共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

年明け初オルガンコンサート

2020年01月16日 22時35分20秒 | 音楽
今日は吹く風の冷たい、この時期らしい晴天となりました。そんな中、今日は月に一度のオルガンプロムナードコンサートを聴きに、赤坂のサントリーホールまで足を運びました。

開場の1時間ほど前に現地に着いたら、何と私が一番乗り!何だか張り切って来ちゃった人みたいで些か居心地悪かったのですが、そんな状況も10分も経てば三々五々人が集まり始めてきました。

事前にプログラムを配られて更に待つこと数分、ようやく開場となりました。

サントリーホール名物、エントランスホールの



巨大なクリスタルガラスのシャンデリアの下を進んでホールに入ると、



ほぼ定位置となった席に座って開演を待ちました。今回はステージ上に置かれるリモートコンソールでは無く、オルガン本体のコンソールでの演奏でした。

年明け初のコンサートということで、今回のプログラムは『新年』をテーマとした内容となっていました。

始めにバッハのコラール作品が2つ演奏されました。始めの『古き年は過ぎ去り』は半音階が特徴的な伴奏に乗せて装飾を施されたコラールの旋律が美しく歌い上げられます。次の『汝にこそ喜びはあり』は一転して、対位法を用いた明朗で力強いコラールが新年を迎える喜びを華やかに表しています。

次は若き日のバッハに多大な影響を与えた大オルガニストのディートリヒ・ブクステフーデの『輝く明けの明星は如何に美しいことか』が演奏されました。この作品はイエス・キリストが現れたことを祝う祭日(1月6日)であるエピファニー(公現祭)のためのコラールの旋律を用いた幻想曲です。如何にもブクステフーデらしい、大オルガンをフルに活用したダイナミックで華やかなメロディに溢れた作品でした。

次は、今回のプログラムで私が一番楽しみにしていたフランスの作曲家セザール・フランクの『カンタービレ』です。この作品は《3つの小品》という有名なオルガン連作曲の第2曲で、柔らかなハーモニーに包まれながらコラール的なメロディが優しく展開していく珠玉の小品です。生で聴くのは久しぶりでしたが、やはり素晴らしい音楽でした。

最後はフランクの弟子の一人で、当時即興演奏の大家としても有名だったシャルル・トゥルヌミール作の《神秘的オルガン》から『降誕節 Op.55』の第7番『主の公現』の中の『幻想曲』が演奏されました。かなり長いタイトルですが、五度を基調とした旋律線が自由に展開していく作品で、ミヨーやオネゲルといった後のフランスの近代作曲家の登場を彷彿とさせる、斬新な響きが次々と展開していく面白い作品でした。

演奏後、



会場から演奏者に惜しみない拍手が贈られ、奏者がそれに応えていました。

次回のオルガンプロムナードコンサートは2月27日㈭です。
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after17:00の贅沢『カフェ・アダージョ』

2020年01月15日 22時20分21秒 | カフェ
一昨日の月曜日が祝日だったこともあって今日が火曜日のような錯覚を起こしそうになったのですが、それでも

『今日は水曜日、今日は水曜日…』

と自分に強く言い聞かせながらあざみ野に出勤しました。そして《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。

今年に入っていくつか新商品が登場していますが、その中でも際立っているのが『カフェ・アダージョ』というコーヒーです。これは強力なスチームで短時間に一気に落とす『カフェ・エスプレッソ』の対極を行く、じっくりと時間をかけて淹れられた一杯です。

何しろカップのサイズはエスプレッソと同じくらいのコンパクトさでありながら、この一杯を淹れるために通常の2倍の量のコーヒー豆が使われています。その多めのコーヒー豆から時間をかけてペーパードリップし、ゆっくりとゆっくりと抽出して出来るので『アダージョ…ゆっくり(イタリア語の原義はくつろぐ)』という名前が付けられているのです。なので、お急ぎの方にはおすすめできません(笑)。

