赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

鎌倉・ももたろう・勉強会

2012-11-30 06:46:08 | 日記
ももたろうの勉強会&飲み会がおこなわれました。泊まったのは、同人の I さんがお世話してくれた、すてきなかくれ宿。勉強会後は、料亭のお弁当と、みんなでもちよったごちそうで、ワインを飲みました。

まず、わたしは、ひとりで朝早くでかけ、円覚寺のもみじを見てきました。静かできれいでした。
まず、北鎌倉をおりたとたん、空が広く、空気がきれい。思わず深呼吸。

そのあと、江ノ電にのり、おくればせながら、みんなと合流。江ノ電は大好きな電車。鎌倉駅の終点の所には、こんなかわいい心づかいが。

そして、勉強会。
末吉先生も、元編集者の榎本さんも、那須田さんも、ここでは語れませんが、長いこと、この業界をトップで走り続けただけのことがある、含蓄ある、いいことをおっしゃってました。
とくに那須田さん、大変お忙しい中、ももたろう37号にたくさんの付箋をつけてきてくださって、本当に感謝の言葉をいくついっても足りません。

次の日、みなさんは、江ノ島に行かれた模様。
天気がよかったので、きっとすばらしい散策だったと思います。


わたしは、宿にいる所からのどががらがら声になり、気になる締め切りもあり、一足早く帰ってきました。
帰り道、うつらうつらしながら考えたことは、
どんなにおしえてもらっても、いいことを言ってもらっても、うまくなるのは、『自分』なんだなってこと。
教えてもらえばうまくなれる、でなくて、自分でうまくなってやる!くらいの気概がないと、言ってもらった言葉もそのまま宙にうくだけじゃないのかなっと。

自分の登ってこそ、登った山の景色がきれいに心にしみるもの。
受け身でいないで、結果をあれこれ推測せず、臆病にならず、チャレンジ精神で、次の山をみつけて、また、こつこつ登っていこうと思いました。

でも、ひとりの仕事とはいえ、やはり、尊敬できる先輩や、本音で語り会えるいい仲間がいるのは心強いです。ももたろうに「休まず、書き続けなさい」と末吉先生にいってもらって、本当によかった。(*^_^*).
また、山本悦子さんも、ひきとめてくれました。
あの時、それがなかったら、やめていたかもしれない……。つながった縁は大事にしないといけないんですね。

最後にとても美しい鎌倉の日の入りです。左は江ノ島です。

「ともだちって☆いいな」の公募が本になりました!

2012-11-28 07:05:55 | 日記
昨日は宅配便など届け物がたくさん届く日でした。なんと5つも。

その中に、山形県鶴岡市朝暘第一小学校からのおたよりもありました。
秋の「お話の音楽のつどい」でわたしがかいた『マユとまほうのてがみ』を演じてくださったそうです。DVDとこどもたちの文集もはいっていました。
この朝暘小学区は読書活動でも、有名な小学校らしいです。
山形からのお便りの最初は、「白鳥の声も聞こえ、寒くなってきました」とありました。
東京で、わたしは寒い、寒いといってますが、山形はもっと寒いでしょうね。
一度だけいった鶴岡、とてもすてきな所でした。
見に行くことができませんでしたが、こうやってDVDと文集を送ってもらえるなんて、とてもうれしいです。

お便りのもうひとつは新刊です。
昨年児文協と国土社で公募した「ともだちって☆いいな」のシリーズ第一作目が本になったのです。
ふじたなほみさんの幼年童話『かえりみちはひみつのにおい』

わたしも選考委員のひとりだったので、送っていただきました。
絵がつくと文章は印象がかわるものです。友だちどうしの関係がよく描かれたかわいらしい作品になりました。
みなさん、手にとってください。

ほかの宅配便のことは、またあとで。
今日はこれから、『ももたろうIN鎌倉・腰越』末吉暁子、那須田淳、榎本司郎(敬称略)を招いて、なんと勉強会もします。そのあとは飲み会だ~~。ボジョレーも飲むぞ!

