InSightのニュースによりますと、先週金曜日に行われたMission Critical Design Reviewを成功させ、着陸船建造へのゴーサインを得たとのことです。
いよいよ2016年3月の Vandenberg空軍基地(カリフォルニア)からの打上に向けて作業が開始されることとなりました。
今年の11月までに、各国のパートナーは、各自の担当分の機器装置を完成させる必要があります。
JPLが全体を管理します。
InSightの国際科学チームは、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、日本、ポーランド、スペイン、スイス、英国、米国の研究者で構成されています。
機器の分担は、以下の通りです。
1)SEIS(地震計):火星内部活動の震動および他の活動の正確な測定。
製造担当:CNES(the French Space Agency )、IPGP(the participation of the Institut de Physique du Globe de Paris)、ETH(the Swiss Federal Institute of Technology)、MPS(the Max Planck Institute for Solar System Research), Imperial College、JPL
2)HP3(熱流量プローブ):惑星の進化の代表的指標の温度測定。
製造担当:DLR(the German Space Agency)
3)RISE(位置情報):太陽引力による火星軌道のゆれや地球との位置変動の測定によって火星内部構造の測定。
製造担当:JPL
InSightがいよいよ活動開始ですね。