ハナショウブを見ての帰りに途中にあるベルモント公園へ、
もうすっかり夏の様相で花も夏の花が咲きだしました。
それでなくてもこの公園の花は派手なのに、
これでもかと咲く夏の花に、参った。
アメリカデイゴ、日本ではカイコウズ(海紅豆)とも。
南アメリカ原産の花で、マメ科の植物です。
猛禽類の爪みたいなつぼみ、
こんなので襲われたらと思うとちょっと怖いね。
日本には江戸時代の末期に来たようです、鹿児島県の県の木。
寒さに弱いようで関東以南で見ることができるとか。
これも見るからに暑そうなノウゼンカズラ(凌霄花)、
中国原産で平安時代に日本へ来たとか。
「凌霄花」は漢名からで、「凌」は"しのぐ"、
「霄」は"そら"の意味で、つるが木にまといつき
天空を凌ぐほど高く登るところからこの名がつきました。
ちょっと黄色っぽい花もありますね、
もう少しするとアリさんたち虫がいっぱい寄ってきて
写真どころではなくなります。
ビヨウヤナギ(未央柳)も派手な花。
玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて
美しい花と柳に似た葉を持つ木を「未央柳」と呼ぶようになったといわれています。
中国原産で約300年前に日本に来ました、
名前にヤナギとついていますが、ヤナギとは関係なく
葉が柳に似ているところからの名前のようです。
サボテンの花も咲いていました、ウチワサボテンです。
ここの木は大きくなって4,5mの高さに、
ウチワのような葉?も好き放題に育ってかわいさはなくなってしまったけど
花はそれなりにかわいいです、つぼみもいっぱいあります。
淡い黄色の花、
あのサボテンにもこんなかわいい花が咲くんだね。
アメリカ南西部からメキシコが原産で、
日本へも江戸時代の初めには渡来していました。
果実は赤紫色に熟して食べられるそうですよ。
池を覗いてみたら一人ぼっちになってしまったカルガモのヒナが、
ここまで大きくなれば一安心ですね
それでもお母さんは近くで見守っていましたが。
しょうぶ沼公園はちょっと遠くて
朝の出勤と合わせて23kmも走ってしまいました。
人間もさることながら10年前に5,000円で買ったママチャリ
よく頑張っていてくれます、こうなったらどっちが先か、イヤなんでもない・・・。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 6月5日 ベルモント公園