【畑の天気】晴れ(最高気温20℃ 最低気温10℃)
10月の最終日曜日の菜園。
久々の秋晴れ、澄んだ青空に食用菊(金唐松)の黄色が映える。
空芯菜もまだ収穫できそうだが、そろそろ見切りを付けて、片付けに入る。
取り残しておいた落花生も全て収穫して、跡畝に耕運機をかけて耕しておく。
収穫した中から大きなものを十数個選んで、来年の種として保存し、
後は茹で落花生として美味しく頂く。
ヤーコンの葉が、まだ旺盛に茂っている。
ヤーコンも霜が降りる頃に収穫となるが、ヤーコンの葉は、カテキンやフラボノイド、クロロゲン酸といったポリフェノール類が多く含まれていて、抗酸化作用を高める働きがあり、糖尿病や動脈硬化の予防、血圧や血糖値を下げるのに有効な野菜として知られているので、霜が降りる前に、余分な葉と茎の若い部分を摘みとり、ヤーコン茶を作ろうと思う。
今日(10月25日)は、旧暦の9月9日、「重陽の節句」にあたる。
この季節は、菊の花が綺麗に咲くことから、「菊の節句」とも呼ばれている。
古来菊は「仙境に咲く霊薬」として重宝され、重陽の節句では、菊の香りを移した「菊酒」を飲んで邪気を払い無病息災や健康長寿を願ったとされ、今も、その風習が日本各地に残っているようだ。
今晩は、それにあやかって、食卓に食用菊を盛り付け、
熱々の日本酒を、菊の花の入った片口に注ぎこみ、菊の香り漂う「菊酒」で一献!
無病息災、健康長寿、コロナ退散を祈念する。