8月19日のWhat'sNewによりますと、Curiosityは、"Marias Pass"での調査を終えて8月12日から順調に山登りを開始しています。
8月18日までに132m進んで、2012年8月に火星に到着してからCuriosityは、11.1km移動したこととなりました。
Sol753(2014年9月18日)にSharp山麓に到着して以来、長期間でしたが、十分な成果が得られたと思います。
Sharp山の層状の地層を調べていけば、山の形成過程や環境変化など多くのことが確認できることでしょう。
*楽しみです!
Curiosityは、移動しながらシリカに富んだ"Buckskin"のサンプルを分析中です。
そして、DAN(Dynamic Albedo of Neutrons )による測定で、下図のとおり水が豊富にある場所を確認しました。
特に赤い部分は、10%以上の水分含量です。
ただし、水は単独で存在しているわけではなく、岩石の水和物として存在していると推定しています。
今回、DANは、アクティブモードで測定しており、地表面下約1mまで測定可能だった様です。
下図は、Curiosityがシリカに富んだ"Buckskin"でドリル穴を前に自分撮りをした画像です。
なんとなく得意げに見えませんか?
下図は、Round-Horizon Versionです。