★ 2015年の大学入試センター試験・国語に採用されたのは小池昌代さんの「石を愛でる人」。この作品が収められている「感光生活」(ちくま文庫)で読んでみた。
★ 詩人である「わたし」は地方局のテレビ番組に出演したことがあるという。本人にとっては緊張極まりなかったようだが、彼女をテレビに出演させたのが山形さんというテレビマン(こんな言い方今でもするかな)。その山形さんの趣味が「石」を愛でること。「わたし」は山形さんに誘われて石の展示会に行く。そこでのエピソードが綴られている。
★ 石や人の描き方が絶妙だ。展示会の空気が伝わってくる。最後はこれからの展開を期待させながら終わる。小憎らしいほどのエンディングだ。この先の話が知りたいがために「感光生活」を買ってしまった。
★ 小説と随想の中間のような作品。私小説と随想はどう違うのだろうか。まぁジャンルなどどうでも良いのだが。
★ さて、新聞に日本全国のワクチン接種状況が載っている。1回目を終わった人が全人口の79.1%、2回目まで終わった人が77.6%。3回目はまだ0.2%だ。およそ80%がとりあえず2回のワクチンを受けたことになる。これもパレートの法則か。陰謀説がささやかれるワクチン。8割が死に絶えても残り2割が生き残るって感じかな。
★ 詩人である「わたし」は地方局のテレビ番組に出演したことがあるという。本人にとっては緊張極まりなかったようだが、彼女をテレビに出演させたのが山形さんというテレビマン(こんな言い方今でもするかな)。その山形さんの趣味が「石」を愛でること。「わたし」は山形さんに誘われて石の展示会に行く。そこでのエピソードが綴られている。
★ 石や人の描き方が絶妙だ。展示会の空気が伝わってくる。最後はこれからの展開を期待させながら終わる。小憎らしいほどのエンディングだ。この先の話が知りたいがために「感光生活」を買ってしまった。
★ 小説と随想の中間のような作品。私小説と随想はどう違うのだろうか。まぁジャンルなどどうでも良いのだが。
★ さて、新聞に日本全国のワクチン接種状況が載っている。1回目を終わった人が全人口の79.1%、2回目まで終わった人が77.6%。3回目はまだ0.2%だ。およそ80%がとりあえず2回のワクチンを受けたことになる。これもパレートの法則か。陰謀説がささやかれるワクチン。8割が死に絶えても残り2割が生き残るって感じかな。