EmillyさんがCuriosityが撮影した夜行雲をまとめてくれていますので、紹介します。
http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2019/curiosity-noctilucent-clouds.html
下図がSol2410(2019年5月18日)の日没後に撮影された夜行雲(巻雲)です。
青い夕日も素敵ですね!(ただし、人工的な着色です。)
(C)NASA / JPL-Caltech / Justin Cowart
巻雲の高度が分かりませんが、巻雲にしては高度が低く見えるような気がします。
地球上では、高度5,000m~16,000m付近に発生する雲です。
Sol2410時点でCurisityの位置は、下図のHematite Unitを越えた辺りなので、標高-4,158mくらいです。
この時、Curiosityは着陸地点から20,440m走行して約342m登ってきたわけですが、地球で言えば、まだ海の中ですね。
以下は、その他の火星の雲の画像です。
Sol2417(5月25日)_曇りの夜
(C)NASA/JPL-Caltech/MSSS/Thomas Appere
Sol2405(5月13日)
(C)NASA / JPL-Caltech / Justin Cowart
*結構、いろいろな雲が見えますね!雲好きには、楽しい!