このコーヒーをマスターさんが淹れている時には、カウンター席に座っていても分かるくらいに香わしいコーヒーの香りが辺りに漂います。その香りが、これから味わうコーヒーの美味しさを予感させてくれます。

カップを手にして鼻の近くまで持っていくと、この上ないコーヒーの濃い香りに包まれます。さすがに倍量のコーヒー豆のエッセンスが凝縮しているだけあって、ほんの少し口に含んだだけでもかなりの満足感を堪能出来ます。

このカフェ・アダージョはこのままでも十分頂けるのですが、砂糖を少量加えると不思議と風味が和らいで優しい飲み口に変化します。更に添えられた生クリームを投入すると、円やかな風味とコクがプラスされて一段と大人な味わいに変化していくという、一杯で三度楽しめるコーヒーです。

素人考えですが、このコーヒーを落とした後にペーパーに残ったコーヒー豆を見ると、まだ抽出できるのでは?と思うような感じに見えます。しかし、実際にそこにお湯を落としてみて頂いたものを見ると味も香りも全くしません。つまり、それだけの量のコーヒーの全てのエッセンスを、時間をかけて確実に落とし切っているわけです。こうした現象が、このコーヒーを丁寧に抽出されるマスターさんの腕の確かさを如実に物語っています。

倍量の豆を使用しているだけあって、お値段も¥900と通常のコーヒーよりもお高めですが、それだけの価値のある珠玉の逸品です。

因みにタイトルの『アダージョ』は『ゆっくりと』という音楽の速度記号としても使われるので、



ソーサーにはト音記号があしらわれた可愛らしいスプーンが添えられています。こんな演出も楽しいところです。

このオリジナリティに満ちたコーヒーは、夕方17時以降からの限定販売です。この贅沢な一杯を堪能したい方は、是非東急田園都市線あざみ野駅徒歩5分のところにある《雫ノ下珈琲(なのかコーヒー)》までお運び頂き、くつろいだ時間と共にゆっくりと味わってみて下さい(木曜日定休)。
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小田原初詣

2020年01月14日 20時25分25秒 | 神社仏閣
今日から年明けの小田原放課後子ども教室がスタートします。そんなわけで、今日は久々に小田原に向かいました。

出勤に先駆けて、習慣化している通勤路沿いにある寺社へのお参りをして行くことにしました。

先ずは曹洞宗福泉寺にある『満願弁財天』に詣でました。こちらの御本尊は私が信奉している八臂弁財天です。普段は御厨子の扉が少しだけ開いていて、その隙間から弁天様の白いお顔が覗いている状態なのですが、今日は新春ということもあるのか扉が全開になっていて、弁天様は勿論、普段は見ることの出来ない弁天様を取り囲む眷属達の像もよく見えました。

次に



福泉寺の隣の山にある『大稲荷神社』にも参詣しました。撮影するのを忘れてしまったのですがこの拝殿の左側のスペースにはどんど焼きの準備がされていて、今日の15時から開始するとのことでした。

ちょうど教室の真っ最中…残念!

それから山を降りて



小田急線の踏切の横にある高長寺の地蔵堂にも参詣し、子供たちの無事を祈願しました。

さて、そんな先生の心を知ってか知らずか子供たちは我々大人の予想を裏切らず、今日もいろいろとやらかしてくれました。それでもどうにか事故の無いようにまとめて、帰りに今月の歌である『冬の星座』をみんなで歌って解散となりました。

普段のクラスと違って、いろいろな学年が入り交じる放課後教室は子供たちが妙なテンションになってしまうことが多いので、そこを如何に諌めつつ進行していくかが大きな課題となっています。あらゆるタイプの子供たちが集うこうした場での対処法についてはなかなか正解というものが見いだせなかったりしますが、とにかく自分たちが思いつく最善を尽くして子供たちと向き合って行こうと思っております。
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国宝松林図と高御座・御帳台特別公開

