英国陸地測量局のChris Wessonさん(地図製作デザイナー)がNASAのデーターを使用して新しい火星の地図を作成しました。
ブログとFlickr、Twitterで発表されています。
特徴は、火星の地図として今まで発表されたことのない画像処理を施してあり、見やすくなっていると言う点です。
火星全域の7%程度の範囲で、1:4,000,000の縮尺です。
でも、しっかり2018年に打ち上げられる予定のExoMARSの着陸候補地を含んでいます。
さらに、現在公開中の映画「オデッセイ」でマーク・ワトニーが一人で3,200kmを移動したルートが含まれていますね!
これって、偶然ですか?
Crown copyright and/or database right 2016 OS(Ordnance Survay)
もうひとつの画像があります。位置関係が分かりやすいですね。
ExoMARSの着陸候補地は、下図のとおりです。
*当ブログ(2015.10.28)の「 ローバー着陸候補地が絞り込まれたようです」を参照してください。
映画「オデッセイ」でワトニーが移動したアキダリア平原からスキャパレリクレーターまでのルートは、下図のとおりです。
*当ブログ(2016.1.18)「オタクら・・・劇場で見てね!」を参照してください。
NASAのMars Trekと見比べてみるのも一興ですよ。
これは、日本人研究者の名前では?と調べたらアメリカ人でバイキングの生命発見実験に係った人だそうです。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_craters_on_Mars:_O-Z
http://www.nytimes.com/1998/08/09/nyregion/vance-oyama-76-biochemist-who-tested-for-sign-of-martian-life.html
でも、Oyamaさんなんて、どう見ても日本人のルーツではないか?気になるところです。