火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

Constellation具体化に向けて!

2009-08-09 11:28:50 | NASA


スペースサイトさんの8月6日の記事とテクノバーンさんの8月7日の記事によりますとホワイトハウスから委託された委員会のNASAの次期有人宇宙開発「コンステレーション」の再評価試案が大筋決まったようです。

スペースサイトさんは、リンクしてますのでそちらを。テクノバーンさんの記事は、下記にて

http://www.technobahn.com/news/200908070547

発端のSpace.com の記事は、下記にて

http://www.space.com/news/090805-human-spaceflight-options.html

基本的内容は、
・2011年までにスペースシャトルを引退させる。
・ISSの運用は、2020年まで延長する。
・2015年にアメリカのスペースシャトル代替輸送手段の開発が終わるまでの間の人員の輸送等は、ISS加盟国と民間企業に任せる。
・次期宇宙船は、ORION有人宇宙船とARESロケットとする。
・また、LEO(ISSが周回している400kmの低軌道)を超えて行く意志は、固い模様。
・マーズダイレクトなる案もあり、当方としては喜ばしいが、もう少しおとなし目の案が有力とのこと。

8月12日に最終的な会合を予定しており、その後、8月末にはオバマさんへ報告するとのことです。
オバマさんの判断が待たれるところです。

地球軌道から出て行く意志は、固そうですので何時までも浮き輪をつけて渚での遊びが繰り返されることは、避けられそうです。
関心事は、月でどの位費用を使うミッションになるのかです。
出来るだけ早く火星への道筋を歩いて欲しいと願ってます。

2004年2月に前大統領ブッシュさんが発表した「The Vision for Space Exploration」には、木星の衛星カリスト上に有人基地が描かれていましたからね。

下記の下のほうに「The Vision for Space Exploration」のPDFが有りますので、22ページのイラストを見てください。
http://www.nasa.gov/mission_pages/constellation/news/index.html
コメント
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