2020年01月13日 22時20分16秒 | アート
今日はハッピーマンデー的成人の日です。厚木の街中にも、艶やかな振袖姿の新成人が闊歩していました。

そんな中、私は上野の東京国立博物館に足を運びました。こちらで開催されている特別公開を観るためです。

チケットを購入して、先ずは本館2階の国宝室を目指しました。本館の入り口には新春らしく大きな立花が飾られていました。そして本館名物の大階段にも



時計の下に見事な生花が飾られていました。

こちらの国宝室では、今日まで



桃山時代の絵師長谷川等伯の《松林図屏風》が展示されていました。等伯は当時、狩野派の地位を脅かすほどの画力を誇った一派の長でしたが、狩野派による妨害や後継者たる息子の長谷川久蔵の謎の死によって悲しい運命を辿った絵師として知られています。

この《松林図屏風》は、絢爛豪華な襖絵や障壁画を多く手がけた等伯が、墨の濃淡のみで霧に煙る松林の光景を描き出した晩年の傑作として国宝に指定されています。



左隻には真っ直ぐに伸びた松と遠くに霞む山を描き、



右隻には長い年月の強風に吹かれて傾いて立つ松を近く遠く配しています。観ていると、まるで画面の中の世界に入って行けるのではないかという錯覚を起こしそうになる屏風です。

実はこの屏風について、どのようなきっかけで制作されたのかといった詳しいことは分かっていません。

描く筆致は、濃いところはまるで藁を束ねたものに墨を含ませてゴシゴシと押し付けたような荒々しさを見せていて、およそ富裕な権力者のために描かれたとは思えないような質素さです。描かれた紙もあまり上質なものではなく、何枚かの紙を継いで屏風の大きな画面を作り出すために、通常であれば隣同士の紙の継ぎ目を揃えるのですが、この屏風の紙の継ぎ目は見た目にも分かるくらいにズレているのです。

一説には、この画は本来屏風ではなく、障壁画として描かれたものであるとも言われています。また作品としては、大切な息子を亡くして結果的に狩野派に打ち勝つことの出来なかった等伯が、己の運命を嘆いて描いた心の自画像とも言われています。

今までにも何度かこの屏風を観たことがありますが、観る度に何とも切ない気持ちになるのです。もしかしたら、等伯の哀しい物語がそうさせるのかも知れません。

さて、国宝室を出て一度外へ出ました。

現在、東京国立博物館の本館1階の特別室で、昨年10月に行われた新天皇陛下が御即位を内外に宣明する『即位礼正殿の儀』で天皇陛下が登壇された高御座(たかみくら)と皇后陛下が登壇された御帳台(みちょうだい)が特別に展示されています。今日はそちらも拝見することにしていたのです。



長い長い列に並んで入場を待ち、50分ほどで建物内に入りました。部屋の前でテロ対策として一人ひとり金属探知機を通過してから、特別展示室に入りました。

高いガラスの壁に囲まれて



絢爛豪華な高御座と御帳台が置かれていました。

高御座は、古代から天皇の即位の儀式に御座として用いられてきた調度品です。御帳台は近代以降、皇后の御座として即位の儀式に用いられるようになりました。現在の高御座と御帳台は大正天皇の御即位に際して製作されたもので、通常は京都御所の紫宸殿に置かれています。昨年、平成の即位礼の時と同様に京都御所から皇居宮殿松の間に運ばれて即位礼で使用されたものが、今回特別に公開されました。



高御座は総高6.48m、幅6.06m、奥行5.45mで、朱塗りの高欄を巡らせた四角形の継壇(つぎだん)を基壇とした上に八角形の床板を2段に重ね、そこに8本の円柱を立てて八角形の蓋(きぬがさ)を支える造りになっています。蓋の頂上の露盤(ろばん)には瑞鳥である大鳳を1羽、蓋の各角にある蕨手(御神輿にも付いているクルンとカールしたパーツ)には同じく瑞鳥である小鳳を8羽、合計9羽の鳳凰を戴き、全体にわたって旭日の光を表す銀鍍金の鏡光(きょうこう)や瓔珞(ようらく)等の飾り金具で装飾されています。

