12月5日のWhat'sNewによりますと、12月1日にCuriosityのドリルに不具合が発生したとのことです。
通常、パーカッションと回転でサンプルを削りますが、Sol911(2015年2月)にドリルをした時にショートが発生し、それ以降は、回転のみでサンプルを削っています。
しかしながら、今回は、ドリルが出ないトラブルです。
原因を究明中です。
サンプル採取目標は、“Precipice.”(下図:撮影Sol 1526 (2016-11-21 02:30:44 UTC)) でした。
*2015年2月に発生したパーカッション機構の不具合は、下記のとおりです。
通常、パーカッションとドリルを行い、サンプルを削りますが、ドリルの時にショートが発生しました。
現在の場所は、下図のとおりです。
着陸地点から15.01km走行してきました。"Murray Buttes”からは、840m。
高さは、着陸地点から165m登ったことになります。"Murray Buttes"からは、44m。
*"Murray Buttes"から単純計算では、斜度3°となりますね。道路勾配だと約5.2%(普通の自転車で登れるくらいの傾斜です。)
なんと、最後の手段は、パーカッションを使うことも検討しているようです。
まだ、山登りは続きます。
頑張って!Curiosity!