おはなしエンジェル 授賞式も無事終わりました☆

2012-11-27 06:39:32 | 日記
こども創作コンクールの授賞式、23日に終わりました。二十名の受賞者とご家族が集まりました。
このコンクールのいいところは、歓談の時間があるところ。じっとすわっているだけではありません。その時間に、お話を書くのが好きな子たちが友だちになり、文通するなんてこともあるようです。
わたしの回りは、京都とか大阪の女のこ。とても元気で、話もはずみました。
また、そのあとは、打ち上げ。これで、わたしは委員長を終わり、木村研さんにバトンタッチです。


その選考をいっしょにやっている児文芸の光丘真理さん。
『幸せを奏でる私の音楽 小林夏衣・七本の指のハーモニー』(感動ノンフィクションシリーズ)を上梓されました。
指が三本なくてもピアノをやりたい、それの思いをささえるご両親との葛藤が描かれています。

光丘さんは、家が近所で、中学のPTAの頃から知ってます。とてもがんばり屋さんという印象。でも、いつも明るく笑っていても、介護のことなど、いろんな気持ちを抱えていらっしゃるでしょう。
そんながんばりやで明るい光丘さんだから、、小林夏衣さんの前向きな気持ちをうまくとらえて、読後感のいいノンフィクションにされています。

追悼・福永 令三、

2012-11-25 18:53:22 | 日記
クレヨン王国シリーズの作者、福永 令三さんが、お亡くなりになったそうです。
今朝の新聞でしりました。とても悲しくて、しばし、呆然です。

クレヨン王国は、青い鳥文庫の大人気シリーズで、子どもが読みやすい、ほのぼのしたファンタジーの中に、社会問題をくみこんだりと、いろいろ工夫をされていました。
いつか、あんなシリーズが書きたいと思わせてくれる、楽しい物語でした。


子どもたちに愛されたクレヨン王国。賞などで、もっともっと評価されていい作家だと思っています。

子どもの本の作家は、少年のような若々しさがただよっているので、いつまでも亡くならないような錯覚をいだいてしまいますが、そんなことはないのですね。
心から、ご冥福をお祈りします。

おはなしエンジェル こども創作コンクール

2012-11-23 08:58:57 | 日記
銀杏も色づいてきました。
今日はおはなしエンジェルこども創作コンクールの授賞式です。十三回目になります。わたしが、かかわってから9回目くらいでしょうか。

今年の中学生の大賞の方は、何回も応募して今回やっと大賞を授賞されたそうです。
作品も幻想的で、すばらしいです。
お会いするのが、楽しみ。
このコンクールで出会った子どもたちは、お話すると作家志望が多いのです。
うーん。現実は本は売れなくなっているのに、作家はあこがれのキャリアなんですね。
ちょっと複雑……。


話は、全然かわり、昨夜、むすめと何気なく見ていた歌番組。
ひざびさにみたグレイの「Bible」という曲がかっこよかった。YouTubeで、何度も聞いてしまいました。グレイ、好きだったんです。

意外といわれますが、スマップとか嵐とかアイドル系には、あまり興味がなく、グレイやポルノグラフティとかの曲が好きです。あと、スピッツも好きで、カラオケではチェリーを歌ってしまいます。
とはいえ、どれも知ってる曲はヒットしたものわずかで、コアなファンではありませんが。
ひさびさにみた、グレイは、すてきでした。(^o^)

「千の哀しみはあなたを逃しはしないだろう
千の苦しみはあなたを優しさを知る大人に変える」
なんていう、歌詞もちょっと文学的でひかれました。

でも、ちょっとまって!
わたしのピアスの星あとがきのタイトル、ーー千のなやみ 千の希望ーーです。似てますよね。けっして、ぱくったわけではありません。ピアスの星のほうが、早く出版されてますから。念のために……