内側には



天皇の座す御椅子(ごいし)があり、その左右に皇位継承者の証である剣璽と國璽及び御璽を置くための案(あん)という小卓があります。

一方の御帳台は



総高5.67m、幅5.30m、奥行4.77mと高御座よりも小振りになっています。造りとしては高御座に準じていますが、蓋の上には尾羽のカールした鸞(らん)という瑞鳥を戴いています。

今回の展示は360度から観賞出来るようになっていたので、



儀式中の映像では観ることの出来なかった裏側までバッチリ観賞することが出来ました。紫色の帳(とばり)が何とも美しいもので、思わず見惚れてしまいます。

それにしても、当日天皇陛下は



黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)という御束帯、

皇后陛下は



御五衣(おんいつつぎぬ)御唐衣裳(おんからぎぬも)姿と、両陛下ともかなり大きなお召物でこの壇に昇られたのですから、大変だったことでしょう。特に、いわゆる十二単姿で



この階を昇り降りされた皇后陛下は、さぞや大変だったのではないでしょうか。

さて、この特別展には第二会場があり、そちらでは即位礼正殿の儀で使用された服装や道具が展示されていました。

会場には



闕腋袍(けってきのほう)の上に鎧を着けて帯剣し弓を持った武官や



鎧を着けない武官である衛門や、太刀・弓等を捧持する威儀物捧持者という文官、



縫腋袍(ほうえきのほう)を着て手に笏を持った近衆の文官に



皇后陛下の裾捌きをしていた緑色の唐衣を着た十二単姿の女官の人形が置かれていました。こちらも撮影OKでしたので、





襲(かさね)の色目の細かな部分まで観察することが出来ました。

また、







即位礼で使われた楯や桙(ほこ)、太刀、弓といった道具や鼓(こ)、鉦(しょう)といった鳴物も展示されていました。

本来であれば、これらの者が



宮殿中庭にズラリと配される予定でした。しかし即位礼当日は雨だったため、残念ながら大幅に人数を縮小しての即位礼となりました。

それでも、あれだけの王朝絵巻が現存する日本という国は、何とも豊かな文化を持った国だと思います。こうした千年にも渡って受け継がれてきた文化をこれからも大切にしていって頂きたいと、強く感じた一日となりました。

《松林図屏風》の展示は今日で終了しましたが、高御座と御帳台の特別公開は来週19日まで開催しています。明日14日は休館日ですので、興味のある方は15日以降に上野の東京国立博物館へお越し下さい。

尚、高御座と御帳台の特別公開のみの観賞は入場無料です。それ以外の展示を観賞するには、窓口で総合文化展のチケット購入が必要となります。
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マイ茶碗作り

2020年01月12日 23時27分00秒 | 日記
今日はちょっとした会合かあってから、愛川町にある陶芸工房で手捻りの茶碗作りをすることになりました。

手ろくろの上に



予め練られた粘土を据え置き



親指で穴を開けて、少しずつ粘土を押し広げながら穴を深くしていきます。

底の厚さに気をつけながら整形していき、



一先ず簡単に乾燥させます。因みに、白い紙の置かれていないのが拙作です。

ストーブやドライヤーを使って粘土から少し水分が抜けた状態になったらろくろに伏せた状態で置き、



輪鉋(わがんな)という道具を使って



器の底にあたる部分を削り出していきます。

更に



底の内側も削って高台(こうだい)にあたる部分を作ります。

そして、



様々な圧し型を使って側面に模様をつけていきます。

そうして出来たのが



これらの器です。後は工房主の方が釉薬をかけて窯で焼いて下さいます。

さて、どんな出来上がりになるのか、今から楽しみです。

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北欧の調べ

2020年01月11日 23時58分00秒 | 音楽
今日は、以前相模原市のすずらんハウスでフラメンコギターとのコラボレーションライブをされたフルーティストのIZUMIさんがまた違ったコラボレーションライブをされるということで、国立市の《Celtic Moon》というお店まで出かけました。

