東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

江戸橋は銀行発祥の地

2017-09-29 | 散歩
  日本橋が商人の街なら
  江戸橋はその後を継いで銀行の街。
  銀行とか証券会社が軒を並べています、
  もちろん明治以降のことだけど江戸の歴史もそこここに。


  

     三菱倉庫沿いに歩いて行くと「兜神社」。
     昔、平将門を祀った鎧神社と源義家の兜を埋めた兜塚があった、
     後年鎧神社と兜塚は一緒になって兜神社に生まれ変わる。
     以来、証券界の守り神として崇められている。




  

     境内には「兜岩」。
     源義家が東征の際に岩に願を懸けて戦勝を祈願したことに由来すると伝えられ、
     兜町という地名はこの兜岩にちなんでつけられたといわれている。




  

     さらにちょっと歩いて「鎧の渡し跡」。
     明治5年に鎧橋が架けられるまで茅場町と小網町を結ぶ渡し船があった、
     八丁堀や北町・南町の奉行所にも近く江戸時代の小説にはよく登場する。




  

     鎧の渡しの横には「東京証券取引所」。
     兜町と言えば東京証券取引所だけど
     株式会社日本取引所グループの子会社だという、よく分からん。




  

     東証の横には「山二証券」。
     明治44年創業、100年以上続く老舗の証券会社、
     昭和11年築のレトロな建物はドラマのロケなどにもよく使われます。
     なお、あの山一證券とは全く関係ありません、、、とのこと。




  

     かつての国立第一銀行。
     壁面にはその沿革がパネルとして表示されています。
     法的には民間銀行で日本勧業銀行、第一勧業銀行を経て現みずほ銀行。




  

     横へ回るとこんなレリーフが、「銀行発祥の地」。
     「この地は明治6年6月11日我が国最初の銀行である
     第一国立銀行が創立されたところであります」とある。




  

     ちょっと新橋寄りに「海運橋親柱」
     江戸時代にはここに楓川があって日本橋川に注いでいた、その橋の一つ。
     江戸時代には幕府御船手頭・向井忠勝の屋敷があったため
     海賊橋と呼ばれていたが明治になって海運橋と改称された。




  

     江戸橋に帰ってきました、三菱倉庫の新橋寄りは「日本橋郵便局」。

     日本の郵便発祥の地、昭和通り沿いには前島密の胸像がある、
     日本の近代郵便制度の創設者の一人で1円切手の肖像で知られる。
     「郵便」や「切手」、「葉書」という名称を定めた、
     その功績から「郵便制度の父」と呼ばれる。


     今日のコースは何もしないで歩いたら10分くらいで歩けます、
     そのなかにたくさんの「発祥の地」がありました。
     日本が大きく生まれ変わったときこの地が大きくかかわったのでしょう。

     次回は日本橋からいつものコースで会社へ、
     何があるのか、何もないのか過度な期待はしないでください。♪

                                           9月21日 兜町あたりを歩く
          

コメント (2)
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