瑞穂町にあるホームセンターでたくさんの招き猫を見ました。これだけの集団で福を招いている様子はなかなか壮観です。一種の「気」のようなものを感じました。
招き猫の由来には諸説あるようですが、江戸時代の後期から流行りはじめたようです。こうしたラッキーアイテム(good luck charm)には四つ葉のクローバーや蛇の脱け殻など世界中にいろいろなものがあります。
ラッキーアイテムは国や民族独自の文化から生まれたものですが、「幸運」という概念はそうした違いを超えて広がりやすいようです。
だいぶ前に聞いた話ですが、ラスベガスで、Lucky cat(招き猫)を持っているとギャンブルに勝てるという噂が広まったことがあったとか。
ギャンブルはさておき、こうした「モノ」に願いを託すことは悪くないと思います。
ラッキーアイテムとは、それが目に入ったらちょっとだけ前向きな気持ちにさせてくれる、そんな存在です。招き猫のユーモラスな顔としぐさはまさにそんな役目にぴったりだと思います。
しかし、オフィスにこんなにたくさんの招き猫があったら、かえって気が散るだけですよね。
(人材育成社)