上の写真は今回のライブで使用された楽器群ですが、とりわけ私の関心が高かったのが



ニッケルハルパという弦楽器でした。これはスウェーデンの民族楽器で、ニッケルはスウェーデン語で鍵盤、ハルパは弦楽器の総称のような意味の言葉とのことでした。因みに今日の奏者の方は、この日のために大阪からいらしたとのことでした。

調弦はヴィオラとほぼ同じで演奏弦は4本(下の写真で白く光っている太めの弦)あり、その他に



演奏弦の間に何本もの細い共鳴弦が張られていて、演奏弦を弓で擦るとそれに呼応して共鳴弦が響き、何とも夢心地な音色が響きます。ヨーロッパには共鳴弦を持つ楽器がいくつかありますが、現在でもこのニッケルハルパやノルウェーのハルダンゲルヴァイオリン等、北欧地域に共鳴弦付きの楽器が多く見受けられます。

演奏に際しては



このように付属のストラップを首にかけて横向きに構え、



ヴァイオリンでいう指板にあたる部分に取り付けられたキーを左手の指で下から押し上げます。

このキーは



横から見ると分かるように三階建てになっていて、



それぞれのキーを押すと、そこに付けられたタンジェントという棒状のものが該当する弦を押さえる構造になっています。ただ、一番奥に張られた太い弦はハーディガーディやバグパイプ等にある持続低音用のドローン弦なのでキーはありません。

今回のライブは



教育楽器としてよく見られる白黒鍵盤式とは違ったボタン式アコーディオンを中心に、アイルランドのティンホイッスルとフィドルの組み合わせや、



ニッケルハルパとフルートアンサンブル等で用いられるバスフルートの組み合わせ



ニッケルハルパと木製のアイリッシュフルートのトラディショナルな組み合わせといった、様々な楽器の組み合わせでのライブでした。演奏曲目もトラディショナルからオリジナル、更にシャンソンからビートルズまで多彩なものでした。

途中のダンサブルな曲では



お店の店主さんがアイルランドの打楽器バウロンを取り出して飛び入り参加したりと、バラエティに富んだ内容となりました。

終演後、奏者の御好意でニッケルハルパを弾かせて頂いたのですが、楽器自体がなかなかの大きさがあることと、鍵盤が楽器の下側になってしまうため目視が利かず、弓もかなり短いものを楽器に対して直角に当てなければならないため、見た目以上に大変でした。でも、澄んだ共鳴弦の響きは何物にも替え難い心地良いもので、持ち主に許可して頂いたのをいいことに、思わず時間を忘れてあれこれ弾いてしまいました(汗)。

来月22日にもこのメンバーによるライブが相模原市で開催されることが発表されました。今から来月が楽しみです。
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見たニャ!

2020年01月10日 23時58分00秒 | ネコ(=゚ω゚=)
今日はまた一段と暖かな日和となりました。節分前にこんなに暖かくなると、何だか調子が狂います。

そんな陽気に誘われたのか、最近そこら中で野良ちゃんの姿を見かけるようになりました。用事があって訪れた市役所の裏手でも野良ちゃんがお散歩していたので、その様子を撮影…しようと思ったら、気配を察知したのか急に足を止めてこちらを見つめてきました。

そんなわけで、有り難く(?)撮影させて頂いたのが上の写真です。ちょうどフェンスの菱形の中にすっぽりと収まった感じがいとをかし…。

そう言えば、そろそろ《Cafeあつめ木》のネコ写コンテストのエントリーも始まる頃かと思います。どんな写真を出品するかは、現在検討中です。
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大変ですね…

2020年01月09日 21時42分32秒 | 日記
今日は、日中は昨日に引き続き温かな日和となりました。日向で座っていたりすると、つい(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!としてしまいそうになります。

それでも、たまプラーザ駅に着いた時にはだいぶ日が傾いてきていて、冷たい北風も勢いを強め始めていました。そんな中、たまプラーザテラスの中庭のようなスペースに仮設舞台が組まれていたので何かと思っていたら、その上に4人組の女子たちが登壇して歌い踊り始めたのです。どうやら最近CDデビューしたユニットのようでした。

