中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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キャットマン(猫男)の謎

2013年06月07日 | コンサルティング

私(平野)は英語が苦手です。耳が悪いせいか、聴き間違えることがよくあります。それなのに無謀にも外資系の企業に勤務していた経験があります(それも2回も!)。

十数年前、アンドリューという米国本社から出張で来たカナダ人と一緒に夜の10時頃山手線に乗っていたときのことです。この時は2人ともちょっと酔っていましたが、以下の会話は実話です。

 アンドリュー「お前、キャットマンドゥ知ってるか?すごく面白かったぞ。」

 私 「え? キャットマン?猫男?知らないな。」

 アンドリュー「ほんとか? 有名だぞ。じゃあ、ネポーも知らないのか?」

 私 「ネコ? 知ってるよ。ああ、たしかにネコはキャットマンだよね。」

 アンドリュー「そうだよ。ネポーのキャットマンドゥは一度行くべきだよ。」

 私 「キャットマン(猫男)に行くって・・・ああ、劇団四季の・・・」

 アンドリュー 「本当はヒマラヤにトレッキングに行きたかったんだが、天候が悪くて」

すぐにお分かりいただけたと思います。彼はネパールのカトマンズに行った時の話をしていたのです。

さて、残念ながら私の英語力は歳とともに低下する一方です。それに比べて、最近の新入社員の英語力は大変向上していると思います。就職に有利だとの理由からでしょうか、TOEICも相当高いスコアを取って来ています。しかし、肝心の日本語のコミュニケーション能力にやや不安を感じることもあります。若手社員対象の企業研修でもっとも必要なのは、正しい日本語を話したり書いたりするトレーニングだと思います。

学生達よ、日本語をきちんと話せるようになってから就活をしなさい! 英語はそのあとで良いから・・・

※上記の画像は本文とは関係ありません(すみません)。

(人材育成社)