今日(6日)は、二十四節気の「小寒」。
寒さが厳しくなる頃という意味で、暦の上では「寒の入り」となるが、
南関東は、3月並みの陽気で、通勤途中の道端には、満開の菜の花。
紋白蝶でも飛んでいそうな景色で、新年早々調子が狂う。
関東では、正月の松の内は、7日迄で、明日(7日)は七草「人日の節句」だ。
今晩、早めに帰宅して、七草粥の準備をする。
野水芹(セリ)は、採取の時間がとれず、畑栽培物を購入、その他は、畑周辺で調達出来た。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草を
朝粥に入れて頂き、無病息災を祈念する。
因みに、春の七草、各々の意味合いと効果は、以下、
・セリ=「競り勝つ」、解熱効果、整腸作用、食欲増進、血圧降下作用など
・ナズナ=「撫でて汚れを除く」、利尿作用や解毒作用、止血作用の効果
・ゴギョウ=「仏体」、痰や咳に効果
・ハコベラ=「繁栄がはびこる」、腹痛薬として用いられ、胃炎、歯槽膿漏にも効果
・ホトケノザ=「仏の安座」、健胃、食欲増進に効果
・スズナ=「神を呼ぶ鈴」、整腸作用、しもやけやそばかすにも効果
・スズシロ=「汚れのない清白」、健胃、食欲増進、美肌効果
だそうだ。
これもまた、日本の古き良き慣習の一つである事に間違いなく、先人の知恵には
頭が下がる。