しかし、折しも冷たい北風が強くなってきた頃でしたから、聞いている人たちもかなり寒そうにしていました。それは舞台上の女子たちも同じだったようで、それぞれコートを着たままパフォーマンスをしていました。

ただ…風の冷たさに思うようなパフォーマンスが出来なかったようで、踊っていても手足の動きがあまり俊敏ではありませんでしたし、歌も4人の音程がマチマチで、何とも微妙なステージとなっていたのが気になりました。

まぁ、彼らとて自分たちを売り込まなければなりませんから、そういった意味では必死さが伝わって来ていました。後は場数を踏んで経験値を積み上げていけば、どうにか格好がつくのかも知れません。

こうしたライブができるのも若いうちだけですから、彼女たちには今後も精一杯精進してもらい、いつかキー局の音楽番組にも出られるようになることを祈るばかりです。
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2020年初《雫ノ下珈琲》

2020年01月08日 21時55分25秒 | カフェ
今日は午前中にかなり強い雨が降りましたが昼過ぎあたりから急速に天候が回復していき、気づけば抜けるような空の快晴に恵まれました。

さて、今日は水曜日のあざみ野の教室の初日です。というわけで、出勤前に《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。

マスターさんと年頭の御挨拶を交わしてからメニューを開いて、今日はすっかりお気に入りとなったキリマンジャロと、新商品の月替りワッフルをお願いしました。12月はアップルカスタードでしたが、1月はぐっと和風に『大納言小豆のワッフル』です。

クロワッサン生地のワッフルに、生クリームと大納言小豆の粒餡がたっぷりと添えられています。お店特製のきなこシロップをかけて頂くと、大納言小豆の上品な甘さときなこの香ばしさがサクサクのワッフルと合わさって、豊かな風味が口中に広がります。すっきりとしたキリマンジャロコーヒーと大納言小豆餡の相性も抜群です。年明け早々、ゆったりとした気分で教室に向かうことができました。

年が明けて、《雫ノ下珈琲》に新メニューがいくつか登場していました。これから何回かに分けて、オーダーしてみようと思います。
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少しずつ

2020年01月07日 23時00分00秒 | 日記
今日は七草粥の日です。と言っても実際に七草が芽吹くのは旧暦の一月ですから、なかなか本来の意味での七草粥は頂けませんので、とりあえず我が家では蕪と米を炊いて、蕪の葉も刻んで入れてナンチャッテ粥を作って食べました。

さて今年の元日、メールやMessengerで年頭の御挨拶のやり取りはしたものの、我が家のポストには年賀状が一通も入っていませんでした。

『あ〜あ、遂にウチは年賀状すら来ないようになっちゃったんだな…』

と一抹の寂しさを覚えながら、それでも独り者は独り者らしく正月を堪能しておりました(詳しくは元日からの記事を御参照下さい)。

しかし三日になったあたりから、少しずつではありますが我が家にも年賀状が届くようになり、気づけばこんなに沢山の年賀状が来ました。何事もペーパーレス化していると言われますが、こうして手書きの年賀状が届くとやはり嬉しいものですね。

友人や生徒は勿論、昔の生徒からも続々と年賀状が届きました。かつて幼稚園児や小学生だった彼らも気づけばすっかり大人になって、成人式の振袖姿の写真を載せたり家庭を持ってお子さんの写真をプリントしたりと、それぞれに成長の垣間見える年賀状をもらえて、心温まる思いがします。

さて、遅まきながら明日から教室が再開します。年明け前に出しておいた宿題を生徒達がちゃんとやってくるかどうか、それが見ものです。
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初ブルマン

2020年01月06日 20時08分07秒 | カフェ
今日から仕事始めの方も多いかと存じます。が、私は小田原の放課後子ども教室がまた始まらないのでお休みです。

そんなわけで、今日は美味しいコーヒーを頂きに厚木市恩名の《ポプラ館珈琲》に行きました。

焙煎師氏や従業員の方と年頭の御挨拶をして席に着き、今日のおすすめのブルーマウンテンを頂くことにしました。



サイフォンでじっくりと淹れたブルーマウンテンコーヒーは豊かな香りと深いコクが素晴らしく、うっかりするとスイスイ飲んでしまいそうになります。勿論、そんなことをしては勿体無いので、焙煎師氏や居合わせたお客との会話を楽しみながら、ゆっくりと頂きました。

