赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『英語でビブリオバトル実践集』

2021-03-30 08:42:08 | その他

紹介するのがおそくなりました。友人の粕谷さんが編集した本がでました。

ビブリオバトル、日本よりも英語圏のほうが人気になるかも。ディベートの文化があるから。

でも、ビブリオバトルは、ディベートではなくて、人をつなぐゲームなのですが。

ぜひ、英語がとくいな方、手にとってください。

さくらが散ってしまう前にと、チャリで武蔵国分寺公園へ

この歩道橋からのながめが大好き。

いつもは、ユキヤナギも咲いていて、白とピンクのコントラストが楽しめるのですが、今年はユキヤナギはおわってしまってますね。それだけ春がはやかったのでしょう。

昨日は読書会のメンバーのうれしいしらせが、メールでかけめぐりました。

また、まとめて紹介します。


映画『騙し絵の牙』

2021-03-29 08:31:42 | その他

すごーくひさびさ映画を見てきました。

『騙し絵の牙』朝一番の回をみたら、すいていました。

舞台は出版社。本が売れなくなって経営が厳しい中、社長がなくなり、トップをめぐって権力抗争がおきます。そこにまきこまれる、新人編集者、(松岡茉優)の奮闘を描いています。

出だし、迫力がありました。シェパードを散歩させる社長、原稿を読んでいく、新人編集者。

社長が息切れする映像と、松岡茉優が原稿をめくる映像が交互に。

社長が苦しそうになればなるほど、編集者は原稿にのめりこんでいきます。この原稿を読む演技がすごい。

ただ、へんなところが気になりました。この原稿、左閉じ。ふつう、応募原稿って右閉じじゃなかったかな。

そうか。松岡茉優が左ききなんだ!って。

ま、そんなことはあまり筋とは関係なくて、でも、とっても迫力あるシーンだったので書いちゃいました。

いろいろつっこみたいところは、あったけど、それでも人のいいわたしは、けろっとだまされました。映画、わたしには成功しています。こうきたのか、思ってもみなかった、でも、ありえる、って、裏切らるしかけはとても巧み。

でも、本と本屋を愛するわたしとしては、刺激的だったけど、このラストはどうかな。

希望を書いているようだけど、もう、ここしか希望はないのだよ、といわれているような気もして、さみしくなりました。

でも、現実、本は売れなくなっているのは事実。取り次ぎがたちいかなくなってるとも聞きます。

目をそらしても、それは数字としてあらわれているのでしょう。

児童書はまだ、それほどではなく、コロナでよくなったとはいわれていますが、それでも、電子教科書などがきたら、どうなるかわかりません。

というので、出版関係の方は見たくない映画なのかもしれません。

原作はあります。

塩田武士さん、気になる作家です。


マンガ『ミステリと言う勿れ』がおもしろい!

2021-03-27 07:16:32 | その他

この前、友人に、「赤羽さんの本、買おうとしたら、本屋にないよ」といわれました。「どこに売っているの?」とも。

すみません、ネットなら買えますと答えました。本屋に並ぶって、ホント 一瞬なんですよね。

売れっ子の人はちがうだろうけど。

そんな感じですが、わたしなりのペースでがんばって書いてます。

今週、次作のゲラが届きました。表紙のラフもできてきて、だんだん形になっていくって、うれしい。

本ができるまでのあいだで、一番大変なのは、会議をとおして、OKをもらうまで。

そのあとは、なんだかしあわせな気分でいられます。

次作のタイトルは『ぼくらのスクープ』

発売は八月予定。まだちょっと先ですが、きっとあっという間に八月になると思います。

どうか、どうか、よろしく!

 

さて、先日、おもしろいマンガと出会いました。家をしめだされて、(自分で鍵を忘れたのですが)時間つぶしに、本屋に平積みの本をポップにつられて大人買い。これにはまりました。

表紙は

田村由美「ミステリと言う勿れ」 | 「月刊flowers」公式サイト|小学館 (shogakukan.co.jp)

不思議なテイストの物語なんですね。主人公の久能整 クノウ トトノウ がよくしゃべって、難事件を解決します。ぼうっとしていて、友だちはいないといいきっちゃう、独特の雰囲気なのですが、すごい観察眼のもちぬし。

このへんなうんちくというか、考え方が心地良く、なんかいやされるんです。新感覚ストーリーといううたい文句ですが、それはぴったり。今までの探偵役にあまりなかったタイプ。

名前もおもしろいですよね。クノウって苦悩とも書きます。マンガの中でも、久能整とからんだ人は、悩みから自由になっていたりするので。悩みって案外、自分で自分をしばるところから出てくるんだなって思いました。

大人買いはしましたが、読んだのはまだ、4巻まで。これからも十分楽しめます。

昨日はさくらが満開でした。

↓は、千鳥ヶ淵付近。

この写真のところはまだいいのですが、お堀のまわりはとにかく人が多くて、蜜。用事だけすませて、そく、帰ることに。

そしたら、中央線、また、とまりました。この頃、しょっちゅう。かんべんしてくれー。

 


牧野節子さん

2021-03-24 08:38:58 | その他

児童文学作家の先輩、牧野節子さんと先週、話し合いをもちました。実作通信講座、ビギナーズコースについてです。

そこで牧野さんが、YouTubeをしていることが判明! 感覚が若い。

短編を朗読されています。↓

「牧野節子のYouTube部屋」

https://www.youtube.com/channel/UCVCf6VVUxRRgoA43ho73VFg/videos?view_as=subscriber

ぜひ、ごらんください。

チャレンジする牧野さんの姿勢がすてき。週二回、100話までやるつもりだとか。

楽しんでやってらっしゃっていて、カッコいい。

これまで、いくつもの大学で講師をされて、カルチャーセンターの講師はまだやられています。すごいですね。

桜並木が有名な国立通り。昨日はまだ、満開とはいきませんでした。

でも、人出は多め。

いつも注目のたま信のウィンドウ、飾り付けが春バージョンに一新していました。


『わらいボール』!

2021-03-21 18:44:48 | その他

幼年童話、わらいボール、重版がかかりました。

これがなんと10! わたしの作品の中で一番多いです。

これは、かなり前に出版した本。初版2007年。

ベネッセ グリムスクールでつかっていただいてるので、少しずつ売れていてありがたいです。

編集者さんと神保町で打ち合わせをしたことを思いだします。

壁に絵画書いたあの喫茶店、まだ、あるでしょうか?