昨日、東京のソメイヨシノ開花宣言発表の基準となる九段靖國神社の標準木の花が開花し、開花宣言が出されました。昨年と同じく、平年より12日早い開花となったようです。
ここ最近、関東地方では暖かな日が続きましたから、桜もそれに刺激されたのでしょう。神奈川県での開花宣言はまだ出されていませんが、小田原の小学校の校庭にあるソメイヨシノをよく見てみたら…
幹から直接花が咲いている木がありました。開花宣言発表の基準は標準木に5輪以上花が咲いていることですから、それに照らせばどうやら小田原でも開花宣言が出せそうです。
東京での今年の満開は23日とのことで、その日はちょうど小学校の卒業式の日にあたります。もし予想通りでお天気がよければ、6年生たちは満開の桜の下で小学校を巣立っていくことになります。
東京での今年の満開は23日とのことで、その日はちょうど小学校の卒業式の日にあたります。もし予想通りでお天気がよければ、6年生たちは満開の桜の下で小学校を巣立っていくことになります。
私たちの子ども時分には桜と言えば4月の入学式の花でしたが、昨今はすっかり3月の卒業式の花になっているようです。ヘタをすると入学式には八重桜が咲いていたりしますから、その様子を見るとちょっと調子が狂います。
裏を返せばそれだけ地球温暖化が進んでしまっているということなのでしょうが、今の子どもたちにとってはもうこれがスタンダードになってしまっているのでしょう。あとは我々大人たちが自身のノスタルジーを子どもたちの前で引きずることなく、淡々と事実を受け止めていくしかないのでしょうか…。