見た感じがしました。

この頃、ファンタジーをまた選んでよんでいます。『チポロ』もおもしろい。ドールハウスにも興味があり、『十二分の1の冒険』も読みました。これはシリーズ。全部読みたいけど、時間が……。あせらず、今年一年かけて、少しずつ読んでいきましょう。
今年は、講師など申し訳ないですがお断りしたせいで、昨年までよりも好きな本を読む時間がとれています。なんか、自分の定位置にもどった感じがしています。

クレヨンハウスの絵本と児童書の定期便絵本の本棚。これに『がむしゃら落語』選んでもらえていました。ありがとうございます。
Kコース四年生の11月です。
  
クレヨンハウスは「おかげさまで40年」なんだそうです。40年前、わたしはクレヨンハウスのそばの大学にかよっていたので、こんなお店ができるんだ! あのレモンちゃん(←年の人しかわからない話題でしょう)がやってるんだ!と、時々かよっていました。
そういうあこがれのお店でセレクトされたってことは、すごくうれしいです。
宣伝ですみません。でも、やっぱりうれしいんだなーーこれが!

神楽坂 毘沙門天の藤の花






原作が好きすぎると、映像化が楽しめない……

2016-04-17 15:19:43 | その他
熊本、大分の地震、恐ろしいですね。復興なんてところまで、まだ、いってませんが、これ以上、こわい思い、悲しい思いをする人がでませんようにと祈っています。

さて、話題を変えて、映画「ちはやふる・上の句」を見てきました。母の家のそばに映画館があるので、帰りによってきちゃいました。

映画館、ガラガラでした。映画は、野村周平が好演していて、主演の広瀬すずちゃんの美人度、かわいさが際だっていて、よくできてました。ふかくにも、泣いちゃいました。年とともに、涙腺がゆるんでいきます。
和歌のよさは出ていたと思います。

ただ、やっぱり原作のファンとしては、物足りない。原作が好きすぎるんですね。
子どもの時、百人一首を始めた頃の話が抜け落ちている。その時、どんなに楽しくて特別な一年だったか。それがないと、なんか、根元がぐらぐらしちゃいそうな感じがしました。

脇役がとてもうまく、とくに上白石萌音なんて、原作とぴったりシンクロしちゃってました。マンガからぬけだしてきたみたい。


あと、これは映画の中に出てくる八雲神社。(映画では分梅神社)聖地を見に行ってしまいました。
府中で近いので夫に車で連れていってもらっただけですが。
映画では重厚な神社に見えたのに、静かな住宅街のそばの小さな神社でした。わたしの好きなおみくじもありません。
願い事をいっぱいしてきました。今、いろいろ方向を悩んでいるので、神にすがってみたのです。

とまあ、文句をいいつつ、すっかり映画のちはやふるも楽しんだわたし。
次に目指すのは近江神宮。一度行ってみたい。ちはやふるラッピング電車に乗ってね。

春です。冬に植えた葉ボタンが巨大化しています。

そろそろ花が咲くかな。


新刊のことなど・・・・・

2016-04-13 08:20:17 | その他
いやー、このまえ、ここでおじいちゃん(義父)が介護4だと書いたら、何人からの人がはげましのメールをくれました。これがうれしかった。(*^_^*)。自分が介護を経験された人ばかり。介護4がどんな状態だけわかるからですね。
ただ、介護、がんばりなさいってことだけでなく、その中でも書き続けてねっていうそういうことばもあって、それが、ただただ、ありがたかったです。

さて、春なのでってこともないですが、これからの新刊の予定など。
6月末、『夢は牛のお医者さん』という文庫がでます。これはもとはドキュメンタリー映画で、数々の賞をとった作品をノベライズしてもの。でも、ノベライズとはいえ、原作映画が、会話もほとんどなく、美しい四季をおったようなものなので、ストーリーは考えました。

たった9人だけの小学校、入学式がないのは淋しいと校長先生は、牛を飼うことにしました。新入生はかわいいけど、手がかかる赤ちゃん牛だったのです。今では考えられないのですが、校長先生は、まるごと全部、子どもたちにまかせました。かわいがり、時にはけんかをしたり、とりあったり、いろんな経験をしながら、子どもたちも牛も成長していきます。

その中のひとりTさんが家畜の獣医になりたいと夢をもちます。ただ、その頃、家畜の獣医は体力もいり、女子には向かないと思われていて……。

昨年、取材にいって、獣医になったTさんともお会いしました。棚田がひろがる小学校の校舎も見てきました。ほぼ都会のそばで育ったわたしには、なにもかもめずらしく、刺激をうけました。
編集者さんも大変親切で励ましてくれて、こんな経験していいのって思うほど、充実した二日間でした。

ただ、実際の人物がいるという仕事は初めてなので、手探りのことも多くありました。ということで、文庫なのですが、とても心に残る仕事です。すごく考えさせられたし、新しい発見もありました。この年でそういう経験ができて、よかった。
ってことで、たくさんの人の手に届くといいな!です。
映画のパンフレットはこちら!
  映画は数々の新聞などで取り上げられました。

これから、挿絵があがり、文庫の形になっていくと思います。帯もつくそうです!
おいおい報告していきます。映画は各地のイオン映画などで、この夏、再上映されるそうです。

また、アンソロジーもひとつ、同じ頃に出してもらえる予定。
これは豪華執筆陣なので、だれと同じ巻になるか、とても楽しみです。

とまあ、ここまで書きまして、ふと、思います。あと何回、こういうお知らせを書けるかなって。
出版不況で、児童書も創作の割合が減っているようです。
それに、今日、決まった本屋大賞などを見ても若い感性の作家がバシバシでてきてます。
書けなくなる不安は常にあり、ボツともたたかってますが、とりあえずあと一冊と前を向いて行こう!