早いもので、お正月だと思っていたら早くも明日で松が取れます。そろそろ教室開始に向けて、すっかり鈍った頭と身体を何とかしなければ…。
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ビナイルミと富山ブラック

2020年01月05日 23時46分00秒 | グルメ
今日は知人と用事があったので、海老名で待ち合わせました。

落ち合ってから駅前のショッピングモールビナウォークに向かうと、中央の広場にイルミネーションが光り輝いていました。そう言えば、この冬海老名に来たのは今日が初でした。

とりあえず食事をしようということで、ビナウォークの奥、TOHOシネマズの下にあるラーメン店街を目指し、いろいろとある中で今回は富山ブラックラーメンを食することにしました。



これがビナウォークの《麺屋いろは》の富山ブラックです。御覧のように真っ黒なスープが特徴です。

元々は富山市中心部で、戦後の復興事業に携わる若者や肉体労働者たちの栄養と塩分補給のために、屋台のラーメンの醤油を濃くして作ったのが始まりと言われています。それが固定店で出されるようになり、いつの頃からかその見た目から、誰ともなく富山ブラックと呼ばれるようになったとのことです。

こちらのお店は、麺が黒く染まるくらい醤油が濃い目ではありますが、頂いてみるとそんなにビックリするほど味が濃いわけでもありません。むしろ煮干や鰹節の風味と香りが活きていて、コクのある日本蕎麦のスープのようです。なので、このラーメンは胡椒よりも七味唐辛子がよく合います。

日が落ちてすっかり冷え込んだ空気の中、美味しいラーメンを頂いてすっかり温まりました。
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いざ!相模國一之宮詣でへ!

2020年01月04日 17時25分14秒 | 神社仏閣
今日も日中は麗らかな日和に恵まれました。そんな中、昨日箱根駅伝を見ていて行きそびれてしまった相模國一之宮寒川神社へ参詣して、神璽を頂きに出かけることにしました。

最寄りのJR相模線宮山駅に着くと、小さな単線の駅はものすごい人だかり。参詣に向かう人と帰路に着くべく電車を待つ人とが狭いホームで押すな押すなの大盛況でしたが、どうにかこうにかその人波を抜け出して御社に向かいました。

駅からの道も参拝客で大混雑。昨年のお正月には一の鳥居の辺りまで並び直させられたこともあって、これは相当並ばされるな…と覚悟を決めて向かいました。しかしいざ行ってみると、上に写真を載せた社殿に一番近い三の鳥居のところに架かる石橋から入ることが出来ました。さすがに三ヶ日ほどの混みっぷりではなさそうです。

鳥居をくぐり、人波に合わせて前進すると、


やがて神門が見えてきました。寒川神社では毎年古事記の神話に基づくねぶたが神門に奉納されますが、今年のねぶたは『神武東征』、神武天皇が八咫烏に導かれる様を描いたものでした。

手水舎で手水を使い、神門をくぐると


最後の難関、拝殿前の大行列が待ち構えています。ここからはひたすら牛歩で前進し、御賽銭箱を目指すことになるわけです。

並ぶことに飽きてしまったガキ共…いや幼子の雄叫び…狂声…いや悲痛な叫びをものともせずに拝殿に辿り着くと、御賽銭を差し上げて無事に参拝を終えました。そしてその阿鼻叫喚から逃れて御札所に向かい、寒川神社の神璽と八方除の御札を無事に頂いてきました。

そして、寒川神社に参拝したら忘れてはいけないのが

摂社である宮山神社への参詣です。

こちらには大物主神や須佐之男命、伊邪那岐命、伊邪那美命、宇迦之御魂命、健御雷之男神、大雀命、聖神と、何と八柱もの神々が祀られております。ですからその霊験も半端ではない…のですが、なかなかそれが理解されていないようで大概の参拝客はスルーして行ってしまいます。最寄りの駅名の元にもなっているというのに、実に勿体無いことです。

