若田さん頑張ってください!
3月14日(土)JAXA宇宙探査イベント「宇宙探査の始動」に参加しました。パシフィコ横浜の5階小ホールでほぼ満席の盛況でした。(約400人)終始和やかムードで関心の高さが伝わってくる雰囲気でした。
プログラム等詳細は、下記で
http://www.jspec.jaxa.jp/2009yokohama/program.html
第一部は、「音楽と探査影像の世紀」と題して「はやぶさ」への思いを甲斐恵美子さん(ジャズピアニスト)のジャズで、「かぐや」の月の世界を土居裕子さん(歌手)ということで影像と音楽を堪能しました。
「はやぶさ」のビデオは、下記サイトで
「祈り」のビデオ(約33分)
http://spaceinfo.jaxa.jp/inori/index.html
第二部は、実際の探査の報告と宇宙探査の今後についての講演。
川口ディレクタが挨拶されましたが、宇宙開発は、文化であるということと継続が大切ということで共感しました。
室山NHK解説委員は、なぜ人類は宇宙を目指すかということを人類誕生からなぜ地球上くまなく繁栄したかということから説き起こして、人口増加の圧力のみでは説明できない知的好奇心が基となるとまとめていました。
そして、地球が豊かであれば、安心して宇宙を目指すことが出来る。また、宇宙探査については、哲学的なところをしっかり考える必要があると仰ってました。
さすがに要領よく話を構成されて大変面白かったですね。
大竹助教は、「かぐや」に搭載されている分光カメラの担当ということで、実際に今着々と得られている多くのデータを処理されている生の感覚が伝わってきて研究の面白さを実感しました。機会があればお手伝いしたいと思いました。
吉川准教授は、「はやぶさ」の話からどうして小天体を目指すのかということを下記の5点にまとめてました。
①太陽系及び生命の起源と進化を探る
②スペースガード
③宇宙資源開発
④有人ミッションへつなげる
⑤技術の進歩
また、「はやぶさ2」と「はやぶさMk2」のプロジェクトを是非実現したいと言ってました。文化の創造と次世代の育成に欠かせないとの事です。どうも予算が十分に回っていないようですね。
その後、「意見交換セッション」となりました。
冒頭に、土井宇宙飛行士が、下記のプレゼンをしました。
①日本版有人ロケットを作ろう(宇宙国家を目指す。航空宇宙技術と海洋造船技術の融合)
②日本版有人宇宙探査をしよう。(宇宙探査と海洋探査の融合)
有人探査で人間の生存圏を広げる。その為に日本は、海と宇宙で技術を活かせる。
全く、嬉しくなりましたね。自前の技術が有って初めて国際協力が出来るんですよね。独自に出来る技術を持っている上で協力して効率よく進めると言うことでお互い対等な関係が出来るんですよ。特にロケットは、基幹技術ですから~。有人探査も日本はロボット技術が優れているから要らないとか言っていると好奇心と冒険心のない民族ということで誹りを受けるし、絶対日本人も火星へ行って欲しいです。
土井さんの意見は、大変心強く思いました。造船や潜水艦技術との融合ということは意外でしたが、納得性があります。
その後は、司会の山根氏が各パネラーから話しを聞き盛り上げていました。
吉川准教授だったかと思いますが、ロボットでやれることは、未踏の地への探査。人間でなくては出来ないことは、未開の地の探査・開拓。と言われていたのも納得ですね。
今回の会は、JAXA主催であるのでJAXAの人中心で良いと思いますが、財界人や政治家も入れる必要が出てくると感じました。日本は、宇宙開発の旗印がハッキリしていないとの意見も出ましたので、今後もっと議論を高めて盛り上げて行きたいですね。
以下、独り言・・・
でも、月へ行くのが2030年というそれもまだ構想ということで、更に本日の話では月からすぐに火星に行かずに小天体に寄っても良いなんてことだと火星に行くのは今世紀中にはということかいな・・・。
それも月に行くだけで1兆円位掛かるとのこと。日本人が火星へ行くのは難しいな~。
月でそんなにお金使ってる余裕無いでしょう!やはりマーズダイレクトを目指しましょう。アメリカでも中国でもインドでもヨーロッパでも良いので何とか人類による火星への入植を目指して欲しいですね。
