ここ数年、人間ドックの検査結果が限りなくクロに近いグレーゾーンを行き来していて、
それでも大酒を飲み、不摂生の直らないミドルエージに対して、業界の健保組合が
実施するプログラムに、奇しくもノミネートされてしまい、
その第1回目の開講式が、千葉県館山にある、組合の保養施設で行われた。
生活習慣の改善は、家族の理解や協力も重要との事で、夫婦同伴の一泊二日の研修となっていた。
そういう訳で、残念ではあるが、今週の週末菜園は、お休みとなった。
保養所の部屋は、全室がオーシャンビューで、眼下に太平洋が一望できる。
研修カリキュラムは、生活習慣病(糖尿病)の弊害やリスクの講義と実地(検診)で構成され、
改善のテーマは、今後の食生活と運動だった。
運動は、ウオーキングとヨガの実習を行い、有酸素運動と筋力アップの適度な運動が、
血糖の代謝に有効である事を、実際のSMBG(血糖自己測定)で実感する。
採血/血糖測定器の使い方を、ビビりながらもマスターできた。
食生活の改善には、野菜の取り方が、大きく関わっている事を、実際の美味しい料理を
堪能しつつ学ぶ。 結構、贅沢な研修だった。
因みにディナーは、保養所のシェフ特製のヘルシー懐石料理で、
お品書きは、こんな感じ。
前菜:飾り野菜盛り合わせ
椀:地鯖船場汁
割鮮:南房総海の幸
焼物:紅葉鯛浅利煮
強肴:ラムロース朴葉焼
食事:むかごご飯柚子香り
水菓子
食べ方は、副菜の野菜を先ず最初に5分くらいかけて食べ、次に主菜の肉や肴系を、
最後に主食のご飯の順で食べ、炭水化物は、一番最後に取るのがポイント。
急激な血糖値の上昇が抑えられ、血管を傷めず、健康維持に効果があるそうだ。
これ全部で、601キロカロリーとは、驚き。
新鮮な地場の野菜をふんだんに使う事で、ボリュームのある低カロリーな献立が
実現できるのだとか。 美味しゅうございました。
今回の研修参加は、はじめは正直、気が重かったが、生活習慣病の予防には、
適度な運動とカロリーを抑え野菜をメインにした適切な食事が重要であることを体験でき、
色々と自己健康管理の課題も見えてきて、貴重な土日を使っても、十分意義はあった。
それと、週末の家庭菜園は、案外、生活習慣病の生活改善に有効なのだとも感じた。
また来週から、マイペースで野菜作りも頑張ばろう。