このブログをお読みいただいている皆さん、今のお仕事に不満をお持ちでしたら研修講師に転身されることをお勧めします。
では、研修講師になるための3つのステップを順を追ってご説明します。
まず、第一に名刺です。屋号にはこだわる必要はありません。カタカナの格好良いもの、ちょっとアカデミックにXX研究所、奇をてらって英語表記でも結構です。ただし、肩書きだけは「研修講師」と書いてください。なによりも大事なのは自己暗示だからです。
次に研修を行う分野を決めます。自分が得意とする分野を選ぶべきですが、資格が物を言う法律や会計などは注意が必要です。○○士のような資格がないと相手にされません。でも、ご心配なく。公的な資格が無いあなたでも「コミュニケーション」分野なら堂々と研修講師と名乗れます。
そして、最後は講師経歴書です。「何者なのか分からない人」を講師として採用する勇気のある会社はありません。経歴書はクライアントに自分を売り込む際の説明書として使います。経歴については「盛って」ください。営業部でそこそこの成績を上げたことがあれば「常にトップセールスを争う」、市場規模を調べた経験が一度でもあれば「マーケティングの専門家」、倉庫で働いていたら「サプライチェーンのプロセスに精通」等など。
さて、以上で終了です。
明日から研修講師としてクライアントになりそうな企業や研修会社に自分を売り込んでください。もちろん、結果は保証できませんけれど。
(人材育成社)