今日も日中は麗らかな日和に恵まれました。そんな中、昨日箱根駅伝を見ていて行きそびれてしまった相模國一之宮寒川神社へ参詣して、神璽を頂きに出かけることにしました。

やがて神門が見えてきました。寒川神社では毎年古事記の神話に基づくねぶたが神門に奉納されますが、今年のねぶたは『神武東征』、神武天皇が八咫烏に導かれる様を描いたものでした。

最後の難関、拝殿前の大行列が待ち構えています。ここからはひたすら牛歩で前進し、御賽銭箱を目指すことになるわけです。
最寄りのJR相模線宮山駅に着くと、小さな単線の駅はものすごい人だかり。参詣に向かう人と帰路に着くべく電車を待つ人とが狭いホームで押すな押すなの大盛況でしたが、どうにかこうにかその人波を抜け出して御社に向かいました。
駅からの道も参拝客で大混雑。昨年のお正月には一の鳥居の辺りまで並び直させられたこともあって、これは相当並ばされるな…と覚悟を決めて向かいました。しかしいざ行ってみると、上に写真を載せた社殿に一番近い三の鳥居のところに架かる石橋から入ることが出来ました。さすがに三ヶ日ほどの混みっぷりではなさそうです。
鳥居をくぐり、人波に合わせて前進すると、

やがて神門が見えてきました。寒川神社では毎年古事記の神話に基づくねぶたが神門に奉納されますが、今年のねぶたは『神武東征』、神武天皇が八咫烏に導かれる様を描いたものでした。
手水舎で手水を使い、神門をくぐると

最後の難関、拝殿前の大行列が待ち構えています。ここからはひたすら牛歩で前進し、御賽銭箱を目指すことになるわけです。
並ぶことに飽きてしまったガキ共…いや幼子の雄叫び…狂声…いや悲痛な叫びをものともせずに拝殿に辿り着くと、御賽銭を差し上げて無事に参拝を終えました。そしてその阿鼻叫喚から逃れて御札所に向かい、寒川神社の神璽と八方除の御札を無事に頂いてきました。
そして、寒川神社に参拝したら忘れてはいけないのが

摂社である宮山神社への参詣です。
こちらには大物主神や須佐之男命、伊邪那岐命、伊邪那美命、宇迦之御魂命、健御雷之男神、大雀命、聖神と、何と八柱もの神々が祀られております。ですからその霊験も半端ではない…のですが、なかなかそれが理解されていないようで大概の参拝客はスルーして行ってしまいます。最寄りの駅名の元にもなっているというのに、実に勿体無いことです。
ということでこちらにも謹んで御挨拶申し上げ、宮山駅ではなく一つ手前の寒川駅まで歩いて相模線に乗り、座って帰ることができました。帰宅後、我が家の神棚に寒川神社神璽と八方除御札を無事にお祀りすることが出来たのでありました。
これで一通り、年頭の神社詣は完了です。後は立春前後の初午祭まで、ひと心地つくことにします。