アメリカ火星協会で09年度のMDRS(the Mars Desert Research Station)への参加者を募集してます。
今年は、2009年11月14日から2010年4月18日の間行う予定です。
申込の締め切りは、9月15日でそれまでに履歴書を mdrs-applications@marssociety.orgまで送る必要があります。
どういう技術(技術者、生物学者、ジャーナリスト等)を持っているかでチームを組む際の参考とします。
また、英語の会話や読み書きが出来る方が有利ではあるが、必須ではないとのこと。
必要なら参加者の言語が話せる人と組み合わせてくれるようです。勿論、そういう人がいればということのようですが。
詳細は、下記にて
http://www.marssociety.org/portal/groups/AnalogsTF/MDRSSeason9Apps/
ユタ州の峡谷地帯の北緯38°24′、西経110°47′に火星協会が建設したMDRSが有り、毎年冬に有人火星探査のシュミレーションをやっています。
約2週間のローテーションで11チーム予定されてます。
以下のようなことをやるようです。
1.極限環境微生物のサンプル採集。
2.環境影響調査のための土のサンプル収集。
3.非侵襲的装置で各人の健康状態の測定をします。
4.滞在中の全ての食品が食物研究を目的に設計されている。
参加費用は、2週間の費用として1,000ドルとMDRSへ行くための集合地であるコロラド州のGrand Junctionへの往復の旅費とGrand Junctionでの滞在費用(数日)とのこと。
Grand Junctionからユタ洲のMDRSまでは、火星協会が運んでくれます。
また、2週間の滞在費用に対して奨学金が出るとのことです。
詳しく見てませんが、大体の人に500ドル出るのではないかと思います。
また、宇宙関連の学生や教師には1,000ドル+500ドル出るようですね。
勿論、奨学金を貰う場合は、いろいろなレポートやマスコミ関連の対応などでMDRSの活動に協力することが求められます。
我々もまだ行ったことがないので、これから少しずつ調べてお知らせします。
日本からGrand Junctionまで安く行く方法なども探します。
2週間、チームを組んで野外活動をするので体力も必要ですね。
ちなみに北緯38°24′辺は、日本では宮城県の石巻から山形空港を結んだ線上辺りです。
日本でも宮城県の後白髪山などで冬にやれそうでしょうかね。
もっと寒い北海道で良い候補地が有るかも知れませんが。