四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

男子(親爺)料理:大浦牛蒡の肉詰め

2012-10-31 | 男子(親爺)料理

前回に引き続き、牛蒡(ゴボウ)の親爺料理です。
前々からやってみたかった、大浦牛蒡の肉詰めにチャレンジしてみました。

【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

・牛蒡(ゴボウ) ・・・・・・・・・・・600g(今回は、太い大浦牛蒡1/2本分)
・牛挽肉(又は合挽肉)・・・・・・100g
・ショウガ ・・・・・・・・・・・1かけ

(調味料:A)
・酒    ・・・・・・・・・大さじ1
・しょう油 ・・・・・・・・・大さじ1/2
・片栗粉  ・・・・・・・少々

(煮汁)
・出し汁  ・・・・・・・・・2カップ
・しょう油 ・・・・・・・・・大さじ3
・みりん  ・・・・・・・・・大さじ1
・砂糖   ・・・・・・・・・大さじ1
   
【作り方】( 調理時間、約30分 )
1) ゴボウはきれいに洗って、包丁の背で皮をむき5cmの長さに切り、
   うすい酢水を沸騰させた湯でサッと下茹でします。

2) 取り出したゴボウの空洞になっている芯の部分をくり抜きます。
    (細身のバターナイフなんかを利用すると便利)

3) 挽肉に調味料Aを加え、よく練ります。

4) 2)の芯をくり抜いた部分に、3)を詰めていきます。

5) 鍋に煮汁を入れて煮立て、4)のゴボウを入れ、落し蓋をして
   弱火でじっくり煮込みます。

6) 煮上がったら、ゴボウを斜め半分に切って、器に盛りつけて完成です。

  お正月のお節風に盛り付けてみて、悦に浸っていたのですが、
  何せ、ゴボウが巨大で・・・・
  上品な我が家の奥様や娘さんには「食べ辛い」「口に入りきれない」と
  ゴボウの盛り付け方で、あっさり駄目だし。
  元来、煮物の苦手な息子に至っては、見向きもされませんでした。(^ ^;

  でもね、お子ちゃまやお上品な奥様方には悪いけど、このゴボウの滋味深い旨さは、
  所詮、「大人になった日本男児」にしか判らないのさ。
  と、純米の日本酒を片手に、一人、大満足のお父さんでした。(^ ^/

コメント (4)
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菜園日記:10月 第4日曜日(2012年10月27日) 

2012-10-28 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温16℃ 最低気温 14℃)

 10月、最終日曜日、今日こそは、一日腰を据えて野良仕事の予定でいたが、
 朝起きたら、雨・・。 
 昨夜たてた、栗名月の誓いは、儚くも崩れさった。(T T)

 2012年秋冬野菜の種蒔期間も、そろそろリミットとなる。
 来週、11月7日は、立冬
 冬が来るまでに、もう一畝、二畝、やりたい事は、まだまだタップリ残っている。

 仕方なく午前中は、ガレージで乾燥させていた白胡麻を脱穀する。

 束にした胡麻を、大き目のたらいに、莢を下にして軽くたたきながら、
 胡麻を振い落としていく。今回は、約1kg程取れた。

 それを、大き目のボールに移し、篩を使って、中に混じったゴミを風で飛ばしていく。
 このゴミの分別が、一番時間がかかり、根気のいる作業だ。
 昔の農家では、唐箕(トウミ)という道具でやっていたようだ。
 

 少し過激だが、これをサッと水洗いし、細かいホコリや砂を洗い流し
 目の細かいザルに上げて、乾燥させる。


 乾燥したら、容器に入れ、食べる都度、焙煎する。
 煎りたては、胡麻の香りが、断然違う。

 

 

 午後、雨が止んだ合間を狙って、畑に出向き、空芯菜(クウシンサイ)の畝を
 片付け、ホウレンソウ、ダイコンの間引き、ブロッコリ、タマネギ、ミズナ等に追肥をする。

① 

 ①:空芯菜:before  ②:空芯菜:after

 ホウレンソウ

 4時過ぎに、雨が本降りとなったので、本日はタイムアップ。
 暗くなるのも早くなった。


【畑の作業】
 2-東B  植え付け:植え付け:ニンニク(博多八篇:22株)
 2-西C  追肥(ぼかし肥):ブロッコリ
 2-西D  追肥(ぼかし肥):ミズナ
 3-C  間引き/追肥(ぼかし肥):ホウレンソウ
 3-D  土作り:空芯菜跡 
 浅中1 追肥:タマネギ(OK黄)
 浅大1 追肥:タマネギ(OK黄)

【今日の収穫】
 青ネギ(九条太葱)・根深ネギ(石倉一本太)・ダイコン(秋祭り)
 四角豆・空芯菜

 雨に濡れたせいか、体が冷えてきた。 畑で大根と葱が採れたので、
 今晩の料理は、暖かい牛鍋で、家族のポイントを稼ぐとしよう。

 

 

コメント (14)
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菜園風景 2012年 10月27日(十三夜=栗名月)

2012-10-27 | 菜園風景

2012年10月27日(晴れ 最高気温18℃ 最低気温15℃)

暦の上では、霜降も過ぎ、秋の深まりを見せています。
今日は、一日、所用で畑仕事ができませんでした。

遅い帰宅の道すがら、空には、きれいな十三夜の月が出ています。

旧暦の9月13日を、十三夜といい、十五夜の「中秋の名月」「芋名月」に対して、
「栗名月」「豆名月」と呼んで、全国各地で月見がされるそうです。

古く平安の世、宇多法皇がこの月を見て、「無双」と賞したことが始まりとか、
その子供の醍醐天皇の時世に開かれた月見の宴が風習化したものともいわれ、
この十三夜の月見は日本独特の風習なのだそうです。

