赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

モネ展に行きました!

2023-11-30 16:20:24 | その他

上野の森でやっているモネ展にいってきました。なんだかんだ、忙しいのですが、モネ展だけは行きたくて、時間をさいて娘といっしょにいきました。

上野は、銀杏がきれいに色づいていて、モネ展は、並ばないと入れないほど混んでいました。

モネ展は、上野の森美術館でやっていました。

入り口のところ、睡蓮の上を歩いていくしかけが。

そのあと、モネの印象派になる前の時代のコーナーが。

これが細かくてうまい。でも、色づかいは、やはりモネだなって思いました。

この時代は、写真はNGです。

でも、最後、写真OKの場所もあり、とってきました。

一番、ひとだかりが多かった、睡蓮の絵です。

今日はあたたかくて、おでかけびより。ちょっとムリして行ってよかったです。

 


にしがきようこさん新刊『アオナギの巣立つ森では』

2023-11-27 10:09:53 | その他

にしがきさんが新刊をだされました。大作です。

この作品には、ふたつのテーマがあります。ひとつは、刀をつくる刀匠という職人について。もうひとつは、大鷹の巣立ちについて。

ぜんぜんかけはなれているような二つのテーマですが、昔から日本にあり(いて)、今は、絶滅がさけばれているというところは似ています。

そのせいか、二つがなんと、うまくひびきあっているのです。

奥多摩の自然の中を、主人公のあおばはおじいちゃんより先に鳥を見つけたら、おこずかいをもらえるという約束で、おじいちゃんといっしょに歩きまわっていました。

そんな中、自分をわしという梛と出会い、梛の両親が刀匠で、梛も刀匠になりたいという夢をもっているということを知ります。

刀匠という職業、日本刀についても取材されたのだと思いますが、梛のママが刀をうつところの描写が迫力満点。

炎の熱さまで感じるようです。

その後、ふたりは森の中で大鷹の巣を見つけます。巣にはヒナもいるのですが、密猟者の影もあり、ふたりはヒナを守りたいと決意します。

しかし……。

にしがきさんは、バードウォッチングをされていて、鳥の知識も豊富。

作者の自然を愛する気持ちと、少年少女のまっすぐな思いとがうまく重なりあっていると思いました。

刀匠なんて職業が今でもあるんですね。

知らないことを知る楽しみもある物語だと思いました。

大鷹、わたしは野生のものは見たことがありません。この本を読んで見て見たくなりました。

 

さて、昨日の絵本展示会には、おかあさんたちがたくさん来てくれて、花束までもらえて、うれしい一日でした。

「大変だったけど、つくってよかった」

「自分でつくると、絵本を読むとき、見方が変わった」

「自分がつくったら、夫も絵本をつくり始めた」

いろんな声が聞こえました。

展示会には、おかあさんといっしょに若いおとうさんもたくさんきて、子どもの相手をしてくれていました。

今のおとうさんたち、ほんと、子どもの相手がうまいんですね。

時代の流れを感じましたよ。

幸せそうな家族たちに囲まれて、わたしも幸せをわけてもらったような一日でした。

いただいた素敵な花束、押し花にして、残しておこうと思います。公民館の担当者さんたちも、お世話になりました。


てづくり絵本の展示会

2023-11-26 08:21:20 | その他

今日は国分寺市本多公民館で手作り絵本の展覧会があります。

6月から10月までかかって、育児中のおかあさんが自分の子どもたちのためにつくった絵本の数々。

おかあさんのお子さんを思う気持ちにほろっとしたり、ああ、こんなことあったなーと昔を思いだしてみたりできますよ。

みなさん、とてもがんばりました。講座の中でおかあさんたちが話される、ひと言、ひと言がとてもキラキラしていて、わたしも刺激をうけました。

ぜひ、見に来てください。

わたしも11時から読みきかせします。わたしの鈴木出版からだした絵本です。

どなたでもきていただけるようにしてあります。よろしくお願いします。


しめのゆきさん 新刊『ピアノようせい レミーとリズムのまほう』

2023-11-23 11:45:33 | その他

しめのゆきさんが新刊をだされました。シリーズとして続くそうです。

かわいらしい絵ですね。ピアノや歌、音楽に造詣が深いしめのさんのよさがぎゅっとつまった一冊です。

ストリートピアノに妖精がいるってアイディアがとてもいいですよね。こういうの思いつきそうで、思いつかないんですよ。

そこに気づいて、低学年の子どもたちがとびつくような、心地いいストーリーにしあげてあります。

奥付の上のQRコードから音楽が聴けるしかけも、とてもいいと思いました。

読んだら音楽が聴きたくなる本です。ぜひ、手にとってみてください。子どもやおまごさんへのプレゼントにもぴったりです。

 

今日は気温があがるといわれていますね。

わたしは午後から押し花展に行きます。先輩が国立のアートスペースで個展を開いています。

週末はユースの会。今回は短編の合評会です。そのあと、なんとリアルで懇親会もします。

組織部の親睦会もかねています。どんな会になるか、楽しみです。


駅ビル9階でビブリオバトル

2023-11-20 18:45:54 | その他

昨日、国分寺ブックタウンプロジェクト「本で遊ぼう!」の企画のひとつ、ビブリオバトルがおこなわれました。

その中で、わたしは学園ミステリー『午後のチャイムが鳴るまでは』を紹介しました。

そして、なんと、人気作家の佐藤まどかさんも参戦してくれて、わたしの『5分で本を語れ チームでビブリオバトル』を紹介してくれたんです。

大感激ですよ。まどかさん、ムリにさそったのに、引きうけたうえ、わたしの本まで紹介してくれて、なんと、ありがたいこと。

わたしと佐藤まどかさんは直接対決はしなかったので、(二回バトルはおこなわれたため)どちらも、チャンプ本に輝きましたよ! 

観戦のみなさん、ありがとうございます。

 

会場がオープンスペースなので、声がとどきにくかったかもしれません。

本で遊ぼうのいろんな企画も盛り上がっていました。とくに占いが人気。女の子がならんでいました。

会場には、これまでのブックタウンの歴史の展示も……。

10周年、続くということはすばらしい。何事も続くことが大変だから。

また、なにより

友だちの作家や、『5分で本を語れ』の編集者さんが来てくださったこと、うれしく心に残りました。

終わったあとのおしゃべりも楽しかったです。

粕谷さん、ブックタウンの実行委員のみなさま、ありがととうございました。

佐藤まどかさんは、明日、ブックハウスカフェでトークイベントがあるそうです。オンラインもあります。注目です。