ということでこちらにも謹んで御挨拶申し上げ、宮山駅ではなく一つ手前の寒川駅まで歩いて相模線に乗り、座って帰ることができました。帰宅後、我が家の神棚に寒川神社神璽と八方除御札を無事にお祀りすることが出来たのでありました。

これで一通り、年頭の神社詣は完了です。後は立春前後の初午祭まで、ひと心地つくことにします。
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白熱!箱根駅伝

2020年01月03日 23時48分00秒 | 日記
今日も穏やかな陽気に恵まれました。

本当は寒川さんにお参りに行こうと思っていたのですが、朝から箱根駅伝に釘付けになってしまっていました。結果はニュースで御存知の通り、青山学院大学が2年ぶりに王座を奪還して終わりました。

今回驚いたのは、全体にものすごいハイペースな闘いだったことでしょう。今までで、こんなに各区間で区間新記録が出まくった大会も珍しいのではないでしょうか。

また、毎回見ていてもどうしても見ていられないのが、復路につきものの繰り上げスタートです。今年も日本体育大学、日本大学、筑波大学が鶴見中継所で繰り上げスタートとなってしまいました。特に日本体育大学は、襷をかけた中継所から見えるところまで来ていたにも関わらず無念の繰り上げスタートとなってしまったのですが、目の前で後続するはずだった仲間がスタートしてしまう様を見てしまい襷を繋げないことを見せられてしまった選手と、スタートの轟音が鳴った後にスタートしつつ、それでも後ろを振り返ってほんの少し足を止めかけた選手の心情を思うと、見ているだけしか出来ない身として涙が止まりません。

結果、青山学院大学が優勝、昨年の覇者東海大学が2位、國學院大学が3位となりました。また、創価大学がシード権内に入る9位という好成績を残す一方、5年連続でシード権を獲得していた中央学院大学が11位となり、シード権を失うことになりました。

また今年も、悲喜こもごもの箱根路でした。今はただ、2日間に渡って激闘を繰り広げてくれた全選手に、心からの慰労と感謝を贈りたいと思います。
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宇賀弁天と鎮守様

2020年01月02日 18時01分56秒 | 神社仏閣
昨日の怒濤の江ノ島〜鎌倉巡りですっかり疲れてしまい、今朝気づけば既に10時を回っておりました。

そんな我が身のダメ人間っぷりにすっかり嫌気がさしたのですが、そんなことでグジグジしてもいられないので、とりあえず身支度を整えて出かけることにしました。昨日出来なかった『地の神様』への年頭のご挨拶です。

麗らかな陽気の下をそぞろ歩いて、先ずは寿町にある宇賀弁財天社を参拝しました。こちらには、私が個人的に信奉している宇賀神を戴いた八臂弁財天が祀られています。

ここ数日の暖かさに誘われたのか、石の鳥居の横にある冬桜の梢には



薄紅色の可憐な花が咲いていました。

宇賀弁財天社を辞して次に向かったのは



私が住まう厚木市の総鎮守、厚木神社です。

社務所に集う氏子衆から漏れ聞こえる話を聞くと、元日は沢山駆けつけた参拝客でとんでもない長蛇の列が出来ていたようですが、さすがに二日ともなると落ち着いた様子を見せていました。

拝殿の中から聞こえる御祈祷の太鼓や鈴の音を聞きながら参詣し、続いて境内の稲荷社と水神社にも参詣してから社務所に戻り、無事に厚木神社の御璽を頂きました。

これで我が家には大麻と厚木神社、江島神社の御璽が鎮座することになりました。ただ、いずれ近日中に相模國一之宮の寒川神社の御璽と八方除の御札も頂いてくる予定です。

さて、昨日散々江ノ島や鎌倉を歩き回ったことでの筋肉痛が、明日辺りに襲って来そうな嫌な予感がしております…。
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