3月14日(土)JAXA宇宙探査イベント「宇宙探査の始動」に参加しました。パシフィコ横浜の5階小ホールでほぼ満席の盛況でした。(約400人)終始和やかムードで関心の高さが伝わってくる雰囲気でした。
プログラム等詳細は、下記で
http://www.jspec.jaxa.jp/2009yokohama/program.html
第一部は、「音楽と探査影像の世紀」と題して「はやぶさ」への思いを甲斐恵美子さん(ジャズピアニスト)のジャズで、「かぐや」の月の世界を土居裕子さん(歌手)ということで影像と音楽を堪能しました。
「はやぶさ」のビデオは、下記サイトで
「祈り」のビデオ(約33分)
http://spaceinfo.jaxa.jp/inori/index.html
第二部は、実際の探査の報告と宇宙探査の今後についての講演。
川口ディレクタが挨拶されましたが、宇宙開発は、文化であるということと継続が大切ということで共感しました。
室山NHK解説委員は、なぜ人類は宇宙を目指すかということを人類誕生からなぜ地球上くまなく繁栄したかということから説き起こして、人口増加の圧力のみでは説明できない知的好奇心が基となるとまとめていました。
そして、地球が豊かであれば、安心して宇宙を目指すことが出来る。また、宇宙探査については、哲学的なところをしっかり考える必要があると仰ってました。
さすがに要領よく話を構成されて大変面白かったですね。
大竹助教は、「かぐや」に搭載されている分光カメラの担当ということで、実際に今着々と得られている多くのデータを処理されている生の感覚が伝わってきて研究の面白さを実感しました。機会があればお手伝いしたいと思いました。
吉川准教授は、「はやぶさ」の話からどうして小天体を目指すのかということを下記の5点にまとめてました。
①太陽系及び生命の起源と進化を探る
②スペースガード
③宇宙資源開発
④有人ミッションへつなげる
⑤技術の進歩
また、「はやぶさ2」と「はやぶさMk2」のプロジェクトを是非実現したいと言ってました。文化の創造と次世代の育成に欠かせないとの事です。どうも予算が十分に回っていないようですね。
その後、「意見交換セッション」となりました。
冒頭に、土井宇宙飛行士が、下記のプレゼンをしました。
①日本版有人ロケットを作ろう(宇宙国家を目指す。航空宇宙技術と海洋造船技術の融合)
②日本版有人宇宙探査をしよう。(宇宙探査と海洋探査の融合)
有人探査で人間の生存圏を広げる。その為に日本は、海と宇宙で技術を活かせる。
全く、嬉しくなりましたね。自前の技術が有って初めて国際協力が出来るんですよね。独自に出来る技術を持っている上で協力して効率よく進めると言うことでお互い対等な関係が出来るんですよ。特にロケットは、基幹技術ですから~。有人探査も日本はロボット技術が優れているから要らないとか言っていると好奇心と冒険心のない民族ということで誹りを受けるし、絶対日本人も火星へ行って欲しいです。
土井さんの意見は、大変心強く思いました。造船や潜水艦技術との融合ということは意外でしたが、納得性があります。
その後は、司会の山根氏が各パネラーから話しを聞き盛り上げていました。
吉川准教授だったかと思いますが、ロボットでやれることは、未踏の地への探査。人間でなくては出来ないことは、未開の地の探査・開拓。と言われていたのも納得ですね。
今回の会は、JAXA主催であるのでJAXAの人中心で良いと思いますが、財界人や政治家も入れる必要が出てくると感じました。日本は、宇宙開発の旗印がハッキリしていないとの意見も出ましたので、今後もっと議論を高めて盛り上げて行きたいですね。
以下、独り言・・・
でも、月へ行くのが2030年というそれもまだ構想ということで、更に本日の話では月からすぐに火星に行かずに小天体に寄っても良いなんてことだと火星に行くのは今世紀中にはということかいな・・・。
それも月に行くだけで1兆円位掛かるとのこと。日本人が火星へ行くのは難しいな~。
月でそんなにお金使ってる余裕無いでしょう!やはりマーズダイレクトを目指しましょう。アメリカでも中国でもインドでもヨーロッパでも良いので何とか人類による火星への入植を目指して欲しいですね。