火星への道

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降下用パラシュート合格です!

2009-04-16 21:01:58 | MSL


4/14のNASAの発表によると、カリフォルニアの米航空宇宙局エイムズ研究所で3月から4月に亘ってMars Science Laboratoryのパラシュートの風洞実験が終了して合格だったそうです。
この風洞実験施設は、世界最大で高さ24メーターで幅37メーターです。ボーイング737の格納庫に十分なほど大きいとのことです。
奥行きが明記されていませんが、長さは・・・。
パラシュートは、80個のサスペンション・ラインを持っていて、その長さは、50M以上で、開いた大きさは、およそ直径16メーターです。
MSL着陸船は、火星の大気に突入してからマッハ2.2でこのパラシュートを開くそうです。
そのときの流体抵抗は、最大6万5000ポンドとなるとのことです。6万5000ポンドは、1ポンド=0.454kgですから換算すると29.5トンですね。大変な力に耐えて大切なMSLを守ってくれるのですね。
とりあえず、2011年の打上げに向けて一歩前進ですね。

詳細は、下記で
http://marsprogram.jpl.nasa.gov/msl/news/whatsnew/index.cfm?FuseAction=ShowNews&NewsID=90

MSLローバーの名前も今月末か5月初めには、発表の予定ですので楽しみです。
コメント (2)
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