東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

ツユクサのシベはクルリンぱ

2017-09-09 | 季節の花
  ツユクサが盛りを迎えています、
  夏の終わりのころ咲いて
  さらに涼しさを感じさせてくれます。
  そんなツユクサはヘンな花。


  

     可憐の一言に尽きる花だけどこの花には数々の秘密が。
     まずこの花には花弁が3枚あるの知ってました?、
     花の下に小さく白い三角形、これが3枚目の花弁です。




  

     いろいろなシベがありますね、
     一番短い黄色の3つ、これは虫を呼び込むための派手な偽の雄しべです。




  

     少し飛び出した黄色いのは少し花粉を出す雄しべ、
     下の一番長いのが本物の雄しべ、
     その雄しべの間にあるのが雌しべです。




  

     朝咲いて昼過ぎにはしぼんでしまう一日花、。
     そろそろしぼんでいきます、雌しべがクルリンぱ
     しぼむときはこうしてシベをみんな巻き込んでしぼみます。




  

     ニセ雄しべ、少しだけ雄しべ、本物雄しべ、そして雌しべ、
     クルクル巻き初め閉店準備。
     こうして巻き込む過程で自家受粉をすることもあります。

     朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させるので、「露草」との説あり。
     英名では「Dayflower」その日のうちにしぼむ花、そして「Asiatic dayflower」 アジアの一日花と。

     ツユクサの花の汁で布を染めたことから「着き草」とも呼ばれたが、
     それが転じて「月草」の名で歌に詠まれ、日本人に親しまれてきた。

     「月草(つきくさ)の、うつろひやすく思へかも、我が思ふ人の、言(こと)も告げ来ぬ」
     露草のように変わりやすいからでしょうか、私が想っているあの人がなんにも言って来ないのは。
     坂上大嬢が大伴家持に贈った歌の一つ。


                                                  向島百花園
          


     今季初のヒガンバナ

  

     朝からすっきりと晴れて久しぶりに、暑い!
     とは言っても湿度は低くさわやかな暑さ。
     初秋じゃなく晩夏ってとこかな
     気温的には最高気温は29.2℃でした。

     今日は「重陽の節句」、
     古来奇数は陽とされ一けたで一番大きい九が重なる九月九日を
     陽が重なる重陽として祝っていた。
     ま、旧暦の話だからまた旧暦の日にでも改めて。

     そして百花園では彼岸花が咲いていた、
     ちょっと早いような気がするけどいつも今ごろだったかなぁ?。

コメント (2)
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