「栗名月」を眺めながら、明日こそは、菜園ライフをと、一人心に誓う私でした。(^ ^b

 

 

 

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男子(親爺)料理:きんぴらごぼう&塩麹漬けブリの生姜焼き

2012-10-22 | 男子(親爺)料理

大浦牛蒡を収穫しました。

 

この牛蒡は、長さ六十センチほどの太い短根ゴボウで、太くなると、芯部が空洞化します。
繊維質が少なく肉質は柔らかく、日本一美味しいゴボウと云われ、京料理など高級料理の
食材として、脚光を浴びています。

本当は、大浦牛蒡の肉詰めを作る予定ですが、ふと「日本一お美味しいゴボウ」の
「きんぴら」が、食べてみたくなり、作ってみる事にしました。

サイドに、鰤の生姜焼きをトッピングしました。(逆か?(^ ^;

 

*** きんぴらごぼう ***

【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

・牛蒡  ・・・・・・・・300g(今回は、大浦牛蒡1/2本分)
・人参  ・・・・・・・・100g(小1本分くらい)
・トウガラシ  ・・・・・1/2本文(辛さお好みで)

(調味料:A)
・酒   ・・・・・・・・大さじ4
・砂糖(三温糖)  ・・・大さじ4

(調味料:B)
・しょう油  ・・・・・・大さじ3
・みりん  ・・・・・・・大さじ4

(その他)
・ごま油 適量
・いり胡麻(お好みで) 適


   
【作り方】(調理時間、約15分 )
   
1)牛蒡は、よく洗あらい、長さ5~6cmに切り、ピーラーでささがきにします。
 (幅3mmくらいの斜め薄切りにし、それを千切りにしてもOK、
  3~4枚重ねて切ると早いです)
  
2)1)の牛蒡を数分間、水にさらしてザルにあげる。

3)人参も牛蒡と同様に切ります。

4)フライパンにごま油をひき、牛蒡・人参に砂糖と酒を加え、しんなりするまで炒め
  トウガラシを(好みの辛さで)加えます。

5)しんなりしたら、調味料Bを入れて混ぜ、煮汁が大方なくなるまで煮からめます。

6)後は、器に盛り付けて完成です。美味しい純米酒が欲しくなりました。(^ ^b

 


*** 塩麹漬けブリの生姜焼き *** 

【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕
・ブリ  ・・・・・・・・4切れ
・生姜  ・・・・・・・・1かけ
・塩麹  ・・・・・・・・大さじ2

(調味料:A)
・砂糖(三温糖) ・・・・大さじ2
・しょう油  ・・・・・・大さじ2
・みりん  ・・・・・・・大さじ2
・酒   ・・・・・・・・大さじ2

(その他)
・片栗粉 ・・・・・・・・適量


【作り方】(調理時間、約45分 )

1)ブリをビニール袋に入れ、塩麹を加え、30分程おきます。
  (今回は、この間に、きんぴらごぼうを作りました)

2)生姜はおろして、調味料Aと混ぜ合わせます。

3)1)を取り出し、ペーパータオルで水気をとり、
  片栗粉をまぶします。(別のビニール袋に入れて振ると簡単です)

4)サラダ油を熱して、盛り付けるときに表になる、皮のついた方から焼き、
  ブリの周りが白っぽくなってきたら裏返して、弱火で焼きます。

5)ブリが焼けたら、調味料Aを回し入れ、タレをブリに絡ませながら煮詰めます。

6)これも、器に盛って完成です。

コメント (10)
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菜園日記:10月 第3日曜日(2012年10月21日)

2012-10-21 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温25℃ 最低気温 10℃)

 10月の第3日曜日、今日は一日、腰を据えて野良仕事をするつもりでいたが、
 地域のボランティアで焼きそばを焼くことになった。
 1パック100円。約350食分を午前中で完売してから、畑に戻る。

 10月の週末は、色々と所用が多いが、種を蒔かねば、芽はでない。
 先週蒔いた、シュンギク(中葉春菊/大葉春菊)、辛味大根(雪美人)サラダナは、
 確り発芽している。

 辛味大根 

 手前:中葉春菊 奥:サラダナ

 大葉春菊

 

 ニンニクの植え付けをする。左から、博多八片、ホワイト六片、ジャンボニンニク

【畑の作業】
 3-D   発芽確認:辛味大根
 トレー   発芽確認:中葉春菊/サラダナ
 長プランタ 発芽確認:大葉春菊
 3-A   追肥:ボカシ肥(ハクサイ)
 1-東B  植え付け:ニンニク(博多八篇:22株)
 4-東D  植え付け:ニンニク(ホワイト六片:22株/ジャンボニンニク:10株)

【今日の収穫】
 根深葱(石倉一本太)・空芯菜・ニンジン(島人参/黒田五寸)・四角豆
 ゴボウ(大浦牛蒡)

 大浦牛蒡を収穫する。大浦牛蒡は、短く太いのが特徴で、一年もすると中が空洞になる。
 春先に播種したものを掘り出したが、当初の予想に反して、地中深く根を伸ばしていた。

 

 無理に引っ張ったので、不覚にも、途中で折れてしまった。 

 


 陽が暮れるのも、段々と早くなった。
「今日の作業は、完了。お疲れ様」と、自分の影が話しかけているようだ。

 

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