前回に続いて、またまた素敵な女性のお話です。
先日、「徹子の部屋」に出演された際に「肉食人種の長寿族、週に6回は牛のひれ肉をいただく。お肉を食べることはエネルギーを買うこと。集中できるんです。」とおっしゃっていたのは、ピアニストの室井摩耶子さん 御年92歳です。
室井さんは、1921(大正10)年の生まれ。1921年といえば、第一次世界大戦が終結して3年で、平民宰相で有名な原敬首相が暗殺された年。歴史の授業に出てくるようなはるか昔のことに思えてしまいますね。
6歳からピアノを初めて、1945年1月にピアニストとしてデビュー。その後1964年にはドイツで「世界150人のピアニスト」に選ばれていらっしゃいます。
室井さんは、普段は年齢のことは忘れている、「92歳って誰のこと?」「ピアノを弾くたびに新しいことが見えてくる。」、「なるほど!がある。発見がある。」とおっしゃいます。
現在も、毎日4~5時間以上はピアノを弾かれるそうで、黒柳徹子さんの「練習が面倒に感じることはないのですか?」との質問に、室井さんは「ピアノに関してはない。」、「ピアノの神様は嫉妬深い。他のことに気を回すなら知らないわよ、とそっぽを向いてしまうから。」とビッグスマイルでおっしゃっていました。
そして、室井さんはピアノ以外のことでも、ものすごい行動力を持っていらっしゃるんです。89歳で家を新築!したり、さらにブログも更新中・・・。
前回の笹本恒子さん同様、年齢にとらわれない幸せな生き方をされている女性の大先輩として、大いに刺激になります。
現役でい続けること。多くの人が自分もそうありたいと願っているであろう生き方ですが、室井さんの生き方に少しだけ触れて、その秘訣は何十年もライフスタイルを変えることなく、毎日コツコツと日々を積み重ねることにあるように思いました。
やっぱり、「継続は力なり」でしょうか。私もいつまで現役で続けられるか、チャレンジしてみたくなりました。
因みに、熟年肉食男子といえば、つい先日80歳にしてエベレスト登頂成功の偉業を成し遂げた現役真っ最中で、帰国した日に早速800グラムのお肉を召し上がったと言われた、三浦雄一郎さんを挙げないわけにはいきませんよね。
(株式会社人材育成社)