2021年も残すところあと二日となりました。
思い起こせば、昨年ほどでないものの今年も新型コロナウィルスに全人類が翻弄された一年となりました。そんな中でも、散々槍玉に挙げられた東京オリンピック・パラリンピックが一年越しに開催され、その後から特に日本国内での新型コロナウィルス罹患者数が急激に減少に転じたりといった、喜ばしいこともあった年でした。
さて、昨年に各神社仏閣から参拝客の密を避けるために推奨されていた初詣に先駆ける『幸先詣(さいさきもうで)』に、今年も出かけることにしました。先ずはJR相模線に乗って、寒川町に坐す相模國一之宮・寒川神社に詣でました。
幟旗がはためく鳥居をくぐって、相変わらず柄杓の無い手水舎で手だけを洗うと
『風神雷神』のねぶたが飾られた神門をくぐりました。
拝殿の前には
初詣に向けて準備された白い布張りの賽銭箱が設えられていて、その前に幸先詣用の賽銭箱が用意されていました。写真だと分かりにくいのですが、巨大な注連縄の下には参拝客が投げた賽銭から社殿を守るためのネットも張られています。
初詣に向けて準備された白い布張りの賽銭箱が設えられていて、その前に幸先詣用の賽銭箱が用意されていました。写真だと分かりにくいのですが、巨大な注連縄の下には参拝客が投げた賽銭から社殿を守るためのネットも張られています。
参拝を終えてから神宮大麻と寒川神社大麻と八方除大麻を頂こうと思って社務所に向かってみたら、
何とこの大行列!やはり、早めに参拝しようという人たちの考えることは同じのようです(汗)。
何とこの大行列!やはり、早めに参拝しようという人たちの考えることは同じのようです(汗)。
さて、無事に大麻を頂いてから、ふと思い立ってそのまま江の島にも行ってみることにしました。
寒川神社の最寄り駅であるJR宮山駅から相模線に乗って茅ヶ崎駅に向かい、そこで東海道線に乗り換えて藤沢駅へ、更に小田急線に乗り換えて
片瀬江ノ島駅までやって来ました。今年の元日に訪れた時には改修工事中だったのですが、今日来てみると工事も終わって、金色の鴟尾が輝く龍宮城のような姿を取り戻していました。
片瀬江ノ島駅までやって来ました。今年の元日に訪れた時には改修工事中だったのですが、今日来てみると工事も終わって、金色の鴟尾が輝く龍宮城のような姿を取り戻していました。
そこから、かなり強い風が吹く中を江の島に渡り
一の鳥居をくぐりました。そして、湘南名物のしらすを扱う食堂や土産物屋の建ち並ぶ参道を進むと
真っ赤な鳥居と『御鎮座1470年』の横断幕の掲げられた門が見えてきます。
一の鳥居をくぐりました。そして、湘南名物のしらすを扱う食堂や土産物屋の建ち並ぶ参道を進むと
真っ赤な鳥居と『御鎮座1470年』の横断幕の掲げられた門が見えてきます。
そこから急な階段を上がって、先ずは
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)を祀る辺津宮(へつみや)に参拝しました。その後、江島神社大麻を頂いてから、隣りにある
八臂辯財天と妙音弁財天が祀られている奉安殿に詣でました。
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)を祀る辺津宮(へつみや)に参拝しました。その後、江島神社大麻を頂いてから、隣りにある
八臂辯財天と妙音弁財天が祀られている奉安殿に詣でました。
更に先へと進み
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る中津宮、そして
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀る奥津宮にも参詣しました。
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る中津宮、そして
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀る奥津宮にも参詣しました。
先月、大山阿夫利神社に参詣した際に
拝殿前の鳥居越しに江の島が見える様子を載せましたが、こちらからも
海の向こうに大山と、雲に隠れてしまっていますが左側に富士山を臨むことができます。今日はものすごく風が強く、ちょうど満潮になったことも重なって海の水面には白い波頭が立って、時折波しぶきが江の島に架かる橋を渡る人たちにかかっていました。
海の向こうに大山と、雲に隠れてしまっていますが左側に富士山を臨むことができます。今日はものすごく風が強く、ちょうど満潮になったことも重なって海の水面には白い波頭が立って、時折波しぶきが江の島に架かる橋を渡る人たちにかかっていました。
さて、これで我が家の神棚に新たにお祀りする神様のうち、天照皇大神としての神宮大麻と、崇敬社である相模國一之宮寒川神社大麻、日本三大弁財天のひとつ江島神社大麻、そして先月頂いていた関東綜鎮護大山阿夫利神社大麻が揃いました。あとは、鎮守社である厚木神社の大麻を頂けばバッチリです。
明日で令和三年、2021年が終わります。波乱に満ちた一年を終えて、新しい令和四年を期待を込めて迎えたいと思います。