「79.9」 これ、何の数値かわかりますか?
正解は、今日6月18日の不快指数です。不快指数(discomfort index)とは、夏の蒸し暑さを数量的に表した指数で、1957年に米国で考案されたそうです。体に感じる蒸し暑さは気温と湿度に加え、風速等の条件によっても異なるため、不快指数は必ずしも体感とは一致しないものなのだそうです。
また、元々の体質によってもかなり異なるようで、日本人は不快指数75で約9%の人が、77で約65%の人が不快に感じるのだそうです。したがって、今日はとっても多くの人が蒸し暑く感じたはず。
一か月間の不快指数75以上の日数を不快日数というそうですから、今日はその一日としてカウントされていますね。
我々、人材育成社の二人は暑いのが大の苦手。生まれ月との関係の有無はわかりませんが、二人とも12月生まれです。これからの季節は、修行僧になったような気持ちで乗り切らなければなりません。
ところで、研修講師にとっては、研修中にジャケットを着用すべきか否か、これがなかなかに悩ましい問題なのです。
クールビズという言葉が認知されて早8年。私自身は、研修の開始時と終了時のみ着用し、それ以外の時間は受講者の皆さんに「失礼します。」と一言断って脱いでいます。しかし、「講師はジャケットを脱ぐべからず。」という一説もあるようで、かたくなに着用をしている人もいます。実に悩ましい状況です。
さて、冒頭の写真ですが、京都のある寺院に掲げられていたものです。
「希望に起き 愉快に働き 感謝に眠る。」
頭では十分理解しているつもりなのですが、暑い夏はなかなかこの通りとはいきませんね。
「寝苦しい夜に安眠できず 寝不足のまま起きる。」
今年も既にこういう日々に突入していますが、どんなに暑くても、せめて「愉快に働く。」 は実行しようと思うのです。
さあ、この夏はまだまだ始まったばかり。長期戦に身も心も備え、夏を乗り切りましょう!
(人材育成社)