Curiosityは、Sol1545(12月11日 JST)時点で、ドリル問題を解決するための作業をしながら、ドリル以外の機器を使用して周辺を調査しています。
EmillyさんがCuriosityの最新情報を纏めてくれていますので、メモします。
また、the American Geophysical Union の会議で以下の発表があるそうです。
Livestreamがありますので、早起きして見ますか!
ーーーーーーthe American Geophysical Union の会議の内容ーーーーーーーーーーーー
「ゲイルクレーターからのニュース:NASAの好奇心火星ローバーから最近の知見」
日時:12月13日(火曜日)午前11:30(PST):日本時間(14日4:30 JST)
内容:NASAのCuriosityが火星のこの部分に水が豊富な古代の環境に関する情報を追加して、ゲイルクレーターの中央にあるSharp山の若い地層を調査し続けています。2年前(Sol753:2014年9月18日)山のふもとに達してから、ローバーは、長く存在していた湖や地下水環境の記録を提供する180メートルの厚さの地層の半分以上の垂直方向の範囲を調査しました。それは、複数のサイトでの岩組成の分析で、生命のための有利な要因を含む、環境条件が時間の経過とともにどのように進化したかについての新たな証拠を提供しています。いくつかの成分は、これからのさらに長い山登りののちにたどり着く当面の最終目標地で何を見つけるかを予想することができます。
参加者:Joy Crisp, 米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所、パサデナ、カリフォルニア州、USA;
Thomas Bristow, NASAエイムズ研究センター、モフェットフィールド、カリフォルニア州、USA;
Patrick Gasda, ロスアラモス国立研究所、ロスアラモス、ニューメキシコ州、米国;
John Grotzinger, カリフォルニア工科大学、パサデナ、カリフォルニア州、アメリカ
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下図は、今までと今後の移動ルートです。
NASA / JPL / MSSS / ESA / HRSC / Emily Lakdawalla
白丸がドリルでサンプル採取した場所です。
下図は、火星着陸依頼にサンプルした15か所のドリル穴です。
NASA / JPL / MSSS / Emily Lakdawalla / Sebina image processing by James Sorenson
新しい順に左から右へ、上から下へ並んでいます。
下図は、Sol1468からSol1546のルートです。
Sol1495に “Sebina”でドリル穴をあけました。
Sol1536に“Precipice.”でドリル穴をあけるときにトラブル発生。